神楽坂にオステリアポルコヴィーノがオープンして5ヶ月が経ちました。
私も昼夜何度か行きましたが、リピートする中で感じたことは、コスパ抜群イタリアンの新王者になりそうということです。
オステリアポルコヴィーノは、新橋MI CASAの姉妹店。グループ店で既に人気のトリッパを取り入れるなど、ポルコヴィーノはオープン時から完成度が高い印象があります。
予算はランチ1,000円、ディナーは6,000円ほどでコスパ抜群!なのに料理は上質です。
山形産米澤豚や契約農家から仕入れる朝採れ野菜など食材にこだわった美味を楽しめます。
カジュアルでおしゃれな空間は、デートや飲み会などハツラツと過ごしたい時にぴったりです。
コスパ・美味・素敵空間が揃い、帰り道には「良いお店だったね♪」と会話も盛り上がっちゃう満足度。
この記事では、オステリアポルコヴィーノへの行き方、メニュー、食べたもの(ディナー&ランチ)、混雑具合などを詳しくお伝えします。
オステリアポルコヴィーノはこんな方におすすめ
・神楽坂の新定番になる、コスパ抜群の美味しいイタリアンに行ってみたい
・ブランド豚など、食材にこだわった上質な料理をリーズナブルに楽しみたい
・デートや飲み会にぴったりの、おしゃれでカジュアルなイタリアンを探している
※情報は2023年8月時点の内容です。最新の情報は公式Instagram等をご参照ください。
オステリアポルコヴィーノへの行き方
オステリアポルコヴィーノの最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。B3出口から徒歩4分です。
飯田橋駅B3出口を出たら、まずは右に進みましょう(神楽坂通りを上る)。
神楽坂通りの右手、毘沙門天の向かいにあるビル(煎餅屋の手前のビル)2階にポルコヴィーノがあります。
住所 | 東京都新宿区神楽坂4-2-6 2F |
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営業時間 | 平日:12:00~14:30(LO14:00)、17:00~23:00(LO22:00) |
土:12:00~16:00(LO15:30)、17:00~23:00(LO22:00) | |
日:12:00~16:00(LO15:30)、17:00~22:00(LO21:00) | |
休み | 月曜夜、火曜夜 |
電話番号 | 03-5579-8536 |
店内の様子
テーブル47席分、カウンター11卓の店内は開放感があり、グループ利用にもぴったりです。
オレンジ色のライト、イタリアの写真や絵画が温かい雰囲気を演出し、リラックスできる空間となっています。
毘沙門天が垣間見える窓際テーブルが特等席。
夜の毘沙門天は幻想的で、デートや遠方から来る方をお連れすればきっと喜んでもらえるし、会話のタネにもなりそうです。
メニュー
まずは本領発揮のディナーメニューから見ていきましょう!
ディナーの魅力は、野菜と前菜が豊富なこと、名物の米澤ブランド豚を頂けること。
契約農家から仕入れる朝採れ野菜の料理は、ぜひ一つは頼みたいところです。
前菜メニューには、日本では珍しい牛肉の生ハムやポテトサラダ、カポナータがずらり。
料理名をよく見ると、岩手産あべ鶏や自家製ボイルハムなどの美味しいキーワードが並び、食材にこだわっているのが分かります。
ポルコヴィーノの名物は、山形県のブランド豚「米澤一番育ち」。
米澤一番育ちは山々に囲まれた自然豊かな置賜地方で、山から溶け出すミネラル水、大麦やビタミン豊富な飼料で育った銘柄豚。脂の甘みと柔らかい肉質が特徴です。
レギュラーパスタは3種類と少数ですが、カルボナーラにも地養卵を使うなど期待値高め。
日替わりパスタもあり、この日は渡り蟹のトマトクリームや青唐辛子のペペロンチーノなど5種類がラインアップ。
デザートはティラミス、レモンシャーベット、プリンやジェラートがあります。
ランチメニューも創作的でリーズナブル。お箸で食べるスープパスタ、夏限定のキーマカレーなどを味わえます。
パスタは単品880〜1,400円ほど。サラダやパンはオプション制です。
正直、パンのオプション制が嬉しい!ダブル炭水化物を避けたい日もあるので、本当に必要なものだけを選べるのはありがたいです。
【ディナー編】食べたもの
ディナーでは、着席時からワクワクが止まらない!
お通しは「トリッパと白インゲン豆のローマ風煮込み」で、これがなんと食べ放題。
600円のチャージをもらう代わりに好きなだけどうぞ!という気前良すぎなサービスです。
ぷりんと柔らかいトリッパが、とろみのある穏やかなトマトソースに溶けこんで、白インゲン豆の甘さが良い仕事。
食べ放題のレベルを余裕で超えた美味しさです。
トリッパ食べ放題という魔法の言葉を聞いたら、もう存分に楽しむしかありません。
群馬県産の桐生酵母を使った全粒粉パン&バゲット(税込580円)をオーダーして、小麦のリッチな風味とマリアージュさせても最高です。
ポルコヴィーノに来たら、契約農家から仕入れる朝採れ野菜が欠かせません!
