まんぷく神楽坂

神楽坂を拠点とするWebライターたぬきが、自信をもっておすすめしたい素敵なお店を特集します。

神楽坂ビストロ【アントレイド】来てよかった!至福ディナー

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー

神楽坂のビストロ「ワイン食堂アントレイド」でディナーをしてきました!

アントレイドは、2013年にオープンしたフレンチビストロ。

産地直送で仕入れた食材や、季節の有機野菜をさまざまな料理で味わえます。

オーガニックワインも主力で、自分好みのワインを選んでもらえるのも嬉しいポイント。

 

私はアントレイドのランチには行ったことがありますが(※現在終了)、今回初めてディナーに伺いました。

ディナー、行って本当に良かったです!

料理はどれも絶品で、忘れられない夕食を満喫できました。

 

値段は決して安くはありませんが、たまのディナーは少し贅沢をして美味しいものが食べたいという美食派の方におすすめです。

 

この記事では、アントレイドへの行き方、ディナーメニュー、価格帯、食べたもの、混雑具合などを詳しくご紹介します。

アントレイドはこんな方におすすめ

・神楽坂で、絶品のフレンチビストロをお腹いっぱい食べたい

・せっかくのディナーは、少し贅沢をして美味しい料理を楽しみたい

・予算は1人1万円ほど

 

アントレイドへの行き方

アントレイドの最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋。

B3出口から70m、徒歩1分足らずで着きます。

飯田橋駅B3出口を出たら、右に進みましょう。紀の善、SEGAを通過。

右手に見える「俺流塩らーめん」の2階に、アントレイドはあります。

神楽坂 ワイン食堂アントレイド ビルの外観

アントレイドのビル外観
アントレイド基本情報
最寄駅 飯田橋駅B3出口
住所 東京都新宿区神楽坂2-11-6 第83東京ビル2F
営業時間 18:00~24:00
定休日 日曜
電話番号 03-6228-1565

 

店内の様子

席数は34席ほどで、カウンター×4席、6名用テーブル×1卓、4名用×3卓、2名用×6卓。

人数に応じてアレンジはできそうです。

神楽坂アントレイド 店内の写真① 窓から木漏れ日の入る店内

早い時間は窓から木漏れ日が入り、開放的

インテリアは茶色や濃赤がベースカラー。シックで大人向けな印象を受けました。

おしゃれなイラストが飾られていたり、テーブルは木目調だったりと、どこか可愛らしい雰囲気もあります。

神楽坂アントレイド 店内写真② 窓の席から見た店内

窓際の席から見た店内

神楽坂アントレイド 店内写真③ おしゃれな掲示物が貼られた店内

おしゃれな掲示物にも注目

フードメニュー

アントレイドのメニューは季節ごとに変わるので、何があるかは行ってからのお楽しみです。

ご参考までに、私が行った時のメニューを記します(2022年5月末)。

おつまみ
サラミ 800円
チーズ 800円
生ハム 1500円
前菜(一律1650円)
マッシュルームとペコリーノ
生ハムサラダ
タスマニアサーモンのマリネ
淡路島の生パスタ
ホワイトアスパラのグリル
生シラスの熱々ガーリックオイルがけ
ホタテのオープンオムレツ
パプリカと真鯛のトマト煮込み詰め
メイン(3800円)
豪産肩ロースステーキ
仔羊ラックのロースト(+1500円)
鴨胸肉のロースト
骨付き鳥もも肉のバターチキン
デザート 価格
やわらかくない派のプリン 900円
ピスタチオのクレームブリュレ 900円
バナナリキュールのサバラン 未記載のため不明
クレイジーボンボン
ヘーゼルナッツのミルフィーユ
サフランアイス

神楽坂アントレイド ディナーメニュー

ディナーメニュー(2022年5月末)

神楽坂ワイン食堂アントレイド デザートメニュー

デザートメニュー

なお、プリフィクスコースは一人3500円で、少しお得になります(ドリンクは別途注文)。

前菜とメインを1つずつ選び、パン食べ放題&焼菓子が付くコースです。

ただし、2名の場合、前菜は合計2つ選べますが、メインは1つのみ選ぶスタイル。つまり、2名で合計3皿になります。

どの料理もボリュームがあるので、かなりの空腹でも、プリフィクスコースで十分満足できるでしょう。

 

