まんぷく神楽坂

神楽坂を拠点とするWebライターたぬきが、おすすめグルメや生活情報を発信します。

神楽坂【Vegetable base】料理人が作る贅沢サラダをテイクアウト!その全容をご紹介

神楽坂Vegetable base TOKYO 

神楽坂にオープンした「Vegetable base」に行ってきました!

Vegetable baseは、サラダを中心に、たっぷりの野菜を食べられるお店です。

オープンは2021年11月24日。運営会社はフードソリューションズインターナショナル。

 

Vegetable baseのポイントは、プロの料理人が調理していること。

私はサラダやサンドイッチ、スープを食べましたが、その全てがハイレベルでした!

サラダには生野菜の他、グリルやキャロットラペなども入っていて、もはやオードブルのように豪華です。

 

この記事では、私が食べたサラダやサンドイッチ、カロリーやグラム数、コスパ検証、他店との違いなどを詳しくご紹介していきます。

Vegetable baseへの行き方

神楽坂のメインストリートを上り、皮製品店の前で左折したところ(地蔵坂)に、Vegetable baseはあります。並びには肉寿司、アルベリーニ。

神楽坂Vegetable base TOKYO 外観

外観

お店に入ると、目の前にレジ&調理カウンター、右手にサンドイッチコーナーがあります。

神楽坂Vegetable base TOKYO

いざ入店

店内の様子

2階のイートインスペースは、なんともオシャレな空間です。

スタイリッシュな空間で、健康的なサラダボウルを頂くと、自ずと意識が高まる気がしますw

席数はカウンター5席、テーブル7卓。

サラダショップですが広々としており、カフェのように寛げる空間となっています。

 

メニュー

サラダは10種類。価格は税込980円~で、全てワンサイズです(SMLなどのサイズ展開は無し)。

店頭メニューよりもUberEatsのメニューのほうが詳しいので、私はいつもUberで予習しています(Uberには、カロリーや食材も詳しく書かれています)。

※下の写真はオープン当初の価格であり、2022年12月は100円ほど上がっています。

神楽坂Vegetable base TOKYO サラダメニュー

サラダメニュー

他にもサンドイッチ、カレーなど、さまざまなメニューがあります。

神楽坂Vegetable base tokyo サンドイッチ、カレーメニュー

レジ袋は10円です。割箸と手拭きは無料。

 

