まんぷく神楽坂

神楽坂を拠点とするWebライターたぬきが、自信をもっておすすめしたい素敵なお店を特集します。

神楽坂のイタリアン【アズーリ】ディナーに行ってきた!信じられない神コスパ!

神楽坂のイタリアン【アズーリ】のディナーに行ってきた

神楽坂のイタリアン「アズーリ」でディナーをしてきました!

アズーリといえば、ランチのコスパが良いことで有名です。

豪快なパスタを安価で食べられるので、平日でも満席になるほど大人気のお店です。

 

私は、アズーリ=ランチのコスパが最高!とばかり思っていましたが、ディナーの料理も抜群に美味しく、言うことなしの大満足でした。

アズーリはディナーでこそ本領発揮と言っても、過言ではないでしょう。

また、クオリティや量に対する価格の安さは、神楽坂でトップクラスだと思います。

「同店のランチには何度も行った」という方にも、ぜひディナーを体験して頂きたいです。

 

この記事では、アズーリのディナーメニュー、今まで食べたもの、混雑具合、ランチとの比較など、詳しくお伝えします。

この記事はこんな方におすすめ

・神楽坂トップクラスのコスパを誇る、絶品のイタリアンディナーを楽しみたい
・アズーリのディナーメニューや雰囲気を知りたい
・神楽坂で、気のおけない仲間と楽しめる、カジュアルなイタリアンを探している

 

店内の様子

席数は60と、神楽坂のイタリアンでは随一の広さを誇ります。

私のおすすめはカウンター席です。

テーブル席は結構賑わうので(特に満席時は会話が聞こえにくいことも)、カウンターのほうが話しやすい気がします。

また、カウンターには仕切り板があるため、ソーシャルディスタンス的にも安心です。

神楽坂 アズーリ ディナー 店内の様子

カウンター席からは、シェフの調理ライブを拝見できます。

頼んだ料理が、目の前で丁寧に作られる過程を見られるのは楽しいです。特にデートなら、それだけで盛り上がること間違いなし。

神楽坂 アズーリ ディナー 店内の様子

お店の奥には、半個室が2部屋あります。利用料はかかりません。

家族4人で訪問時に半個室を利用し、プライベート感のある空間で、快適に過ごせました。

半個室は2部屋ありますが、隣とは壁で仕切られています。扉はカーテンで、半開きになっているため店員さんも呼びやすいです。

神楽坂 アズーリ 個室

 

ディナーメニュー

※本日のおすすめは撮影当日の内容、レギュラーメニューは2022年12月時点の内容です。

アズーリの特徴は、なんといってもメニューが豊富なこと!

この日は冷たい前菜だけでも19種類あり、440円から頼めるものもありました。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー

冷たい前菜 2022年1月の季節メニュー

温かい前菜は770円~。ボリュームがすごいので、ほぼ「メイン」と考えて良いですw

この日は白子ムニエル、アジの香草パン粉焼き、トリッパのトマト煮などがありました。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー

温かい前菜 2022年1月の季節メニュー

神楽坂アズーリ ディナーメニュー

前菜のレギュラーメニュー

パスタは14種類、990円~1540円。

麺もさまざまで、リングイネ、手打ちパスタ、リガトーニなどがあります。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー

パスタ 2022年1月の季節メニュー

アズーリ ディナーメニュー

パスタ、肉料理のレギュラーメニュー

魚料理は、好きなお魚を好きな調理法で作ってもらえるメニューがありました。

魚&肉料理 2022年1月

デザートも魅力的です。この日のおすすめメニューでは、洋梨のコンポート、苺のムース、りんごのタルトが登場。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー

アズーリ ディナーのデザート

デザートのレギュラーメニュー

 

食べたもの

ここからは、私が今まで食べたものを一挙ご紹介します。

カポナータ

税込440円。2022年1月に訪問し、当日おすすめメニューから注文しました。

野菜は茄子、玉葱、ズッキーニなどで、こんもりと盛りつけられています。

カポナータに限らず、アズーリの野菜は一つ一つが大きめサイズなのが特徴です。

野菜を噛むたびに、ジュワッとジューシーな食べ応えを感じます。

トマトソースが濃厚で、思わずパンを追加注文してしまいました。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー カポナータ

牛ハツのハーブマリネ

税込550円。2022年1月の当日おすすめメニューです。

牛ハツとはホルモンの一種(心臓)ですが、臭みは全くありません。

一枚あたりがビッグサイズですが、ハーブのさっぱりとした味つけで、軽々と頂けました。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー 牛ハツのハーブマリネ

