本多横丁を抜けた先、え!ここに!?という場所に、食好きなら重宝したい居酒屋があります。
酒庵きん助では、王道の和食を中心に、中華やスパイス系まで、バラエティ豊かな料理がずらり。
一つ一つが美味しいから、「これが食べたい」「あれもいいな!」と悩む時間も楽しいお店。
ランチでは、予算1,200円でボリューミーに頂けるので、サラリーマンやOLで大人気。
午後も頑張るエネルギーがふつふつと沸いて、何度もリピートしたい美味しさです。
また北京の中医薬大学で学び、国際中医薬膳師の免許をもつ、マスターのご経歴も要チェック!
この記事では、きん助への行き方、メニュー、食べたものなどを詳しくご紹介します。
きん助はこんな方におすすめ
・神楽坂で、メニュー充実のおいしい和食居酒屋を探している
・ランチ予算は1,200円
きん助への行き方、基本情報
きん助の最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。B4bまたはC1出口から徒歩4分です。
神楽坂下(飯田橋駅B3出口)から行く場合は、神楽坂通りを上り、肉まんの五〇番総本店の手前で右折。すると本多横丁という路地に入ります。
本多横丁を進み、左手に見えるホテルゆたかの先、イサミビルの2階にきん助はあります。
住所 | 東京都新宿区津久戸町3-20 イサミビル2F |
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営業時間 | 昼(平日のみ)11:30~14:00 |
夜 17:00~23:00(LO22:00) | |
定休日 | 日曜、祝日 |
電話番号 | 03-5228-1731 |
店内の様子
きん助はワンフロアぶち抜き!なので、とても広いです。
カウンターが8席、2名用テーブルは5卓ほど。加えて、以前あった座敷はテーブル席に改装。
一つの個室に14名まで入るので、会社の偉い人が入る飲み会にもぴったりですね。
ランチタイムでは、お水はセルフサービス。窓際のドリンクコーナーで、自分で取りましょう。
ランチメニュー
ランチ定食は8種で、ほとんどが税込1,200円。
アジフライ、塩麹の鶏唐揚げ、刺身、とんかつ、薬膳カレーなどがあります。
時期によっては、いろいろな惣菜を盛り合せたワンプレートも登場します。
私がおすすめしたいのは、日替わりメニュー!
日替わりなのに、毎日出してる?と思うほど、安定感のある美味しさです。
この日はおろしハンバーグ。他にもサバ味噌や麻婆茄子など、空腹に嬉しいメニューが毎日迎えてくれますよ。
ディナーはさらに多彩です。
旬の刺身やネギオムレツ、にんにく焼き飯などはTHE和食居酒屋。と思いきや、四川料理やカレーもあり、レパートリーの多さに驚きます。
食べたもの
私が今まで食べたものをご紹介します。
豚の生姜焼き
初訪問では、日替わりの「豚生姜焼き定食」を頂きました(税込1,000円)。
生姜焼きに豚汁、揚げなすミョウガ、しらすおろし、漬物まで付いてきます。
ふっくら炊きのお米は、新潟産コシヒカリ。
豚バラの生姜焼きは、お皿を覆うほどたっぷり!
食べきれるか...?という心配は無用です。
豚の旨味、醤油が目立ちすぎない優しい味つけで、どんどん食べられちゃいます。
脂身はカリッと焼け、ぷるんと柔らかくジューシー。肉の食感を余すことなく楽しめます。
揚げ茄子ミョウガは、副菜と呼ぶには勿体ない、単品で頼みたくなるほどの美味しさ。
素揚げの茄子は、一口目はこんがりサクッ。
茄子のジュワッとしたみずみずしさ、ミョウガの爽快感に、あぁ夏が来たと感じます。
おかずだけでも充実ですが、さらに豚汁付きが嬉しいポイント。
豚と玉ねぎの甘さが溶けだし、油分もしつこくなく、ホッと和む味。
ワンプレート
きん助で「ワンプレート」に出合えたらラッキーです。ゲリラ的に登場します。
この時のワンプレートは、薬膳カレー・肉じゃが・唐揚げ・アジフライ・カツオフライ・しらすおろし(税込1,200円)。
みんな大好きなお惣菜を、全部同時に食べられるなんて...マスター、ツボ押さえすぎです。
きん助は和食居酒屋ですが、名物が薬膳カレーって面白いですよね。
それもそのはず、マスターは北京の中医薬大学を卒業し、国際中医薬膳師という凄い方。
カレーは小麦粉・化学調味料不使用で、とってもヘルシー!
スパイシーなだけでなく、ひらめ&鯛の魚介スープで奥深い味わいです。塩麹につけた鶏肉は、ふっくら柔らか。
まさに、和風とスパイスの良いとこどり。
薬膳カレーの付け合わせは、なんと肉じゃが。
豚やごぼう、ニンジンも柔らかくてホックホク。
醤油と砂糖の甘辛が全体に染みわたり、思わず白飯に手が伸びてしまいます。
フライ3種は、鶏の唐揚げ、あじ、カツオ。
カツオフライは、カレー粉で味つけされているのが面白いですよね。
鶏の唐揚げ
ワンプレートの「鶏の唐揚げ」が美味しくて、思わず追加注文しちゃいました(300円/2個)。
鶏ももはジューシーで、衣が分厚くサックサク。まさに理想の唐揚げです。
刻み玉ねぎの甘酢ダレも、たまらない美味しさ。これ1つで食欲全開です!
おろしハンバーグ
日替わり「おろしハンバーグ定食」は、税込1,200円。
きん助の日替わりは、毎日出して!とおねだりしたくなる、安定・抜群の美味しさ。
さらに白菜&ちくわの旨煮、きくらげの玉子炒め、豚汁まで付き、心躍るボリューム。
おろしハンバーグはとってもジューシー。箸で簡単に切れるほど、ふわふわ柔らか。
ほのかに甘いポン酢ソースで、もう1個食べられそうなほど食欲が沸いてきます。
コシヒカリの白飯にバウンドし、肉の旨味と一緒に頬張る瞬間は本当に幸せ。
大根おろしも嬉しい量で、脂っこさを感じずに、さっぱりと頂けます。
副菜は2品とも、メイン料理として頂きたいほどの美味しさ。
まずは「きくらげの玉子炒め」。
玉子にはみりんの上品な甘さが染み、ふんわりと優しい食感です。
きくらげは大きめでコリコリと、食べ応えがあって嬉しい。玉子と綺麗にまとまり、シンプルな料理だからこそ大将の腕前を感じます。
副菜2つめは「白菜と油揚げ、ちくわの旨煮」。
中華ベースだけども優しい塩味。白菜の甘さ、トロみが引き立ち、ご飯が程よく進みます。
マスターが中華料理店を開いたら、きっと流行るだろうなぁ…と思わずにいられない!
以上、酒庵きん助で頂いたランチのご紹介でした。
まとめ
酒庵きん助は、食好きにはたまらないメニューの豊富さと、抜群の美味しさが魅力。
メイン料理だけでなく、副菜など一つ一つにマスターの腕前を感じます。
私の中では、安定と信頼のきん助。
また、和食屋なのに薬膳カレーが名物だったり、枠にとらわれない路線も個人的に好きです。
神楽坂で、ボリューム満点のおいしい和食ランチが食べたい時は、きん助で決まりです。
ランチは平日限定なので、界隈にお勤めの方はぜひ行かれてみてください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。