本日ご紹介するのは、神楽坂の「すし茶屋 吟遊」。
上質な海鮮と美しい盛りつけで、食べる人の心を魅了するお寿司屋さんです。
吟遊ではマグロをウリにしていますが、どのネタも名物といえるほどのクオリティ。
魚介はプリプリと弾力があり、玉子焼きや酢飯にも舌鼓を打つこと間違いなし。
至福のお寿司をリーズナブルに、さらに土日も平日ランチと同価格で頂けるのも嬉しいポイント。
お店は明るく清潔感があり、スタッフの皆さんが温かく、初めてでも緊張する必要はありません。
吟遊なら、一人でもリラックスして絶品のお寿司をじっくりと味わえますよ。
この記事では、吟遊への行き方、メニュー、食べたもの、混雑具合などを詳しくご紹介します。
すし茶屋吟遊はこんな方におすすめ
・抜群に旨い海鮮と美しい盛りつけで、神楽坂民に愛される「町のお寿司屋さん」に行ってみたい
・一人でも入りやすい、カジュアルな雰囲気の寿司店を探している
・予算1,000円台で、秀逸に美味しいお寿司や海鮮丼を食べたい
※情報は2023年3月時点。メニューや価格など、最新の内容は公式をご参照ください。
すし茶屋吟遊への行き方、営業時間
吟遊の最寄駅は、東京メトロ東西線・神楽坂駅。2番出口(矢来口)より徒歩1分です。
吟遊は神楽坂駅の向かい側にあるため、2番出口を出たらまずは信号を渡っておきましょう。
そのまま右に進むと、程なくして左手に吟遊があります(CENTURY神楽坂というマンションの1階部分)。
路面店という分かりやすい立地と外観なので、初めてでも通り過ぎてしまう心配はなさそうです。
住所 | 東京都新宿区矢来町110 |
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営業時間 | 昼 11:30~14:00(LO13:40) |
夜 17:30~22:30(LO22:00) | |
定休日 | 無休 |
電話番号 | 050-5868-6422 |
店内の様子
席数は4名用テーブルが4卓(16名分)、カウンターが8席ほど。
2017年のリニューアルを経て、店内は清潔感があり明るい雰囲気。
個人の寿司店というと、渋くて緊張しそうなイメージがありますが、吟遊はリラックスしてカジュアルに頂ける空間です。
ランチメニュー
お得なランチメニューは全28種!全てに小鉢2種と味噌汁が付き、酢飯の大盛りは無料です。
メニューは最も安いもので税込1,000円(穴子丼)、高くても1,800円という安心価格。
お昼の名物「昼特にぎり」は10貫で1,200円、海鮮丼やちらし丼も同じ値段です。
食べたもの
ここからは、私が吟遊で食べたランチをご紹介します。
昼特にぎり(1人前)
吟遊ランチに初めて来たなら、まずは昼特にぎりで体験するのもアリ。
1人前は税込1,200円。1,5人前もありますが、後ほどご紹介します。
吟遊自慢の本まぐろ赤身やサーモン、いか、えび等、定番のネタをお得に楽しめます。
ネタは上質そのもの。良い意味で「魚の香り」が絶妙な具合で残り、寿司好きにはたまりません。
シャリはふわっと軽め。普段シャリ小さめで頼む方も、吟遊では普通量で良さそうです。
海鮮丼(1人前)
税込1,200円。先述の「昼特にぎり」のネタが丼になった一品です。
吟遊では、空腹なら丼がおすすめ!酢飯は基本量が大盛りです。
逆に言えば、空腹レベル:普通なら、ご飯少なめでも良いかもしれません。
ネタはふっくらと厚みがあり、格安ランチを感じさせないクオリティ。
昼特にぎり(1.5人前)
税込1,800円。よりグレードアップしたい時は、1.5人前を頼むのもアリ。
ネタは本マグロの赤身、サーモン、えび、穴子、ネギトロ、とびっこ、いか、かんぱち等。
1人前にはない穴子とネギトロが入り、細巻にもトロタクが登場します。
個人的に、吟遊の穴子とネギトロは、神楽坂で三本指に入ると思っています。その点で、1.5人前はぜひ試して頂きたい!
