2022年6月20日、汁なし担々麺専門店「タンタンタイガー」が江戸川橋にオープン!早速行ってきました。
タンタンタイガーは2016年、蔵前に1号店をオープン(現在は閉店)した汁なし担々麺の専門店です。
次いで2018年に中野に出店。今回の江戸川橋のオープンで、合計2店になります。
既存店の高評価な口コミを見た私は、かなりの期待を持って伺いましたが、汁なし担々麺は期待以上に美味!
ただ辛いだけではなく、食材の旨味が引き立ちあう非常にハイレベルの汁なし担々麺を楽しめます。
また、赤身肉を使ったり、スープの余分な油脂を除去したりとヘルシー要素も満載なのが嬉しいポイント。
この記事では、タンタンタイガーへの行き方、店内の様子、各種メニュー、実食レビュー、混雑具合などを詳しくご紹介します。
タンタンタイガーはこんな方におすすめ
・旨味と辛さが引き立ちあう、ハイレベルの汁なし担々麺を食べてみたい
・油っこくなく、ヘルシーも追求した美味しい担々麺を楽しみたい
タンタンタイガーへの行き方、基本情報
タンタンタイガーの最寄駅は、東京メトロ有楽町線・江戸川橋。4番出口から徒歩3分で着きます。
神楽坂駅から行く場合は、1a出口から徒歩6分ほどで到着します。
地蔵通り商店街の端、加賀廣の横、海屯の跡地にタンタンタイガーはあります。
外に列があっても、いったんお店に入って食券を買ってから並ぶので注意です。
●タンタンタイガー江戸川橋店の基本情報
住所 | 東京都新宿区水道町2-2 |
---|---|
営業時間 | 11:00~15:00(14:45LO) |
17:00~20:00(19:45LO) | |
定休日 | なし |
メニュー
メニューは「汁なし担々麺」が2種類と、至ってシンプルです。
①汁なし担々麺は麺200g、②汁なし担々麺ライト(旧名:レディース汁なし担々麺)は麺150g+多め野菜+チアシードという内容です。
それぞれの共通具材は、干しえび、豚挽肉、水菜&豆苗、ヤーツァイとなっています。
メニュー | |
汁なし担々麺 (麺200g) |
950円 |
汁なし担々麺ライト (麺150g+野菜多+チアシード) |
950円 |
※テイクアウトは各1050円 |
タンタンタイガーではトッピングが豊富なので、自分好みにカスタマイズできます。
トマトでサッパリ系にしたり、にんにくでガッツリ系にしたりと、さまざまなアレンジを楽しめます。
トッピング | |
にんにく | 20円 |
小ライス | 50円 |
中ライス | 100円 |
パクチー | 100円 |
トマト | 100円 |
ザワークラフト | 100円 |
温泉玉子 | 100円 |
肉増し | 100円 |
大盛り | 150円 |
ドリンクは、ビール(ハイネケン)があります。
仕事終わりに、汁なし担々麺をビールで流し込むのも気持ちよさそうですね。
ドリンク | |
ビール | 400円 |
券売機
券売機の写真を撮ってきました。
私はラーメン屋さんに行く時、必ず券売機(ボタンの位置)を予習してから臨んでいますw
タンタンタイガーのメニューは少数精鋭なので、押し間違いの心配はなさそうです。
券売機の横には、紙エプロンが置いてあります。
店内の様子
席数はカウンターが10席。
店内は黒を基調としたお洒落な雰囲気で、女性でも入りやすいです。
カウンター上段には、箸、お水、グラス、レンゲが置いてあります。
黒いストーンプレートがお洒落ですね。
卓上調味料、アメニティ
卓上調味料は、中国の黒酢・日本のお酢。
また、ヘアゴム・紙エプロン完備も嬉しいポイント(紙エプロンは券売機の横にあります)。
食べたもの
私がタンタンタイガーで食べたものをご紹介します。
※調理工程の説明については、店主の東山様が執筆したMakuakeの記事を参照いたしました。
汁なし担々麺ライト
私が頂いたのは、汁なし担々麺ライト(税込950円)。内容は麺150g、水菜、豆苗、チアシード、干しえび、豚挽肉、ヤーツァイとなっています。
着席後、6分で提供されました。
麺が見えないほどたっぷりの豚挽肉、干しえびが乗っています!
