文京区水道にあるLumetoは、国産小麦をメインに旬の食材を生かしたパンとお菓子のお店。
パンやお菓子を通じて、日本の食材がもつ美味しさや旬の恵みを味わえます。
たとえば北海道産小麦100%の食パンや、茨城産のブランド卵である奥久慈卵のサンドイッチ、旬のフルーツを使ったお菓子などがあります。
これら国産小麦や旬の食材を生かしたパンやお菓子は、とびきりの美味しさ！
ラインナップやビジュアルも魅力的で、商品の一つ一つに個性が光ります。
そんな魅力たっぷりのパンとお菓子を作りあげるのは女性シェフ。
過去にはリーガルロイヤルホテル東京でパティシエを務め、またスイーツコンクールでも受賞したキャリアの持ち主です。
2021年、当時ベーカリーがあまりなかった文京区水道にてLumetoをオープン。開店後は口コミで評判が広がり、今は地域の人気店になっています。
美味しいパンやお菓子が注目を集め、特にあんバターパンは雑誌『エル・グルメ』2022年5月号の表紙を飾りました。
人気の広がりを見せるLumetoは、江戸川橋・神楽坂から徒歩圏にあり、界隈のスイーツ好きならぜひ行くべきお店。
国産や旬の食材を生かした絶品のパンとお菓子で、もっとワクワクする朝やスイーツタイムを過ごしませんか？
この記事では、Lumetoへの行き方、商品のラインナップ、食べたもの等を詳しくご紹介します。
Lumetoはこんな方におすすめ
・国産や旬ならではの豊かな味と、シェフの技術が合わさった絶品のパンとお菓子を食べてみたい
・神楽坂から徒歩で行ける、地域に根ざした個人店のブーランジェリーに行ってみたい
※情報は2023年8月時点の内容です。今後、価格やメニューは変わる可能性があります。最新の情報はお店のInstagram等をご参照ください。
Lumetoへの行き方
Lumetoの最寄駅は、東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅。4番出口から徒歩8分です。
江戸川橋駅4番出口を出たら右に向かい、小桜橋南の信号を渡って左へ向かいましょう（神田川を越える）。
すると小桜商店街という通りに入るので、そのまま直進。喫茶店やカレー店などを越えた先、右手にLumetoがあります。
神楽坂方面から行く場合は、白銀町や新小川町などを経由し、神田川方面へ向かいましょう。
神田川の手前に来たら、どこかで信号を渡ります。一番分かりやすいのは、小桜橋南の信号を渡って行くルートです。
小桜橋南の信号を渡ると小桜商店街に入るので、そのまま直進すると右手にLumetoがあります。
| 住所 | 東京都文京区水道1-5-10 Raffine1F |
|---|---|
| 営業時間 | 水〜土：11:00～19:00 |
| 日：11:00～18:00 | |
| 定休日 | 月火＋不定休 |
| 電話番号 | 03-5844-6816 |
※商品によっては曜日限定品もあるので、目当ての品がある時はお店のInstagramで販売日を要チェック。
メニュー
Lumetoを一言で表すと、パンとスイーツの宝庫！
店内に国産小麦や食材を使ったパンがずらりと並ぶ光景は、まさにパン好きの天国。
たとえば食パンは北海道産小麦を100%使用、しかも6枚入りで400円台とリーズナブル。
他にも国産ライ麦のカンパーニュや天然酵母のバゲット、定番系の惣菜パンもあり、子どもから大人まで楽しめるラインナップが揃います。
店内を見渡して感じたのは、自家製や〇〇県産とPOPに書かれた商品が多いこと！読んでいるだけで、食材へのこだわりが伝わってきます。
国産食材の自家製コンフィチュールもいろいろあり、この日は群馬県産の完熟梅、国産いちじくのコンフィチュールなどが並んでいました。
焼菓子もたくさんの種類があり、ここはお菓子屋さん⁉︎とワクワクしてしまいます。
コーヒーのお供を彩るドーナッツやスコーン、袋にぱんぱんに詰まったクッキーも魅力的です。
Lumetoの素晴らしいところは、生菓子も充実していること！
ベーカリーなのに、プリンやケーキなど生菓子も充実しているのは珍しいですよね。
ショーケースには奥久慈卵のプリンやシュークリーム、季節のフルーツショートケーキ、鹿児島産の素焚糖（すだきとう）を使ったロールケーキなどが並び、食後のデザートにも活躍間違いなし。
もちろん、サンドイッチも食材にこだわっているので必見です。サンドイッチはケースになくてもお声がけすれば作ってもらえる事もあります。
メニューは時期変わりですが、店頭の黒板ボードでもメニューチェックできます。
食べたもの
ここからは、私がLumetoで買ったパンやお菓子をご紹介します。
ソフトサラミとパプリカマリネサンド