ドリンクメニュー

ドリンクでは、オーガニックワインが名物です。

アントレイドには、ワインのメニューリストがありません。

自分好みのワイン(甘め、軽め等)を伝えると、店員さんが選んでくれるシステムです。

メニューリストがないため、ワインの値段を事前に知れないのが少しドキドキしますがw

私が頂いたワインは1200円、1500円でしたので、ワインは1杯1000円台と把握しておくと良いでしょう。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ワイン

可愛いロゴ入りのグラスワイン

ワイン以外のドリンクについては、メニューリストがあります。

生ビール、りんごと栗のサワー、ざくろのサワー、ハイボール(各800円)など。

ノンアルコールでは、ジンジャービア、サイダー、オレンジビネガースカッシュ、コーラ(各900円)など。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ドリンクメニュー

ワイン以外のドリンクメニュー

食べたもの

ここからは、私がアントレイドで食べたものをご紹介します。

値段については、アラカルト注文時の値段を書いています(プリフィクスコースにすると、もう少しお得になります)。

パン

まずはチャージのパンが提供されます。チャージは1人500円で、サービス料も含まれます。

アントレイドでは、毎日焼きあげる自家製パンが名物。

シェフはアントレイドの開店以降、日々パンを焼き続けているので、その美味しさはお墨付きです。

私達が18:00に行ったところ、ちょうど焼きたてでした。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー チャージのパン

パンは強めの焼きあがりで、外側のカリッとした焦げ目が風味豊か。

噛みしめるごとに、モッチモッチとした食感を楽しめます。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー パン

パンのお供には、生クリームや塩で作られたシャンティクリームが添えられます。

アントレイドのシャンティクリームは、塩ベースのシンプルな味わいです。

甘くはないので、パンにたっぷり付けて食べられますよ。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー シャンティクリーム

ふわふわ&トロ~リなシャンティクリーム
生ハムのサラダ

1650円。4人前と言っても過言ではないほど、大皿ですw

たっぷりのレタスに、生ハムがどっさりと乗っています。

生ハムはしっとりした食感です。豚モモの甘みがあり、良い生ハムだと実感。

ここまで良質な生ハムを食べると、外食に来た甲斐があったなぁと感じます。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー 生ハムのサラダ

レタスは新鮮で、シャキシャキしています。このレタスなら毎日食べたいと思いました。

アントレイドでは、契約農家から仕入れた有機野菜を使うため(参考:市ヶ谷経済新聞)、確実に美味しい野菜を食べられます。

さらに、ドレッシングもレベル高し。

洋風の甘酸っぱい味わいですが、ほんのり生姜が入っています。

まるで「タレご飯」を食べるかのように、ドレッシングで野菜がすすみましたw

 

ホタテのオープンオムレツ

1650円。運ばれてきた瞬間、焼きたての良い香り!食べる前から食欲全開にw

オムレツはふっくらと大きく膨らみ、まるでパンケーキのようなビジュアルです。

ふわっふわな部分と、トロトロな部分があり、これぞオムレツの最高峰と言うべき姿。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー ホタテのオープンオムレツ

ホタテがたっぷり入っていて、どこを切ってもホタテが出てきました。

たまごの優しい味わいに、ホタテの出汁が染みていて絶品です。

全体量はビッグサイズです(3人前くらい)。オムレツはまだ2品目でしたが、早くも満腹にw

 

フランス産ホワイトアスパラのグリル

1650円。ホワイトアスパラはジューシーで、まさに野菜ステーキです。フォークとナイフで頂きました。

塩とオリーブオイルのシンプルな味つけで、ホワイトアスパラ自体の甘みを感じます。

私は普段、ここまで大きなアスパラを食べないので、非日常を味わえましたw

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー ホワイトアスパラのグリル

骨付き鳥もも肉のバターチキン

3800円。骨付きの鳥もも肉と、カリフラワー、じゃがいも、にんにく等たっぷりの野菜グリルが入っています。

クリスマスのローストチキンのような、大きい鳥肉が2本+小さめが何個か入っていました。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー 骨付きもも肉のバターチキン

