まんぷく神楽坂

神楽坂を拠点とするWebライターたぬきが、おすすめグルメや生活情報を発信します。

神楽坂のオーガニックカフェ【グリーンルーム東京】リピートしたい美味ランチ!

神楽坂GREENROOM Tokyo

日々外食をしていると、「今日のランチはヘルシーにしたい。でもきちんと美味しいものがいい」という日もありますよね。

そんな時におすすめしたいのが、神楽坂の「GREENROOM Tokyo」。

 

GREENROOMでは、オーガニック野菜にこだわった、目にも美しいヘルシー料理を楽しめます。

鶏むね肉の料理やビーガン、小麦粉も砂糖も使わないグルテンフリーのお菓子が魅力。

 

GREENROOMの料理はどれも、店主さんのセンスが光る手作りの丁寧な味わい。

ダイエッターに嬉しい料理多数ですが、ヘルシー目的でなくても大満足の美味しさです。

 

この記事では、GREENROOMへの行き方、店内の様子、メニュー、食べたもの等を詳しくご紹介します。

GREENROOMはこんな方におすすめ

・オーガニックと手作りにこだわった、彩り美しい絶品ヘルシー料理を食べてみたい

・今日はヘルシーなご飯を食べたい、でもちゃんと美味しいものがいい

・神楽坂~江戸川橋で、広くて居心地の良いカフェを探している

 

GREENROOMへの行き方、基本情報

GREENROOMは、江戸川橋と神楽坂の中間にある「テンビリオンポイント」というボードゲームカフェで間借り営業しています。

最寄は神楽坂駅で、矢来口から徒歩4分。江戸川橋(1b出口)からは徒歩6分です。

神楽坂駅から行く場合は、矢来口を出たら右に進み、牛込天神町の交差点を右折。

すると、車の行き交う大通り(江戸川橋通り)に出ます。

大通りを進み、リンガーハット、文房具店を通過すると、左手にGREENROOMがあります。

1階はイタリアンのピアッティカステリーナで、GREENROOMは2階にあります。

神楽坂グリーンルーム東京 外観

GREENROOM外観

隠れ家好きにはたまらない、ひっそりとした階段を上ります。

最初は少し緊張しますが、店主さんが温かく迎えてくださいます。

神楽坂グリーンルーム東京 行き方 入り口

階段を上ります

神楽坂グリーンルーム東京 行き方 入り口

●GREENROOM Tokyo基本情報

住所 東京都新宿区天神町68-3橋本ビル2階
営業時間 Instagramで要確認
定休日 月曜+不定休
電話番号 050-3700-4090

 

店内の様子

入店時の第一印象は、広い!開放的!

席数は30席ほどで、4名がけテーブルが5卓ほど、2名がけテーブルもあります。

ここまで広いカフェは、神楽坂ではトップクラスではないでしょうか。

神楽坂グリーンルーム東京 店内

店内にはボードゲームがずらり。ゲームをやらない私には、目新しい空間でワクワクしました。

大きな窓で日当たりが良く、ウッド調のインテリアで穏やかな空間。

ゲームをやらない方でも「居心地の良いカフェ」として過ごせますよ。

神楽坂グリーンルーム東京 店内

メニュー

※メニュー写真は執筆当時です。2023年4月現在、価格は若干上がっています。

食事系はガパオ・キーマカレーがあり、鶏むね肉or大豆(テンペ)から選べます。

不定期で、デリプレートや鮭弁当が登場することも。グリーンカレーは予約制です。

神楽坂グリーンルーム東京 ガパオメニュー

GREENROOMに来たら、お土産に絶対買いたいのが焼菓子。

小麦粉も砂糖も使わない、グルテンフリーのマフィンやクッキー、キャロットケーキがあります。

その日何があるかは流動的なので、Twitterを要確認。目当てのお菓子があるなら、問い合わせると安心です。

GREENROOMは、もともと八百屋さんでした。そのため野菜にもこだわりあり。

無(減)農薬野菜を使った濃厚スムージーは、ギュッと濃密。

砂糖やはちみつを使わず、野菜と果物本来の甘さだけで作った、罪悪感のないスムージーです。

神楽坂グリーンルーム東京 スムージー メニュー

食べたもの

ここからは、私が今まで食べたものをご紹介します。

鶏むね肉のガパオライス

税込750円。ご飯はグラム指定できるとのことで、150gで注文。

パクチーなしでお願いしたところ、代わりにバジルを乗せてくださいました。

注文して10分後、運ばれてきました!