自家製フォカッチャ

税込110円(1個)。他店の通常サイズの2個分くらいありそうなビッグサイズです。

肝心のお味は、パン屋さんを始めればいいのに...と思うほど、素晴らしい仕上がりでした。

小麦の密度が高く、風味がすごい!皮まで香ばしくて、思わず鼻が膨らみます。

もっちり、ふっくらした食感のフォカッチャは、本当に何個でも食べられそう。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー 自家製フォカッチャ

ランチのフォカッチャも良いのですが、ディナー版のほうがよりハイレベルに感じます。

昼夜で小麦の配合などを変えているのかな?とも思いました。

ディナーでは、そのつど焼きたてを提供(リベイク)してくれるのも嬉しい。

別日のフォカッチャはハーブがたっぷりで、この日はお土産(持ち帰り)でも購入したほど美味しかったです。

 

ゼッポリーネ

大きいのが7~8個入りで、税込550円。ちなみにハーフサイズは6個入り330円です。

ゼッポリーネとは、ピザ生地に青海苔を混ぜて揚げたもの。

アズーリのゼッポリーネは生地がモッチモチで、噛むたびに青海苔の深い風味、小麦の甘さも感じられます。

私はゼッポリーネが大好きで、訪問先の店にあれば必ず頼みますが、今まで食べたゼッポリーネで一番美味しかったです。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー ゼッポリーネ

 

ブルーチーズとジャガイモのグラタン

税込880円。濃厚なブルーチーズソースに、こんがり焼けたポテトが絡んだアツアツのグラタンです。

上からはたっぷりのチーズが掛けられ、チーズ好き大歓喜の一品。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー ブルーチーズとじゃがいものグラタン

芳醇なブルーチーズソースにはじゃが芋の甘さが溶けこみ、手が止まらない美味しさ。

この甘塩っぱいソースをパンに付けたり、ゼッポリーネに浸したりと、いろいろな楽しみ方ができました。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー ブルーチーズとじゃが芋のグラタン

 

ホタルイカとズッキーニ、オレンジのマリネ

税込770円。2022年5月の、当日おすすめメニューから注文しました。

イカ×みかんの組み合せに創作性を感じます。

このコンビは初めて食べましたが、意外にも合う!

