まんぷく神楽坂

神楽坂を拠点とするWebライターたぬきが、自信をもっておすすめしたい素敵なお店を特集します。

神楽坂【すし茶屋吟遊】は、日曜もやってる個人経営のリーズナブルなお寿司屋さん!新鮮なネタと上品な盛り付けに大満足!

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神楽坂矢来町にたたずむ「すし茶屋 吟遊」は、丁寧な職人技が光る美味しい海鮮が魅力のお店。地元民に30年以上愛される、町のお寿司屋さんです。

 

吟遊の名物は本まぐろですが、口にする海鮮はどれも大満足のクオリティ。

どのネタも新鮮でプリプリと弾力があり、上質なお寿司を気軽に食べたい時にぜひおすすめのお店です。

ランチでは1,200円程度の予算で、その美味しさに比べて非常にリーズナブルな価格で楽しめるのが吟遊の魅力。特にピークタイムは曜日を問わず混み合います。

 

そんな大人気の吟遊ですが、スタッフや大将が温かいおもてなしをしてくれて、店内は穏やかな雰囲気が漂います。

一人で初めてのお寿司屋さんに入る時、お店に入るまで少し緊張する方も多いと思いますが、吟遊でならリラックスして美味しいお寿司を味わえますよ。

この記事では、すし茶屋吟遊へのアクセス、ランチメニュー、実食レポートなどを詳しくご紹介します。

すし茶屋吟遊はこんな方におすすめ

・神楽坂の地元民に愛される、町のお寿司屋さんに行ってみたい

・神楽坂で、上質なネタが揃う美味しいお寿司をコスパよく味わいたい

※情報は2023年3月時点。メニューや価格など、最新の内容は公式をご参照ください。

 

すし茶屋吟遊への行き方、営業時間

吟遊の最寄駅は、東京メトロ東西線・神楽坂駅。2番出口(矢来口)より徒歩1分です。

吟遊は神楽坂駅の向かい側にあるため、2番出口を出たらまずは信号を渡っておきましょう。

そのまま右に進むと、程なくして左手に吟遊があります(CENTURY神楽坂というマンションの1階部分)。

路面店という分かりやすい立地と外観なので、初めてでも通り過ぎてしまう心配はなさそうです。

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吟遊の基本情報
住所 東京都新宿区矢来町110
営業時間 昼 11:30~14:00(LO13:40)
夜 17:30~22:30(LO22:00)
定休日 無休
電話番号 050-5868-6422

 

店内の様子

席数は4名用テーブルが4卓(16名分)、カウンターが8席ほど。

2017年のリニューアルを経て、店内は清潔感があり明るい雰囲気。

個人の寿司店というと、渋くて緊張しそうなイメージがありますが、吟遊はリラックスしてカジュアルに頂ける空間です。

吟遊 店内の様子

ランチメニュー

お得なランチメニューは全28種!全てに小鉢2種と味噌汁が付き、酢飯の大盛りは無料です。

メニューは最も安いもので税込1,000円(穴子丼)、高くても1,800円という安心価格。

お昼の名物「昼特にぎり」は10貫で1,200円、海鮮丼やちらし丼も同じ値段です。

神楽坂吟遊 ランチメニュー

食べたもの

ここからは、私が吟遊で食べたランチをご紹介します。

昼特にぎり(1人前)

吟遊ランチに初めて来たなら、まずは昼特にぎりで体験するのもアリ。

1人前は税込1,200円。1,5人前もありますが、後ほどご紹介します。

吟遊自慢の本まぐろ赤身やサーモン、いか、えび等、定番のネタをお得に楽しめます。

ネタは上質そのもの。良い意味で「魚の香り」が絶妙な具合で残り、寿司好きにはたまりません。

シャリはふわっと軽め。普段シャリ小さめで頼む方も、吟遊では普通量で良さそうです。

吟遊 昼特にぎり 990円

海鮮丼(1人前)

税込1,200円。先述の「昼特にぎり」のネタが丼になった一品です。

吟遊では、空腹なら丼がおすすめ!酢飯は基本量が大盛りです。

逆に言えば、空腹レベル:普通なら、ご飯少なめでも良いかもしれません。

ネタはふっくらと厚みがあり、格安ランチを感じさせないクオリティ。

神楽坂 吟遊 ランチ 海鮮丼

昼特にぎり(1.5人前)

税込1,800円。よりグレードアップしたい時は、1.5人前を頼むのもアリ。

ネタは本マグロの赤身、サーモン、えび、穴子、ネギトロ、とびっこ、いか、かんぱち等。

1人前にはない穴子とネギトロが入り、細巻にもトロタクが登場します。

個人的に、吟遊の穴子とネギトロは、神楽坂で三本指に入ると思っています。その点で、1.5人前はぜひ試して頂きたい!