神楽坂グリーンルーム東京 ガパオライス

一般的なガパオは、鶏もも肉や豚を使うことが多いですが、GREENROOMでは低脂肪の鶏むね肉を使用。

鶏むねといえばパサつきがちですが、驚くほどふわふわ・しっとりした食感です。

神楽坂グリーンルーム東京 ガパオライス

GREENROOMの料理は、味つけ控えめ。なのに旨味が全面的に出ているのが特徴です。

パプリカはジュワッと焼けて、野菜そのものの甘さを感じられました。

ガパオは醤油やナンプラーが主張しすぎない優しい味で、スルスルと胃に入っていきます。

油分も控えめで、胃がもたれず安心。食後はお腹いっぱいでも体は重たくなく、軽々と歩けて気持ち良い。

神楽坂グリーンルーム東京 ガパオライス

辛さの刺激が欲しい時は、辛味噌トッピングがおすすめです(+50円)。

優しい味のガパオに、キリッとしたアクセントを加えてくれます。

神楽坂GREENROOM Tokyo 鶏胸肉のガパオライス

大豆ミートのガパオライス

UberEatsで、ビーガンメニュ「大豆ミートのガパオライス」を注文しました。

店内価格は800円、Uberでは1680円ですが、Uberで定期配信される1200円引クーポンを使ったのでお得に頂けました。

神楽坂GREENROOM Tokyo 大豆ミートのガパオ

大豆ミートとは、水分や油を絞った大豆を乾燥させ、お肉のような食感を味わえる加工食品。

近年、お肉を食べないベジタリアンやビーガンの方にも注目され、市販品として出回るほどメジャーになっています。

神楽坂GREENROOM Tokyo 大豆ミートのガパオ

GREENROOMの大豆ミートは、豆腐のようにスルスルとなめらかな食感です。

大豆なので低カロリー、夜に食べても太らない安心感があります。

調味料には、タイのハーブ、にんにく、醤油、豆板醤、甜面醤を使用。

味つけはピリ辛ですが、決して濃くなく、同店のコンセプト「胃腸に優しいこと」を感じます。

神楽坂GREENROOM Tokyo 大豆ミートのガパオ

さらに注目したいのが、代替卵

卵を食べないビーガンの方でも楽しめる、店主さんオリジナルの「フェイク卵」です。

米粉と豆乳で作った白身は、モチモチとした食感で、おやきのような満足感があります。

黄身の正体は、人参とタピオカ。人参の優しい甘さがあり、普通の卵より良いかもと感じるほど美味でした。

神楽坂GREENROOM Tokyo 大豆ミートのガパオ

 