サラダ編

ここからは、私が食べたサラダ、サンドイッチ、スープをご紹介します。

えびとアボカド

税込1380円。453kcal。

えびが5尾、アボカドは1/2個ほど入っています。

卵やひよこ豆、枝豆も入っているので、たんぱく質は十分です。

神楽坂 vegetablebasetokyo えびとアボカドのサラダ

えびとアボカドのサラダ

神楽坂 vegetablebasetokyo えびとアボカドのサラダ

ツヤツヤのえび

野菜は20種類以上も入っているそうです。

レタス、紅芯大根、かぼちゃ、キャロットラペ、きのこ炒め、ごぼう、パプリカ、ブロッコリー、トマト、フライドオニオンなど。

アーモンドやクコの実、キヌアも入っています。

神楽坂Vegetable base TOKYO 海老とアボカドのサラダ

一つ一つの具材が、すばらしく美味しいです。

料理人による調理ということで、シェフの本気を感じました。

生野菜のシャキシャキした食感。グリル野菜の香ばしさ。きのこ炒めの深い香り。

いろいろな味を楽しめて、オードブル、前菜盛合せのように感じました。

神楽坂Vegetable base TOKYO えびとアボカドのサラダ

とにかくボリュームがすごいです。計ったら、425gありました(全量450g-容器25g)。

ミニサラダ的にするなら、実質4食分あります。

下の写真は、直径 15cmのお皿に盛ったものです。これが4皿分とれました。

神楽坂 vegetablebasetokyo えびとアボカドのサラダ

これが4皿分
ハーブチキンと十六穀米

税込1080円。432kcal。

十六穀米が入っているので「炭水化物を控えてるけど、少しだけ食べたい」という時にも良さそうですね。

神楽坂 vegetablebasetokyo ハーブチキンと十六穀サラダ

計量したら、415gでした(全量440g-容器25g)。

神楽坂Vegetable base TOKYO ハーブチキンと十六穀サラダ

ハーブチキンは、驚くほどしっとり柔らか。

鶏むね肉のパサつきや臭いは一切なく、プロの調理を感じました。

神楽坂Vegetable base TOKYO ハーブチキンと十六穀サラダ

グリルバジルサーモン

税込1280円。Vegetable baseでは、サラダの一部を雑穀米に変更できます(無料)。

お米はデフォルトで100gとのことで、130gでお願いしました。その分、サラダの全体量が減りますが、具材は全て入るとのことです。

神楽坂Vegetable base グリルバジルサーモンのサラダ

サーモンは手のひらサイズで、おかずとして満足できる大きさです。

ふっくらしていて美味しい!

サーモンは冷えた状態なので、私はレンジで温めて食べました。サーモンを温かくして食べたい方は、持ち帰り&レンジでチンがおすすめです。

神楽坂Vegetable base グリルバジルサーモンのサラダ

タコスミートのメキシカン

税込1180円。鶏ももの挽肉を、クミン、カルダモン、コリアンダーなどで味つけした、スパイシーなサラダです。

お肉に味がしっかり付いているので、ドレッシングをかけなくても野菜を美味しく食べられます。

神楽坂Vegetable base タコスミートのメキシカン

サンドイッチ編

Vegetable baseでは、サンドイッチも必食の美味しさです。

※2022年冬にサンドイッチがリニューアルし、食パン→ピタパンに変わっています。

ふわとろたまご

税込480円。たまごは、だし醤油の和風テイスト。

私はてっきりマヨネーズ100%の味と思っていたので、これは意外でした。

だし醤油も手作りで、かつお節や昆布が入っているそうです。

神楽坂Vegetable base TOKYO たまごサンド

たまごがたっぷりで、パンから溢れていますw

神楽坂Vegetable base TOKYO たまごサンド

私はたまごサンドが大好きで、いろいろなお店で食べますが、たまごのボリュームは今まで食べた中でもトップクラスでした。

神楽坂Vegetable base TOKYO たまごサンド

●オレンジチキンのサンドイッチ

税込580円。鶏もも肉のフライドチキンが入っています。サックサクでジューシー!

フライドチキンですが、重たくないのが嬉しいです。油切りをしっかりしているか、良い油を使っているのでしょう。

ソースはなんと、オレンジ入りソース。オレンジの酸味が加わり、がっつり系だけども爽やかな一品でした。

神楽坂Vegetable base オレンジチキンのサンド

●ポークジンジャーときんぴらのサンド

税込580円。もう、笑みがこぼれるほど爆盛りですw

驚いたのは、冷たい状態にも関わらず、豚ロースがしっとり柔らか。

豚肉は優しい味つけで、生姜と醤油がほんのりきいている程度。

きんぴらごぼう(根菜)がたっぷり入っているので、かなり咀嚼が必要ですw

神楽坂Vegetablebase ポークジンジャーときんぴらサンドイッチ

●パストラミ風チキンのサンド

税込480円。上記サンドイッチの中では、最もヘルシーでしょう。

鶏胸肉がしっかり保水されていて、どこを食べても柔らかいです。

ソースは至ってシンプルで、粒マスタードのみ。これにより、鶏胸肉の旨味を直に感じました。

神楽坂Vegetablebase パストラミ風チキン

海老アボカドのピタパンサンド

2022年より、サンドイッチがリニューアル!