税込658円。ソフトフランス系のパンに、千駄木腰塚のソフトサラミ、パプリカのマリネ、ハーブクリームチーズなどをサンドした一品です。
まず一口目。パンは小麦の旨味がすごい！
表面のカリッとした口当たり、中のソフトでモチッとした食感は、一口目から至福の時間に連れていってくれます。
噛むたびに小麦の高い香り、深い旨味がジワジワと広がって、すぐにファンになる美味しさ。
パンに負けず、具材のこだわりや一体感も、もはや料理と言える完成形。
昭和24年創業の食肉専門店・千駄木腰塚のソフトサラミは、柔らかく甘みのある味わいが特徴。
そこにパプリカマリネの穏やかな酸味、ハーブクリームチーズの爽快感が加わって、全体のコンビネーションが抜群です。
この絶品を、手のひらいっぱいの大きめサイズでがぶっ！と頬張る幸せを体感して頂きたい。
奥久慈卵のプリン
税込356円。奥久慈卵（おくくじたまご）は茨城県の久慈川、天然の鮎が泳ぐほどの自然豊かな地で、100%天然のエサを食べて育った鶏卵。
そんな奥久慈卵を使ったプリンを一口食べると、卵の濃厚な美味しさ、クリーミーなコクがすぐに広がります。
卵は黄身感が強くギュッと濃密なのに、口当たりはトロッとなめらかです。
その裏でバニラビーンズの甘くフレッシュな香りがふわっとやってきて、まさに優勝的な食後のデザート。
またトップの生クリームを溶かしながら頂けば、ミルク感が加わって、違う贅沢を味わえます。
こちら奥久慈卵のプリンは、平日夕方に行った際ラスト1個でした。プリン好きの方はお早めに！
シナモンロール
税込367円。こんもりと膨らんだビジュアルは、見ているだけでよだれが出そうです。
シナモンロールはブリオッシュのパンに、スリランカ産有機シナモン、カルダモンを混ぜた一品。
有機シナモンとカルダモンのWパンチは、初めて味わう方も多いのではないでしょうか。
有機シナモンとカルダモンの香り高さ、強い風味は高貴な気分に浸らせてくれます。
しかも中まで贅沢に入っていて、シナモンだけでも最高！ですが、パンも美味しくて困っちゃう。
黄色が美しいブリオッシュパンは、バターの風味がリッチでふわふわな食感。まるでケーキのように、フォークで切れちゃう柔らかさ。
シナモンの掛かっている部分やパンだけの部分、どこをかじっても、その香り高さとリッチな味に唸ってしまう一品でした。
パイナップル＆ココナッツのマフィン
税込432円。ココナッツ入りのマフィン生地に、パイナップルの自家製コンポートを合わせた一品。トロピカルで爽やかな甘さを、中にたっぷり入ったクリームチーズの塩気が引き立てます。期間中は水・土・日の販売です。
驚いたのは、マフィン生地そのものの美味しさ！
マフィンは小麦のピュアな甘さが光り、しっとりほくほくとした食感に心が和みます。
口の水分がもっていかれないリッチな味ですが、バターが重たくないのはシェフの技。
握り拳ほどの大きさがあるのに、ペロリと頂けるその軽さもリピートしたいポイントです。
クロケットショコラ
税込637円。ココア生地に皮付きアーモンドをまぶしたクッキーです。
一口目はサクッと、やがてしっとりとした口溶けに。それと共に、ココアの濃い風味とアーモンドの香ばしさがふわぁっと鼻の中に広がります。
このココアが実にリッチな味で、最初チョコレートを練り込んでいるのかと思ったほど。しかし裏の成分表をみて、チョコなしココアだけということに驚きました。
贅沢な味が重なるサクサクしっとりクッキーは、普段の何気ないおやつタイムを華やかに彩ってくれました。16枚入りというサイズ感も、ギフトにすればきっと大切な友人も喜んでくれるでしょう。
以上、Lumetoで買ったパン、お菓子のご紹介でした。
まとめ
国産小麦や旬の食材を生かしたLumetoのパン＆お菓子はどれも、幸せの時間に連れていってくれました。
食べるたびにお気に入りの品が増えていく、小麦好きにはたまらないお店です。
Lumetoのパンとお菓子は、国産小麦の豊かな甘さ × 旬の食材がもつ風味に、シェフの腕前やセンスが光ります。
たとえばサンドイッチは、パンだけでなく具材の選定にもこだわっているうえ、ボリューミーなのに調和のとれた一体感があったり。
季節のフルーツを使ったマフィンには、フィリングがサプライズのようにたっぷり詰まっていたり。
また食べたくなって、お店に再訪して見渡すと、500Wで◯分温めなどと丁寧な説明POPがありました。
お店を訪れるたび、口にするたび、シェフのパンやお菓子への愛が感じられます。
「国産小麦と旬の食材」と聞くだけで、すでに美味しそうなイメージが湧きますが、Lumetoのパンとお菓子はきっと予想以上の幸せを運んでくれるでしょう。
神楽坂や飯田橋からも徒歩で行ける場所にあるので、ぜひ行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
