七厘(しちりん)は、あなたが焼鳥好きならぜひ知ってほしい隠れた名店。
神楽坂の路地裏で、究極に旨い焼鳥とツマミを肩肘張らずに楽しめます。
個人店Loversにはたまらない、渋くてツウな雰囲気も魅力です。
焼鳥はぷりぷりと弾けるような絶妙な火入れで、大きめサイズも嬉しいポイント。
テイクアウトは特にリーズナブルで、かれこれ3年以上リピートしています。
この記事では、七厘への行き方、メニュー、食べたものなどを詳しくお伝えしていきます。
七厘はこんな方におすすめ
・神楽坂の路地裏で、職人技ともいえる絶品の焼鳥とツマミを味わいたい
・個人店ならではの、渋くてツウな雰囲気を楽しみたい
・秀逸に旨い焼鳥を、気軽にテイクアウトしたい
※情報は2023年5月時点の内容です。最新情報はお店のFacebook等をご参照ください。
七厘への行き方
七厘の最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。B3出口から徒歩3分です。
飯田橋駅B3出口を出たら、右に進み(神楽坂通りを上る)、田口屋生花店を過ぎたところで左折。
次の角で右折し(小栗横丁に入る)、そのまま直進すると、左手に七厘があります。
このノスタルジックな佇まいにも心惹かれます。
メニュー
テイクアウトメニューはこちらです。焼鳥はタレor塩を選べます。
内容 | 税込 | |
焼鳥のっけごはん |
●ネギま、ししとうま ●惣菜2種 |
900円 |
焼鳥4種 | ネタを4種選べます 【焼鳥】もも/ネギま/ししとうま/つくね/レバー/ハツ/砂肝 【野菜焼】長ネギ/ししとう/おくら/椎茸 |
1000円 |
焼鳥3種と惣菜3種 |
●もも、ネギま、つくね ●惣菜3種 |
1300円 |
惣菜 | 大山鶏と胡瓜の柚子胡椒あえ、いぶりがっこ等 | 500円 |
テイクアウト注文方法
テイクアウトは店頭か電話(03-5261-8217)で注文します。テイクアウトの時間は夜のみ(18:00以降)。
営業日でも、混雑状況によってはテイクアウトできない日もあります。
今日はテイクアウトする!と決めたら、なるべく早めに電話確認しましょう。
テイクアウト編
私が七厘でテイクアウトしたもの(全メニュー)をご紹介します。
焼鳥3種と惣菜3種
税込1,300円。焼鳥3種のネタは、基本はネギま・つくね・もも。
日によっては他のネタを選べます。この日はネギま・つくね・ハツで作って頂きました!
私が七厘で初めて食べたのが、この「ネギま」。一口目ですっかり七厘のファンになりました。
鶏は存在を訴えるようにぶりん!とした弾力で、噛むたびに肉の旨味がジュワーッ。
長ネギは、強めの焦げが食欲を刺激。鶏も長ネギも、大きめサイズが嬉しい。
つくねは身がギュッとつまって、ゴツゴツとした肉感が空腹にはたまらない!
挽肉の粒の狭間には甘醤油のタレが染み渡り、最高のごちそうです。
焼鳥単体でも絶品ですが、タレも秀逸だから困っちゃう。
タレは焼鳥を引き立たせる絶妙な濃さで、ほんのり甘口。完全にタヌキ好みの味つけです。
七厘ではお惣菜も名物です。
この日は春雨の明太子炒め、キャベツの浅漬け、小松菜とザーサイの和え物。
マスターはツマミと仰るけれど、私にとっては立派なおかず。塩気よりも「手作りの優しい味」が光り、ご飯が程よく進みます。
別日のお惣菜は、菜の花と舞茸とパプリカのサラダ、茄子、キャベツの浅漬け。
どれも名脇役の美味しさで、彩りにも嬉しくなります。
焼鳥4種盛り合せ
税込1,000円。焼鳥4種は好きなネタを選べます。
この日はレバー・つくね・ネギま・ももで作って頂きました。
ももは身がプリプリと、弾けるような柔らかさ。
噛むたびに感じる、活き活きとした肉感がたまりません。
レバーは野生っぽい香りをほんのりまとい、レバ好きとしてはクセになる。
巷では「においが無いのが正義」ですが、鳥を知り尽くすマスターだから、生命力を感じるこの風味を活かしたのでしょう。
一口かじって、鮮やかなピンクが見えた時の嬉しさったらありません。
焼鳥のっけごはん
税込900円。ご飯にネギま・ししとうまを乗せた、仕事後の夜にはたまらん一品。
脇にはお惣菜2種が添えられます。
普通に一人前のボリュームで、空腹なら焼鳥を追加するのもアリです(1本250円~)。
作りたての焼鳥は、身がプリップリで、全身に染み渡る美味しさです。
目をとじて「うんまぁ〜...」とボヤいてしまいました。
タレご飯がまた激ウマ。粒立ちの良いお米には、絶妙な甘さのタレが染み染み。
別日には「焼鳥のっけごはん」に、ネタを1本追加(+250円)。
デフォルトは焼鳥2本ですが、もっと食べたい!という方にはこのオーダーがおすすめ。
この日は焼鳥のネタを選ぶことができ、ネギま・レバー・つくねで作って頂きました。
以上、七厘のテイクアウトのご紹介でした。
テイクアウト待ち時間
待ち時間は、毎回30分くらいです。平日or土日、天気などは特に関係なさそう。
私はいつも18:00(開店時刻)に電話注文し、18:30頃に受け取っています。
電話注文で時間を指定すれば、その時間に焼きたてになるように作ってくださいます。
イートイン編
※2022年12月現在は、ランチ営業は終了しましたが、お店の雰囲気などご参考までに。
緊急事態宣言下のランチでは、「焼鳥のっけごはん」を頂きました。
ネギま・シシトウまが乗った丼と、小鉢3種、汁物が付きます。
この日の小鉢は、キャベツの胡麻和え、ひじき煮、切り干し大根でした。
七厘の焼鳥は、美味しい+大きい。これ、空腹時にはたまらなく嬉しいですよね。
白米も美味しいです。かためでフカフカ。柔らかい焼鳥とよく合います。
以上、七厘で食べたお料理のご紹介でした。
まとめ
神楽坂の七厘は、リピート必至の焼鳥屋さんです。
こんがりした焼加減、プリプリの身で、マスターの熟練技術を感じます。
焼鳥のサイズも大きいので、空腹時には至福のディナーになること間違いなし。
私の中では「焼鳥食べたい=七厘で買おう」と脳内変換されるほど、非常に満足度の高いお店です。
こじんまりとした素敵な雰囲気で、マスターのお人柄も良く、何より美味しいのでリピート必至です。
神楽坂で絶品の焼鳥を気軽にテイクアウトしたい時は、ぜひ行かれてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
七厘の基本情報
住所:東京都新宿区若宮町16-9
営業時間:準備が整い次第~21時閉店(2021年4月現在)
※Facebookを要確認。
電話番号:03-5261-8217