みかんの果汁が溶け出したマリネソースはほのかに甘酸っぱく、夏を感じる爽やかな一品。

神楽坂アズーリ ディナー ホタルイカとズッキーニ、オレンジのマリネ

生ハムとパルメジャーノチーズのサラダ

税込1320円。2022年5月、当時のレギュラーメニューから注文(現在はレギュラーメニューから消えています)。

シャキシャキのレタスだけでなく、生ハムまでしっとり柔らか。

ぽってり濃厚なバルサミコソースと、たっぷりのパルメジャーノで、食材の美味しさが何倍にも引き立ちます。

神楽坂アズーリ ディナー 生ハムのグリーンサラダ

アズーリサラダ

税込990円。レギュラーメニューからの注文です。

サラダにしては高めと思うかもしれませんが、確実にお腹を満たしてくれるほど、たっぷりの野菜が入っています。

日替わりのデリが毎回入るようで、この日はオムレツ、さつまいもの甘露煮も入っていました。

別日にはカポナータが入っていたこともあり、前菜盛り合せのような雰囲気があります。

アズーリサラダ 神楽坂ディナー

アズーリサラダはハーフサイズも可能です(税込660円)。

但しハーフサイズの場合は、オムレツなどのデリは入らないようです。

この日は野菜が潤沢にあったようで、白瓜、パプリカ、紅芯大根、蓮根、かぼちゃ、ズッキーニなど、数えきれないほど野菜がお目見え。

ローストポーク・すももジャム添え

税込880円。2022年8月のおすすめメニューで、季節ならではの「すもも」を取り入れた一品。

メニューブックには「前菜」として書かれていましたが、もはやメイン級のボリュームです。

すももジャムは濃厚でとても甘い。肉に合わせるには甘すぎるかなと思ったので、パンに塗って美味しく頂きましたw

ローストポークはふんわりとした仕上がりで、フォークが進みます。

神楽坂アズーリ ローストポーク

白桃と水牛モッツァレラのカプレーゼ

税込1100円。2022年8月、当日のおすすめメニューから注文しました。

白桃、水牛モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、胡桃、バジルを散らした初夏の一品。

タワー状にそびえ立つ姿は、圧巻のビジュアル。

桃は完熟で甘く、チーズやオリーブオイルとのバランスが抜群です。

神楽坂アズーリ ディナー 白桃モッツァレラ

ブリのカルパッチョ

税込1,100円。大きなブリが10枚もイン。スーパーの刺身より絶対的に分厚く、これで1,100円はかなりお得感あり。

ズッキーニや玉ねぎとの相乗効果で、サッパリとした味わいに仕上がっています。

カルパッチョソースの味つけは控えめで、ブリそのものの味が生きていました。

神楽坂アズーリ ぶりのカルパッチョ

鴨モモ肉とじゃがいもの白ワイン煮

税込1,870円。鴨モモ肉はホロッホロに柔らかく、まさにレストランクオリティ。

ソースは白ワインベースの優しい味つけで、鴨の旨味を存分に楽しめました。

トマトのほんのりとした甘さもあり、このソースをたっぷりとパンに浸したくなります。

鴨もも肉とじゃが芋の白ワイン煮込み

シマチョウのピリ辛トマト煮込み

税込990円。シマチョウとはホルモンの一種で、部位としては牛の大腸にあたります。

シマチョウは臭みが一切なく、丁寧な処理が想像できます。

食感はまるで白子のようにトロトロと柔らかく、普段なかなか味わえないシマチョウを体験できて大満足。

結構な辛さがあり、思わずパンが進みました。

神楽坂アズーリ ディナー シマチョウのピリ辛トマト煮込み

くたくたブロッコリーとツブ貝

税込880円。2022年11月のおすすめメニューから注文。

くたくたに煮込んだブロッコリーはしっとり柔らかく、ツブ貝との馴染みもGood!

貝のコリコリ食感とのコントラストを楽しめます。

まろやかなオイルソースと適量のニンニクが絡み、ペペロンチーノのようなヤミツキになる味。

神楽坂アズーリ ディナー くたくたブロッコリーとツブ貝

白レバーのパテとトースト

レギュラーメニューからの注文です。お会計では税込550円でしたが、メニューには440円と書かれていたため、価格の正誤は分かりません。

白レバーのパテは、一見ラズベリーアイスと間違えるほどツヤツヤに綺麗なピンク色。

脂身のあるこってりとした味わいで、滑らかな舌触りが特徴です。カリカリに焼かれたトーストとの相性抜群。

神楽坂アズーリ ディナー 白レバーのパテとトースト

ペペロンチーノ

税込990円。レギュラーメニューからの注文。

2人で行ったところ、こちらからお願いせずとも、2つに分けて提供してくださいました。

※写真は1名分(シェア後)。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー ペペロンチーノ

肉や野菜の入らないシンプルなペペロンチーノですが、悶絶級に美味!

コシを感じるアルデンテのパスタに、香ばしくソテーされたニンニクが絡み、さらに唐辛子の辛さで食欲は全開に。

カウンターから厨房を見たところ、シェフはニンニクを揚げて、いったんおろして...といった調理で、とても丁寧に作られていました。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー ペペロンチーノ

あさりと自家製カラスミのボンゴレ

税込1320円。2022年8月、当日のおすすめメニューから注文しました。

パスタはおそらく100gくらいだと思います。

この時は一人飲みだったので、ちょうど良いボリュームでした。

自家製カラスミが入っているため、塩辛さを懸念していましたが、ちょうど良い塩分です。

カラスミの塩気がアクセントになり、あさりの優しい旨味を引き立たせています。

オイルソースは綺麗に乳化し、ややクリーミー。パスタによく絡む絡む!