水菜&豆苗は高く盛りつけられ、視覚でも大満足のクオリティです。
具材の下には、赤いラー油と麻辣が浮いています。これは痺れそう!
初訪問の私は、なるべくシンプルに味わいたく、チアシード無しでお願いしました。
チアシードとは、チアという種の一種で、体の老化を防ぐミネラル成分や食物繊維を含むそうです。カロリーは大さじ1杯58kcal。※参考:macaroni
ラー油と麻辣がたっぷり入っていますが、サラサラしていて油っこくありません。
丸鶏入りのスープは、いったん冷まして油分を凝固させ、余分な油脂を全て除去しているそうです。
さらに、豚は赤身肉なのが嬉しいポイント。
赤身なので、お肉そのものの旨味を感じます。
脂肪の重たさがなく、味つけも濃すぎない絶妙な加減で、サッパリと食べられました。
タンタンタイガーでは、辛さ&痺れ(花椒)レベルを5段階から選べます。
私は辛さ&痺れレベル2(下から2番目、お店のスタンダード)を選択。
辛いものが好きな私でも、最初は「辛い!どうしよう!」と焦りましたw
しかし、辛さ以上に旨味がすごい!
一口目は、ラー油&麻辣のパンチある辛味を感じますが、その後、干しえびの香ばしい風味がフワッと広がります。
麺をよく混ぜると、クリーミーな胡麻ペーストがお目見え。
胡麻ペーストにより、マイルドでコクのあるソースに変身し、胡麻の甘みや風味が広がります。
麺は太めで、もちもちと弾力があります。
スープが麺に驚くほど絡むので、きっと特別な麺なのだろうと思いました。
Makuakeの記事によると、麺は松本製麺所のものを使用し、タンタンタイガーのためだけに開発されたそうです。
開発の過程では、なんと100種類もの麺を比較したとのこと。
タンタンタイガーの汁なし担々麺は、完成度が高く、洗練された担々麺。
かつ、ワンパクな食欲を満たしてくれる担々麺でした。
油っこくなく、胸やけもしなかったのでリピート確定です。
今回食べた「汁なし担々麺ライト」は、麺は150g(基本より少なめ)ですが、ボリューミーに感じました。具材が多いからでしょう。
よほど空腹でない時は、麺100gにできるか聞いてみようと思います。
店員さんの感じがとても良いので、人見知りの私でも聞けそうな雰囲気ですw
以上、タンタンタイガーのご紹介でした。
混雑具合
オープン初日の12:50に入店し、前に1名の並び。5分並んで入店しました。
退店時13:15には、8名が並んでいました。
全席カウンターで、提供も速いので、回転はスムーズかと思います。
まとめ
タンタンタイガーの汁なし担々麺はかなりハイレベルで、無我夢中で完食しました。
ただ辛いだけでなく、干しエビや豚肉の旨味、胡麻ペーストのコクなどが掛け合わさり、クセになる美味しさです。
最初は辛さがガツンときますが、胡麻のマイルドな甘みがほんのり顔を出し、最後は旨味が口の中を包んでくれました。
豚の赤身肉や油脂の除去など、ヘルシーな要素もたっぷりなので、油っこくなく、胃もたれも無し。
普段健康を気にする方や、胃の不調が怖い方(まさに私)でも、安心して利用できそうです。
店主の東山氏のブログを拝見すると、まさに料理研究者なのが分かります。
至極の汁なし担々麺の秘密は、東山氏の日々の研究にあるのだなと思いました。
さまざまなレシピが公開されているので、今度、豚挽肉のレシピは真似して作ってみたいと思います。
タンタンタイガーなら、グルメな方の舌をも唸らせるでしょう。
至高の汁なし担々麺を、ぜひ体験してみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。