神楽坂の「山せみ」で蕎麦と天丼ランチをしてきました。
山せみは、神楽坂のメインストリート沿いにある蕎麦屋さん。
路面店であり、神楽坂の真ん中という立ち寄りやすい場所なので、ふらっと気軽に入れて美味しいお蕎麦を食べられるのが魅力です。
日曜営業しているのも嬉しいポイント。
この記事では、私が山せみで食べたものや土日のランチメニューなど、詳しくご紹介していきます。
山せみとは
山せみは、かつて高円寺にあった「白さぎ」が移転する形で、2009年5月にオープンしました。
その後2021年2月、とんかつを新たなウリとしてリニューアル。
リニューアル後は、ヒレかつ、たれかつ、カツカレーなど、若い人のお腹を満たすメニューが取り入れられています。
運営会社はStyLe。同社は餃子のダンダダン酒場や、神楽坂にある枝魯枝魯(ぎろぎろ)などを手掛けています。
山せみのオープンは2009年、Styleの創立はそれより後の2014年ですので、どこかのタイミングでStyleの傘下に入ったのだろうと推測しています。
その他、山せみの詳細については過去の記事をご参照ください。↓
外観
お店はちょうど神楽坂と飯田橋の中間にあります。路面店なので、初めての方でも迷わず行けると思います。
店内の様子
店内はカウンター7席、2名用テーブルが5卓、4名用テーブルが2卓。この他、店の奥には個室があるそうです。
2名用テーブルは隣との間隔が狭くパーテーションも無いので、気になる方はカウンターの端に座るのが良いと思います(カウンターはパーテーションあり)。
ランチメニュー
土日祝は税込1430円のランチセットがあります。平日は税込1100円。
タレカツ丼+蕎麦、ヒレかつ+蕎麦、カツカレー丼+蕎麦、天丼+蕎麦、親子丼+蕎麦があります。
丼は単品でも注文できます。
親子丼単品は税込880円、天丼は税込1320円、ロースカツとひれかつの相盛りは税込1210円。
食べたもの
ここからは、私が山せみのランチで食べた物をご紹介します。
蕎麦と天丼セット
私が食べたのは、蕎麦+天丼セット(税込1430円)。
小鉢(白身魚の唐揚げ)と紅ショウガも付きます。
お蕎麦はしっかりと1人前あります。天丼もあるので、大盛りにしなくても十分な量でした。
山せみのお蕎麦は、のどごしが良いです。十割蕎麦ではないと思いますが、蕎麦の風味を感じました。つゆにつけなくても美味しい^^
天丼は、白身魚、えび、ししとう、なす。
外はサクッと揚がり、中はふんわりしています。
タレはあらかじめかかっていますが、味薄めなので、次はタレ多めで注文しようと思います。
天丼屋さんの甘いタレではなく、そばつゆをベースにしたような上品なタレでした。
なお卓上のソースはとんかつ用であり、天丼のタレではないそうです。
小鉢は白身魚の唐揚げ(南蛮漬け)でした。
しっかりとした味で、ご飯が進みます。小鉢もきちんと美味しいのは嬉しいですね。
天丼セットにしたことで、揚げ物が重なってしまったので、小鉢の内容を聞いてからメニューを選ぶのもアリかなと思います。
秋せみ
山せみでは、季節限定そばも見逃せません。
毎年秋に登場する「秋せみ」は、つけ汁にきのこ5種、秋茄子、鶏つくねが入った、実に魅力的なメニュー。
温かい汁に、冷たい蕎麦をつけていただくスタイルです。
茄子といえば、夏が旬とばかり思っていましたが、9~10月に収穫されるものを秋茄子と言うそうです。
秋茄子はとても柔らかく、格子状の切り目からジュワッとジューシーな茄子汁が溢れ出します。
きのこは5種も入っています(椎茸・しめじ・舞茸・えのき・エリンギ)。きのこ好きにはたまらない、贅沢な風味を堪能しました。
こちらの「秋せみ」は記憶に残る美味しさで、毎年秋になると、秋せみの季節だなと楽しみになります。
2022年時点では、3年連続で登場しているので、来年も頂けそうな気はします。
以上、山せみランチのご紹介でした。
混雑具合
訪問日は10月17日。日曜の開店時刻(11:30)に行き、すでに先客3組。退店11:50までにテーブルは満席。雨天にも関わらず、盛況でした。
まとめ
リニューアル後の山せみに行くのは初めてでしたが、より幅広く使えるお店になったと思います。
とんかつが新たなウリとなり、揚げ物が充実しているので、「今日は揚げ物気分」という時にも使えますね。
「揚げ物をたくさん食べて、〆に蕎麦をすすって満腹になりたい」という願望も叶えられますw
もちろんお蕎麦も美味しいですし、路面店でフラッと気軽に入れるのも魅力の一つです。土日ランチもやっていますので、気になる方はぜひ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
少しでも、みなさんのお店選びのお役に立てれば幸いです。