味つけはバターや塩胡椒、粒マスタード、パセリなど。

シンプルかつ繊細な味つけで、鳥肉や野菜のさまざまな旨味を感じられました。

大きめの粒マスタードが、ピリッとした辛さや酸味を出していて、良いアクセント。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー 骨付きもも肉のバターチキン(アップ)

鳥肉はふっくらと柔らかく、お肉が骨からホロリと取れました。

バターの効果か、驚くほどしっとりした食感です。

お肉の旨味が詰まっていて、じっくり丁寧に煮込まれたのが分かります。

超ボリューミーなので、メイン料理は2人1品でちょうど良いと思います(3人でメイン1品でも良いかも)。

 

ピスタチオのクレームブリュレ

900円。私はピスタチオが大好きなので、デザートは「ピスタチオのクレームブリュレ」に即決。

ピスタチオのプリンに、焦がしキャラメルソースが乗っています。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー ピスタチオのクレームブリュレ

ピスタチオのお菓子はよく「濃厚」と表現されますが、これは「濃厚」のレベルを超えていますw

まるでピスタチオのペーストを食べているようで、ピスタチオの強烈な風味やコクを楽しめました。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ピスタチオのクレームブリュレピスタチオ大好きな私は、ピスタチオは濃厚であればあるほど良いと思っています。

そのため、このクレームブリュレは「今まで食べたピスタチオスイーツランキング」余裕の第1位です。

 

やわらかくない派のプリン

900円。やわらかくない派、つまり硬めのプリンです。

想像以上に硬くて驚きましたwスプーンをグーッと下に押して頂きます。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー デザートのプリン

硬いプリンと言っても、いやな硬さではありません!

卵がかなり濃密で、ぎっしりと詰まっています。つまり、素材を超贅沢に使ったプリンなのです。

もっちりとした弾力があり、食べ応え満点のプリンでした。

 

お土産の焼菓子

食後には、お土産の焼菓子を頂きました。

焼菓子は4種類で、レーズン&ナッツのビスコッティ、塩クッキー、抹茶クッキー、チーズクッキー。

帰宅後、アントレイドで過ごした美食ディナーの余韻に浸りながら頂きました。

可愛いパッケージ、素敵なイラスト付きで嬉しい

どのクッキーも美味しくて、あっという間に完食。

特にチーズクッキー(↓写真の真ん中)が、甘じょっぱくて好きでした。

神楽坂ワイン食堂アントレイド ディナー 焼菓子(お土産)

以上、アントレイドのご紹介でした。

 

お会計

お会計は、大人2名で17,210円でした(ドリンク4杯込み)。

今回はプリフィクスコースではなく、アラカルトで注文しました。

結果的にはプリフィクスコースと同じくらいの量になったため、プリフィクスコース+アラカルトという勘定になりました。

絶品料理でお腹いっぱいになり、サービスも良いので、良心的な値段だと思います。

私にとって、客単価8500円はやや高級ですがw、アントレイドならぜひリピートしたいです。

 

混雑具合

予約のうえ、土曜18:00に訪問。20:00までに、他にお客さんは1組でした。

夜遅い時間のほうが混むのかもしれません。

お店のインスタによると、予約で終日満席のこともあるそうです。そのため、少人数でも予約するのが安全と思います。

 

まとめ

アントレイドの料理はどれも絶品です。

たとえばドレッシング一つにしてもハイレベルで、細部にまでシェフの腕前を感じました。

値段だけを見ると、高いと思うかもしれません。しかし、実際に料理を食べるとむしろリーズナブルとさえ思うほど美味でした。ボリュームも十分。

店員さんの感じも良いので、友人や家族と行っても安心です。

 

私がもし「神楽坂でおすすめのビストロは?」と聞かれたら、間違いなくアントレイドを挙げるでしょう。

アントレイドならきっと忘れられない美食体験ができますし、翌日もうっとりした気持ちに浸れますw

もしアントレイドに行くか悩んでいるならば、ぜひ行かれてみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。