自家製のピタパンにたっぷりの食材を詰めた、より食べやすいスタイルとなっています。

私が頂いたのは「海老アボカドのピタパンサンド」(880円)。

神楽坂Vegetable base tokyo 海老アボカドのサンドイッチ

リニューアル後のポイントは、なんといっても自家製のピタパン。

店内釜で焼くピタパンは、ナンのようにもちもちとした食感。

小麦の甘みがあり、ピタパンだけでも販売してほしいほど美味しいです。サラダ屋さんなのに、パンでここまでのクオリティを出せるのが見事。

トースターで少しリベイクしたら、よりもっちもっちになりました。

具材は海老・アボカド・ひじき・ブロッコリー。

あっさりと軽いマヨネーズソースで和えられているため、ボリューミーですが重たくありません。

神楽坂Vegetable base tokyo 海老アボカドのピタパンサンド

タコミートのピタパンサンド

780円。スパイシーなタコミートや野菜がたっぷり入った、がっつり系のサンドです。

タコミートとは、挽肉をスパイスで煮込んだおつまみで、アメリカやメキシコでよく食されるそうです。

Vegetable baseのサンドイッチには、スパイシーなコブソースで味つけされたアボカドや人参、枝豆、紫キャベツも爆盛りで、空腹時にはたまらない一品。

神楽坂Vegetable base tokyo

スープ編

Vegetable baseでは、スープも非常にハイレベルです。私はスープだけ買いに行くこともあります。

スープは週替わりで2種類。内容はUberEatsから確認できます。

ミネストローネ

Vegetble baseでは、化学調味料・食品添加物は不使用なのもポイント。

私は普段そういうのは気にしてないのですがw、ミネストローネを食べた時、素材だけでこんなに美味しくなるのか!と大変驚きました。

神楽坂 vegetablebasetokyo ミネストローネなど

いろいろな野菜の旨味が掛け合わさり、とても美味しかったです。

具材たっぷりで、咀嚼回数が多くなりますw

神楽坂Vegetable base TOKYO ミネストローネ

じゃがいもとほうれん草ポタージュ

写真左が、じゃがいもとほうれん草のポタージュです。

濃厚で、もったりしています。クリスマス仕様のアートも嬉しかったです。

神楽坂Vegetable base TOKYO ジャガイモとほうれん草ポタージュ

●大根ポタージュ

週替わりの大根ポタージュを頂きました。こちらも濃厚でトロットロ。

隠し味はなんと、柚子胡椒!ほんのりピリ辛です。

大根の甘さ、柚子胡椒の辛みが掛け合わさり、ヤミツキになる美味しさでした。

神楽坂Vegetable base スープ 大根ポタージュ

●春キャベツのポタージュ

2022年4月のスープ。春キャベツだけかと思いきや、ごぼうの素揚げも乗っていて嬉しくなります。

春キャベツの甘みを味わった後、ごぼうの香ばしさが鼻を突き抜ける瞬間はたまらなく幸せ。

神楽坂Vegetablebase 週替わりスープ 春キャベツのポタージュ

かぼちゃと甘酒のポタージュ

2022年5月のスープ。

フタを開けてびっくり。超濃いオレンジ色!w(もはや茶色?)

そして、かぼちゃの濃厚な甘い匂いが漂います。

食べる前から、これは糖度の高いかぼちゃなのだろうと確信。

神楽坂Vegetablebase かぼちゃと甘酒ポタージュ

かぼちゃの甘さがギュッと詰まっていて、驚くほど濃厚です。

甘酒が入っていることにより、麹が浮いています。麹のプツプツした食感も楽しい。

Vegetablebase かぼちゃと甘酒のポタージュ

今まで食べたかぼちゃポタージュでNo.1
枝豆の冷製ポタージュ

2022年7月に登場。枝豆がぽってりと濃密で、ミルクも濃厚です。

冷製ですが、枝豆の風味をダイレクトに感じられました。

神楽坂 Vegetablebasetokyo  枝豆の冷製ポタージュ

ゆず香るキノコ&とろろのスープ

2023年1月のスープです。具材はしめじ、椎茸、えのき、長ネギ、とろろ、鶏もも肉。

たっぷりのキノコがとろろと絡み、口当たり滑らかなスープとなっています。

キノコの旨味やお出汁をベースにした上品な味で、思わず「蕎麦を入れて食べたい...!」と想像してしまうほど。

最後にフワッと漂うゆずの爽やかな風味が、贅沢な後味を演出してくれました。

神楽坂Vegetable base tokyo ゆず香るキノコ&とろろのスープ

カレー、デザート編

この日はアボカドカレー(税込1180円)に、えび3尾をトッピング(300円)。

アボカドは、通常よりも3か月長く熟成させた特別な品種だそうで、アボカド好きとしては見逃せませんでした...!