グリーンカレー

グリーンカレーは予約制(税込800円)。

たっぷりの野菜をあしらった、美しすぎるグリーンカレー。こんなにも彩り豊かなカレーは初めてで、感激してしまいました。

神楽坂 GREENROOM グリーンカレー

ご飯には、ズッキーニ、茄子、パプリカ、紫キャベツのマリネ、バジルがオン。

サクッとした素揚げ野菜からは、食材の甘みがジュワッと溢れだし、満足感この上ない。

神楽坂グリーンルームトウキョウ グリーンカレー

野菜の甘みがギュッと詰まったグリーンカレーは、後からピリピリと辛さがやってきて、クセになる味わいです。

もはや鍋のように野菜がたっぷり入っているのが嬉しい。

タケノコや人参は、柔らかすぎない絶妙な歯応えで、調理のこだわりを感じます。

神楽坂グリーンルームトウキョウ グリーンカレー

メイン食材は「テンペ」を選択(またはチキン)。

テンペとは、インドネシアの大豆発酵食品。納豆のような臭さはなく、食べやすい代替肉として近年人気だそうです。

テンペの素揚げはカリッとジューシーで、大豆の風味が豊か。

日頃の食事に取り入れたいと思うほど美味でした。

キーマカレー

2022年冬から、通常メニューに「キーマカレー」が登場!サラダセットは税込1,500円です。

キーマカレーは豚肉orテンペ(大豆食品)から選ぶことができ、豚肉をチョイス。

胃に負担をかけない絶妙なスパイス加減で、スルスルと口に入っていきます。

GREENROOMでランチするなら、サラダセットはぜひおすすめです。

無農薬の国産レタスやフルーツをたっぷり使ったサラダは、目にも美しいお洒落なビジュアル。

レタスにはふっくらとハリがあり、かなりシャキシャキしているのが印象的でした。

さらに苺やシャインマスカット、パイナップルも入っており、カレーの口直しとしても活躍。

ビーガンのデリプレート

もち米とデザート付き、税込1,500円。

デリは毎日あるわけではなく、お弁当の予約が入った時に提供可能。食べたい方はTwitterかInstagramで予約しましょう。

デリプレートはスイーツのように彩り美しく、ビーガンという枠をこえた絶品。

神楽坂GREENROOM ビーガンのデリプレート

ふわっふわぁのファラフェルに、紫芋とサマートリュフのサラダ、もののすけカブのグリル等。

豆腐はくず餅のようにモッチリ食感で、これも店主さんの手作り(くず粉をブレンド)というから驚きです。

神楽坂グリーンルーム ビーガンのデリプレート

オーガニックハーブ&フルーツサラダ

この日はUberEatsで利用しました。先述のオシャレサラダをたっぷりと堪能できます。

Uberには「Lサイズ」と記載がありますが、1,680円と良心価格なので「やや多い」くらいを想像していました。

実際には、ピザくらいの箱サイズで到着w

パーティー用と言える、圧巻のボリュームです。

食材は無農薬レタスやバジル、紫キャベツ、紅芯大根など。

さらにフルーツの柿やキウイ、食用花もあしらわれ、どの部分を食べても贅沢です。

お肉や卵などは入っていないため、「サラダなのに結局カロリーが高い...」ということもなく、軽々と頂けます。

 

アボカドのスムージー

GREENROOM Tokyoでは、砂糖・はちみつ不使用のスムージーも名物です。

今回はアボカドケールクリームのスムージーを注文しました(Mサイズ750円)。

成分はアボカド、ケール、バナナ、りんご。

砂糖・はちみつ不使用でも、フルーツや野菜の自然な甘みがあり、お腹も心も満たしてくれるスムージーです。

神楽坂グリーンルーム東京 スムージー アボカドケールクリーム

別名「森のバター」とも言われるアボカドやバナナの効果で、クリーミーで濃厚な味わいが際立ちます。

さらに、トップに乗っているナッツによって、コリコリとした食感とのコントラストを楽しめます。

神楽坂グリーンルーム東京 スムージー アボカドケールクリーム

一滴残さず飲みたい美味しさ

 

アップルシナモンのマフィン

GREENROOM Tokyoのマフィンは、砂糖を一切使わず、米粉で作っているのが特徴です。

米粉とは、お米を細かく砕いてパウダー状にしたもので、お菓子に使うともっちりとした食感を楽しめます。

今回はイートインで、アップルシナモンのマフィンを注文しました(450円)。

マフィンにはホイップクリームやブルーベリー、すももが添えられ、目にも嬉しい華やかなプレートです。

神楽坂GREENROOMTokyo アップルシナモンのマフィン

マフィンはホカホカに温められた状態なのが嬉しいです。

フォークを入れるとホロッと割れるほど柔らかく、繊細な生地。

そしてこのモッチリした食感は、米粉ならではでしょう。

表面にはクランブル(砕いたクッキーのようなもの)が乗っていて、ザクザクとした食感が楽しい。

神楽坂GREENROOM Tokyo アップルシナモンのマフィン アップ

甘く煮詰められたリンゴが、ゴロゴロと贅沢に入っています。

砂糖を使っていないのに自然な甘さがあり、スイーツ食べたい欲がしっかりと満たされました。

神楽坂GREENROOMTokyo アップルシナモンのマフィン

さすがオーガニックカフェで、ホイップクリームも軽いタイプです。

放っておくと、自然に溶けていくほどあっさりしています。おそらくクリームにも砂糖は入っていないか、本当に微量なのだと思います。

油がきつい年頃の私でも、一滴残さずクリームを完食。

コーヒーはKEYUCAのマグカップで提供され、他店ではなかなか見ない提供スタイルにも心躍ります。

コーヒーもきちんとした美味しさで、たっぷりの量があり、これが400円は安いと思いました。

神楽坂GREENROOMTokyo アップルシナモンのマフィンとコーヒー

また別日では、マフィンとアイスクリームの盛り合せを作って頂きました。

通常メニューにはありませんが、空腹を超えた私が「まずはマフィンを食べて、足りなかったらアイスも注文するかも」と伝えたところ、店主さんが盛り合せを作ってくださいました。