この日は「四葉きゅうりとフレッシュトマト、枝豆のサラダ」を注文(税込650円)。
群馬や茨城で採れる四葉きゅうりは、きゅうり=ほぼ水分というイメージを感じさせない爽やかな風味で旬のトマトと相性ばっちり。
ディルの甘く爽快な香りも漂って、そのピクルス的なアクセントにもヤミツキです。
北イタリア風ポテトサラダ(税込650円)は、そのサッパリ感がまたサプライズ!
赤ワインビネガーの酸味が上品で、マヨネーズは控えめ。ツナの旨みが行き渡り、不思議なくらいあっさり軽く頂けます。
日本の銘柄豚「米澤一番育ち」をイタリアンに落とし込んだポルケッタ(1P1,300円)は、ぜひ食べたい逸品です。
なぜなら、ここの名物は豚肉(ポルコ)だから。
毎日焼かれるポルケッタは、外はこんがりと焼き色がつき、内側の淡いローズピンクがすでに美味しい見た目をしています。
フォークをムギュッと入れると、塊肉の狭間から肉汁が溢れだし、がぶりと大口で食べずにはいられない!
山々の大地で育った「米澤一番育ち」はお肉自体の味が濃く、脂はしっとりと上品な甘み。
柔らかさ・コク・ジューシー感、美味しいの全てがこの1Pに凝縮し、ワインもグイグイ進みます。
驚いたのは、冷めてもしっとりしていること。しばらく置くと冷製ローストポークになり、それもまた二度美味しい。
名物はお肉ですが、お魚料理もきちんとあって抜かりなし。
本日のおすすめから注文したのは「アイナメのサルティンボッカ」(税込980円)。
淡白な白身魚も、生ハム巻きでジューシーに焼かれれば、今まで味わったことのない贅沢味。
バター風味のこっくりしたソースには、きのこ3種の奥深い旨味が溶け出して、いつまでも味わっていたい美味しさです。
他にもさんざん食べて飲んで、一人8,000円くらいかなと思いきや5,500円。予想より遥かに安くて、コスパの良さを実感しました。
【ランチ編】食べたもの
ランチ名物「お箸で食べるスープパスタ」は、ラーメンのようにすすって食べる新感覚のパスタです。
南イタリアの辛いサラミ・ンドゥイヤを使った四川風アラビアータのスープパスタは、辛党さんが喜ぶ刺激味。
玉ねぎたっぷりのラタトゥイユを味わうと、穏やかな気分に一瞬なりますが、すぐにピリリと刺激がきて、汗も湧き出る辛ウマです。
パスタをおしゃれに巻き巻き...ではなく、ラーメンのようにズズッと豪快にすする快感も醍醐味。
麺はフェットチーネのような幅広タイプで、アルデンテ好きも唸るコシが特徴です。
ランチコースでは+200円で「和牛の赤ワイン煮込みラグーソース」が付けられて、これが本当におすすめです。
脂がとろっと柔らかい和牛、深いコクのトマトソースが絡みあい、ランチとは思えない上質の味。
夏限定のキーマカレーパスタ(税込1,100円)は、季節の到来を楽しめる一品。
大豆ミートを使っているので、食欲減退しがちな猛暑でもあっさり美味しく頂けます。
冷製パスタに温かいカレーをかける「ひやあつ」で、温度のコントラストも楽しい。カレーは辛さの少ないタイプで、パスタの小麦感も引き立ちます。
単品ランチに+280円で付けられるサラダも立派です。パスタをガツンと食べる前、お腹にワンクッション入れておきましょう!
ランチコースのミニデザートはミニじゃない、というサプライズも嬉しいです。
ティラミスとチョコケーキはもちろん自家製で、パティスリーさながらの本格的美味しさ。
以上、オステリアポルコヴィーノで頂いたディナー&ランチのご紹介でした。
混雑具合
平日ランチはいつも混んでいますが、席数58と大箱なので行列の心配はなさそうです。
対してディナーは空いている印象ですが、まだ認知されていないからだと思います。
これから人気店になりそうな要素満載なので、予約して行くのがおすすめです。
まとめ
オステリアポルコヴィーノは、神楽坂×コスパ×イタリアンの新王者と言えそうなお店。
ブランド豚や朝採れ野菜など、食材にこだわった美味しい料理を味わえて、価格面を抜きにしてもリピートしたい魅力があります。
名物は米澤豚とおかわり自由のトリッパですが、食べたもの全てが名物だと私は推したい。
広々としたおしゃれカジュアルな空間は、美味しい時間をさらに彩ってくれるでしょう。
これからもっと人気に火がつく要素満載なので、ぜひ行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。