具材はサラダボウルとほぼ同じで、キャロットラペ、紫キャベツ、ひじき、きんぴらごぼう、フライドオニオン等。

神楽坂Vegetablebase アボカドカレー

ルーは和風だしがベースで、もちろん無添加。ほのかに甘みがあり、トロトロと優しい食感です。

スパイスが全面的なタイプではなく、野菜自体の美味しさを引き立たせるソースとなっています。

サラダボウルでは一種類ずつ具材を食べますが、(不思議なことに)カレーに絡めると、複数の具材を同時に食べても全く違和感がありません。

まろみのあるカレーが、多種多様な野菜を見事にまとめあげていました。

神楽坂Vegetable base TOKYO アボカドカレー+海老

今回のカレーの主役「キングアボカド」は、通常より3か月長く熟成させた品種です。

極上にクリーミーで美味しく、レジ横の販売コーナーで買って帰りました(280円)w

●キャロットケーキ

税込500円。2023年3月から始まった、待望のスイーツメニューです!

濃い甘さの人参がギュッとつまった、密度高めの生地は贅沢感満載。くるみのゴリゴリと力強い食感もあり、食べ応え満点です。

一口目からシナモンが漂い、シナモン好きの心もくすぐるでしょう。

Vegetablebase 神楽坂 キャロットケーキ

甘みづけには甜菜糖を使用、バターではなく米油を使っているため、ヘルシーなお菓子を求めている時にはドンピシャです。

フロスティングもスッキリ爽やかで、お腹がもたれません。美味しいのに罪悪感はゼロという、待ち望んでいたスイーツでした。

以上、Vegetable baseで食べた料理のご紹介でした。

 

コスパは?普段使いできる?

普段使いできる!コスパも良いと思います。

先述したように、サラダ1個が、食事の一品(ミニサラダ)にするなら実質4食分あるからです。

たとえば、ハーブチキンのサラダで考えると、1080円÷4皿=1皿270円になります。

これなら、コンビニのカップサラダを買うよりずっとコスパが良いと思います。

 

他店との違い

神楽坂には、私のブログでもたびたび登場しているサラダ専門店WithGreenがあります。

おそらく、WithGreenが競合店になるのかなと思います。

WithGreenのサラダは、お肉+生野菜が基本です。魚のサラダはありません。また国産野菜にフォーカスしているため、日本であまり採れない食材(アボカドなど)もありません。

一方、Vegetable baseは魚介サラダが豊富です。

生野菜の他にも、キャロットラペやきのこ炒めなどが入っているので、お惣菜の要素が強いと思います。

WithGreenリピーターの私としては、「WithGreenに無いものがVegetable baseにはある」という印象を受けました。

食べたいものによって、その時々で使い分けたいと思います。

 

留意事項

平日の18時頃に行った際、サンドイッチは完売していました。

店員さんに聞いたところ、ランチタイムに買う人が多いそうです。夜にサンドイッチを食べる予定があるなら、取り置きをお願いするのが良さそう。

 

まとめ

Vegetable base、ハマりましたw

美味しい野菜を食べたい時の第一候補になりそうです。

サラダというよりは、デリ盛り合わせに近いと思います。

一つ一つの具材が美味しく、料理人がきちんと作っていることが分かりました。

ドレッシングも手作りで、レベル高いです。特に「コブ」が、カレー粉のようにスパイシーで美味でした。

 

店員さんも丁寧な対応で良かったです。このサービスや料理のクオリティが維持されるなら、日常使いしたいなと思いました。

 

ここまで贅沢なサラダは、他店ではなかなか見ないと思います。

野菜好きの方、いろいろなデリを少しずつ楽しみたい方、料理人が作る本気サラダを食べてみたい方は、ぜひ行かれてみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

基本情報

住所:東京都新宿区神楽坂5-32-3

営業時間:11時~21時

定休日:月曜

電話番号:03-5946-8998

イートイン:20席