海鮮丼(1.5人前)
税込1,800円。ネタは昼特にぎり1.5人前と同じで、海鮮オールスターズがつまった一品。
それぞれのネタが身を乗り出すように、たっぷり、こんもりと盛られています。
身にハリがあり、この上なくおいしい海鮮を口いっぱいに頬張れる幸せ。
サーモン・かんぱち丼
税込1,200円。サーモンは綺麗に折りたたまれ、脂の乗りをアピールするように、こんもりと盛りつけられています。
この美しい盛りつけには、食べる前から本当に嬉しくなります。
サーモンもかんぱちも、身が弾けるようにプリッとした食感で、最高に美味しい。
吟遊では酢飯も魅力。やや硬めのご飯は、コメの形が分かるほど粒立ちが良く、甘酢のバランスも絶妙です。
酢飯には白ゴマ、細かく刻んだガリも散らしてあり、隅々までおもてなしを感じる内容です。
また別日にサーモンかんぱち丼を頼んだところ、この日は仕入れの関係で「サーモンぶり丼」に。
ぶりも旨味がつまり、脂が程よく非常に美味でした。
炙りトロ・サーモン丼
税込1,200円。本当にこの値段でいいの...!?と思ってしまうほど、トロもサーモンも肉厚。
分厚いサーモンをがぶりと頬張ると、まさに海の幸といえる旨味がジュワッと広がります。
炙りトロは、その香ばしさに負けないほどトロの甘みがあり、脂さえも美味しい。
穴子・ねぎとろ・山かけ丼
税込1,100円。メニューと価格改定後、久々の訪問でした(2023年3月)。
界隈トップクラスと私が勝手に思っている、吟遊の穴子とネギトロの両方が入った丼です。
穴子は大切りが1枚、ネギトロはご飯の端から端までたっぷりです。
穴子はふっくらと、でも脂が乗りすぎていないのが特徴的。タレの量はうっすらで、穴子の濃い旨味をダイレクトに味わえます。
ネギトロは赤身が濃く、なんだか「本当に旨い穴子とネギトロ」を体験できたように思います。
このハイクオリティが1,100円とは、信じられないほどリーズナブルです。
小鉢いろいろ
吟遊のランチには小鉢2種(日替わり惣菜・冷奴)が付いてきます。
私が今まで食べた惣菜は、マグロの煮付け、茄子の漬物、佃煮、切り干し大根など。
どれも美味しく、今日のお惣菜は何だろう?と毎回楽しみになる内容です。
お味噌汁も手が込んでいて、今までに海老汁、ぶりのアラ汁、まぐろのアラ汁などが登場しました。こちらもぜひ楽しみに!
以上、吟遊で食べたランチのご紹介でした。
混雑具合
平日の11:30~12:30は混みます。13:00頃に行くと、落ち着いています。
土日は常に混雑しており、13:30頃に行った時もほぼ満席でした。
土日にグループで利用する場合は予約がおすすめです。
まとめ
吟遊では、抜群に旨い寿司をリーズナブルに、明るい空間でリラックスしながら味わえます。
海鮮のそれぞれがもつ直球的な旨味に、寿司好きなら胸を打たれるでしょう。
素晴らしいのは海鮮だけではありません。
玉子焼きや酢飯、味噌汁など、一つ一つに職人の想いを感じる美味しさで、私は毎回じーんとしてしまいます。
お財布にも優しく、神楽坂では一番リピートしているお寿司屋さんです。
神楽坂で最高においしい寿司をリーズナブルに、地域にねざした温かい空間で頂きたい時は、ぜひ行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。