このビジュアルと美味しさ、もう本当に忘れられません。

ブルーベリーと甘酒のマフィン

テイクアウトでブルーベリーと甘酒のマフィンを購入しました(税込350円)。

こちらも砂糖不使用、米粉でできています。

神楽坂グリーンルーム東京 ブルーベリーと甘酒のマフィン

GREENROOMのマフィンはもっちり感だけでなく、フワフワした食感もあるので、普段米粉スイーツを食べない方でも満足できるでしょう。

神楽坂グリーンルーム東京 ブルーベリーと甘酒のマフィン

砂糖不使用ですが、たっぷりのブルーベリーと甘酒の効果で、優しい甘さを感じました。

神楽坂グリーンルーム東京 ブルーベリーと甘酒のマフィン

抹茶マフィン

500円。驚くほど抹茶が濃厚!甘さは控えめなので、抹茶の渋みが好きな方にはもってこいの一品です。

濃い緑色の正体は、抹茶だけでなく大麦若葉パウダーというもの。

さらに緑色のソースは「モラセス」という、ぶどうだけで作られる糖蜜だそうです(砂糖は不使用)。

GREENROOMに行くと普段食べない食材を味わえるので、毎回新たな発見があります。

神楽坂グリーンルームトウキョウ 抹茶マフィン

パイナップルケーキ

パイナップルケーキは、通常にはない特別スイーツで、主に催事で登場します。

原材料表示によると、食材は米粉、アーモンドプードル、ココナッツオイルなどを使用し、甘みづけはメイプルシロップのみ。

小麦粉やバター、添加物などは一切入っていません。

神楽坂GREENROOMTokyo パイナップルケーキ

サクサクとホロホロが共存した生地、パイナップルの甘みが凝縮した「あん」は、本当に何個でも食べられるほど絶品です。

ヘルシーな食材で、ここまでヤミツキになるスイーツが存在することに衝撃を受けました。

神楽坂GREENROOMTokyo パイナップルケーキ 断面

キャロットケーキ

税込450円。キャロットケーキも、通常にはない特別メニューです。

この日は人参だけでなく、スムージーに使われる野菜やココナッツも入ったスペシャル仕様。

食材同士が織りなす濃い甘み、手作りの優しい味。さらに米粉ならではの満足感は、GREENROOMでしか味わえない逸品でした。

驚いたのが、クリームが豆乳で出来ていること。豆乳クリームを味わってみると、たしかに豆腐のような風味があり、しかしスイーツとして見事に成立していました。

GREENROOMTokyo 神楽坂 キャロットケーキ

アイスクリームとグラノーラ

税込550円。通常はアイスクリームが2スクープですが、この日は1スクープ+さつまいもと栗のペーストを乗せて頂きました。

グラノーラがゴロゴロとたっぷりで、かなり満足感があります。

GREENROOMの食事メニューにはガパオやカレーがあるので、デザートとしてもぴったりです。

以上、GREENROOM Tokyoのご紹介でした。

 

混雑具合

晴れの平日11時50分頃に行き、先客ゼロ。

退店12時20分までに後客1名(私と同じく、カフェのみ利用の女性)。

 

まとめ

GREENROOM Tokyoでは、オーガニックの美味しい料理を楽しめます。

油や味つけ控えめ、砂糖を使わなくても、料理はここまで旨味が出るのかと驚きました。

 

日々外食していると、どうしても「今日はヘルシーにしたい」という日があると思います。

そんな時にはGREENROOM Tokyoはぴったりですし、ダイエット中の方でもここなら安心して食事できるでしょう。

 

何より料理が美味しく、空間も素敵なので、私は日常使いしたいです。

店主さんのお人柄も素敵で、また行きたいなと思いました。

 

またGREENROOM Tokyoは、かつて世田谷区上野毛で営業していた人気のデリカテッセンです。

GREENROOM Tokyoの店主様に話を伺ったところ、母体のボードゲームカフェ「テンビリオン」には、もともとは軽食しかなかったそうです。

きちんとした食事を提供したいと考えたボードゲームカフェの店主から、当時世田谷で営業していたGREENROOM Tokyoに声がかかったそう。

 

素敵なカフェが神楽坂にオープンしてくれて嬉しく思います。

気になる方は行かれてみてください。最後までお読み頂き、ありがとうございました。