たっぷり魚介のペスカトーラ

税込1760円。2022年5月、当日のおすすめメニューから注文。

魚介は殻付きのエビやイカ、ほたて、あさりなど、盛沢山の内容です。

コクの深い濃厚なトマトソースに、魚介の出汁がギュッと詰まっています。

神楽坂アズーリ dinner ペスカトーラ

シンプルな桜えびのオイルソース

税込1,540円。2022年11月、当日のおすすめメニューから注文しました。

パスタは「トンナレッリ」という太麺で、しかも手打ち!こだわりを感じます。

オイルソースには桜えびの磯の香り、トマトの甘酢っぱさが溶け出し、オイルソースだけでも飲み干したくなるほど絶品でした。

私はトンナレッリという麺を初めて頂きましたが、ゴワゴワとした独特の食感が面白かったです。

一般的な乾麺よりも太めで、まぜそばのような食べ応えあり。

アズーリ 神楽坂 ディナー シンプルな桜えびのオイルソース

5時間煮込んだボロネーゼ

税込1,430円。レギュラーメニューからの注文です。

お肉の量がすさまじく、パスタを食べ終わってもなお挽肉が残りますw

〆に食べるというよりは、メインとして頂くほうが良いかもしれません。

ボロネーゼはデミグラスソースのように深い味わいで、赤ワインとの相性抜群。

神楽坂アズーリ ディナー ボロネーゼ

ティラミス

税込660円。レギュラーメニューからの注文。

アズーリでは料理だけでなく、デザートも容赦ないボリュームです。

こちらのティラミスは、スープボウルのような深い器にたっぷりと入っていました。

2人でシェアしても若干多いくらいのボリュームで、ティラミス好きとしては大満足。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー ティラミス

ティラミス

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー ティラミス

素晴らしいボリューム

ふんわり食感のマスカルポーネは、舌の上でトロトロと溶けていきます。

土台にはココア生地のスポンジが敷かれ、食べ応え満点。

ボリュームはありますが、口の中に甘さが残らないスッキリとした味わいで、ペロリと完食。

神楽坂 アズーリ ディナーメニュー ティラミス

苺のセミフレッド・ミルフィーユ仕立て

税込660円。2022年5月、当日おすすめメニューから注文。

パンを食べた時と同様、スイーツ専門店を始めればいいのに...と切実に願ったほど、美味しくて悶絶しました。

パリッパリのパイ生地に、こっくりとしたカスタードクリームや苺が何層にも重なり、さらにバニラジェラートまで入っています。

これで660円は破格です。満足度はその倍。

以上、アズーリディナーのご紹介でした。

 

お会計

アズーリでは、安心して(値段を気にしすぎず)頼んで大丈夫です。

我が家では、特に値段は気にせず注文しても一人5000円以下で収まります。

※もちろん、高いもの(と言っても2000円程)をたくさん頼めば金額も上がります。

初回では、お腹がはちきれるほど食べたので、絶対1万円超えたと思いましたが、衝撃の税込7260円でしたw(大人2名、ドリンク4杯)

一人飲みの時は、軽く食べて2420円。

お会計の留意点は特にありませんが、強いて言うならチャージ代が550円かかります。

また、店員さんはかなりお忙しいので、クーポン等を使った場合は、反映されているかレシートで確認したほうが良いです。

 

混雑具合

平日土日問わず、ディナーは予約が確実です。

土日でも予約なしで入れたり、平日でも満席だったりと、混雑具合が読めないからです。

私は大抵18:00(開店時刻)に行きますが、19:00には賑わってきます。

 

ランチとの比較

ランチリピーターの私としては、総合的にみて、ランチよりディナーのほうが満足度高めです。

ランチはメニューが限られますし、一定の注文が入ってからまとめて調理しています。

それに対して、ディナーは料理が豊富ですし、一品一品をより丁寧に作ってくださり、味わい深い内容となっています。

店員さんのサービスもきめ細やかで、時にはシェフ自らが接客してくださることもあります。

 

一人飲みできる?

できる!アズーリで一人飲みはハードル高いかと思いきや、意外に大丈夫でした。

(もともと、私が一人でどこでも行きやすい性分だからかもしれませんが)

一人で祝前日に予約なしで行った際は、19:30までならOKとのことで入店。

幸いにも18:00~18:45はカウンターは私のみ、落ち着いて夕食を楽しめました。

 

ランチ、テイクアウト編はこちら

ランチ、テイクアウト編については2020年9月19日公開の記事をご参照ください。

www.tanuki-gourmet.com

 

まとめ

アズーリの本領発揮を体感するなら、ディナーがおすすめ。

ランチも素晴らしいですが、ディナーはそれを上回るので、満足度は計り知れません。

毎回伝票を見て「ウソでしょ⁉」と言いたくなるほど、コスパが素晴らしいです。

 

神楽坂でイタリアンをお探しの方はもちろん、アズーリのランチリピーターの方にも、ぜひディナーを体験して頂きたいですw

 

美味しくて、ボリューム満点で、サービス良し。活気があり、そこに居るだけで楽しいお店です。

まだアズーリに行ったことがない方も、ぜひ行かれてみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。