吟遊 昼特にぎり1.5人前

海鮮丼(1.5人前)

税込1,800円。ネタは昼特にぎり1.5人前と同じで、海鮮オールスターズがつまった一品。

それぞれのネタが身を乗り出すように、たっぷり、こんもりと盛られています。

身にハリがあり、この上なくおいしい海鮮を口いっぱいに頬張れる幸せ。

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サーモン・かんぱち丼

税込1,200円。サーモンは綺麗に折りたたまれ、脂の乗りをアピールするように、こんもりと盛りつけられています。

この美しい盛りつけには、食べる前から本当に嬉しくなります。

サーモンもかんぱちも、身が弾けるようにプリッとした食感で、最高に美味しい。

吟遊 サーモン・かんぱち丼(940円)

吟遊では酢飯も魅力。やや硬めのご飯は、コメの形が分かるほど粒立ちが良く、甘酢のバランスも絶妙です。

酢飯には白ゴマ、細かく刻んだガリも散らしてあり、隅々までおもてなしを感じる内容です。

また別日にサーモンかんぱち丼を頼んだところ、この日は仕入れの関係で「サーモンぶり丼」に。

ぶりも旨味がつまり、脂が程よく非常に美味でした。

吟遊 サーモン&ぶり丼(かんぱちの替わり)

炙りトロ・サーモン丼

税込1,200円。本当にこの値段でいいの...!?と思ってしまうほど、トロもサーモンも肉厚。

分厚いサーモンをがぶりと頬張ると、まさに海の幸といえる旨味がジュワッと広がります。

炙りトロは、その香ばしさに負けないほどトロの甘みがあり、脂さえも美味しい。

神楽坂 すし茶屋吟遊 炙りとろサーモン丼

穴子・ねぎとろ・山かけ丼

税込1,100円。メニューと価格改定後、久々の訪問でした(2023年3月)。

界隈トップクラスと私が勝手に思っている、吟遊の穴子とネギトロの両方が入った丼です。

穴子は大切りが1枚、ネギトロはご飯の端から端までたっぷりです。

神楽坂 すし茶屋吟遊 穴子ネギトロ山かけ丼

穴子はふっくらと、でも脂が乗りすぎていないのが特徴的。タレの量はうっすらで、穴子の濃い旨味をダイレクトに味わえます。

ネギトロは赤身が濃く、なんだか「本当に旨い穴子とネギトロ」を体験できたように思います。

このハイクオリティが1,100円とは、信じられないほどリーズナブルです。

神楽坂 すし茶屋吟遊 ランチ 穴子ネギトロ山かけ丼

小鉢いろいろ

吟遊のランチには小鉢2種(日替わり惣菜・冷奴)が付いてきます。

私が今まで食べた惣菜は、マグロの煮付け、茄子の漬物、佃煮、切り干し大根など。

どれも美味しく、今日のお惣菜は何だろう?と毎回楽しみになる内容です。

吟遊 茄子の漬物&豆腐

茄子の煮浸し&冷奴

吟遊 まぐろの煮付け

しっとり柔らかなまぐろ煮

吟遊 切り干し大根&豆腐

切り干し大根&冷奴

お味噌汁も手が込んでいて、今までに海老汁、ぶりのアラ汁、まぐろのアラ汁などが登場しました。こちらもぜひ楽しみに!

以上、吟遊で食べたランチのご紹介でした。

 

混雑具合

平日の11:30~12:30は混みます。13:00頃に行くと、落ち着いています。

土日は常に混雑しており、13:30頃に行った時もほぼ満席でした。

土日にグループで利用する場合は予約がおすすめです。

 

まとめ

吟遊では、抜群に旨い寿司をリーズナブルに、明るい空間でリラックスしながら味わえます。

海鮮のそれぞれがもつ直球的な旨味に、寿司好きなら胸を打たれるでしょう。

素晴らしいのは海鮮だけではありません。

玉子焼きや酢飯、味噌汁など、一つ一つに職人の想いを感じる美味しさで、私は毎回じーんとしてしまいます。

お財布にも優しく、神楽坂では一番リピートしているお寿司屋さんです。

 

神楽坂で最高においしい寿司をリーズナブルに、地域にねざした温かい空間で頂きたい時は、ぜひ行かれてみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。