まんぷく神楽坂

神楽坂を拠点とするWebライターたぬきが、自信をもっておすすめしたい素敵なお店を特集します。

神楽坂で年越しそば!【山せみ】は家族でのんびり過ごせる蕎麦屋さん

神楽坂山せみ

明日は大晦日。みなさんは年越しそばを召し上がりますか?

神楽坂はそば激戦区ですので、お店選びに悩んでいる方も多いかと思います。

 

神楽坂で年越しそばを食べるなら、私のおすすめは「山せみ」です。

喉ごしが良く、風味豊かな手打ち蕎麦は、年末の締めを彩ってくれる美味しさ。

お店は明るくカジュアルな雰囲気なので、家族や友人と楽しく過ごしたい時にぴったりです。

 

また大晦日という観点では、回転の良さもおすすめポイント。

神楽坂においては、大晦日のそば屋さんは大変混雑します。

毎年山せみも、行列ができることが多いですが、列に対して待ち時間は少なめです。

席数が多く(50人収容)、スタッフさんも充足しているため、比較的スムーズに入店できます。

 

この記事では、山せみへの行き方、大晦日のメニュー、食べたもの、混雑具合などを詳しくご紹介します。

山せみはこんな方におすすめ

・神楽坂で、家族や友人との食事にぴったりな、カジュアルなそば屋を探している

・コシのある風味豊かな手打ちそばで、一年を締めくくりたい

・天ぷらや一品料理もクオリティの高い蕎麦屋を知りたい

 

山せみへの行き方

山せみの最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。B3出口から徒歩5分です。

B3出口を出たら右に進み(神楽坂通りを上る)、毘沙門天を通過。お惣菜の近江屋を過ぎたところに、山せみはあります。

山せみは路面店なので、初めて行く方でも分かりやすいと思います。

山せみ基本情報
住所 東京都新宿区神楽坂5-31
営業時間 月~金:11:30~15:00(LO14:15)、17:30~22:00(LO21:30)
土日祝:11:30~15:30(LO14:45)、17:30~22:00(LO21:30)
定休日 無休
電話番号 050-5590-1316

 

大晦日メニュー

下の写真は、2022年大晦日のメニューです。そば、天ぷら、一品料理を頂けます。

一品料理は通常よりメニューが絞られているため、大晦日は飲みというよりは、そばメインで考えたほうが良いでしょう。

また山せみは「そばととんかつの店」としてリニューアルしましたが、大晦日はとんかつの取り扱いはありませんでした。

神楽坂 大晦日の年越しそば 山せみメニュー

個人的な教訓は、そこまでお腹が空いていなくても、そばは大盛りにするのが安全ということ。

2022年は、いったん普通盛りで頼んだところ、ボリュームが足りず「追加せいろ(572円)」を注文。

追加せいろの場合、そばがもう1枚来るので、今度は多過ぎてしまいましたw

最初から「大盛り(286円)」を頼んだ家族は、感覚的には1.5倍くらい、ちょうど良いと言っていたので、私も来年は大盛りにします。

神楽坂 年越しそば 山せみ 大晦日メニュー

季節のそばも大晦日に登場

 

食べたもの

私が今まで、大晦日の山せみで食べたものをご紹介します(2018年~2022年)。

天せいろ

税込1760円。山せみでは天ぷらのレベルも高いので、初めての方はぜひ天せいろがオススメです。

私の中では、山せみに来たら天ぷらを食べなくちゃ!と思うほど、美味しい天ぷらとそばのマリアージュを楽しめます。

神楽坂 年越しそば 山せみ 天せいろ

山せみのそばは、とにかく喉ごしが良い!

麺はコシがありつつ、手打ちならではの繊細な食感もあり、喉にスルスルと入っていきます。

お箸でしっかりと持てるくらい骨太で、一口目の満足感がすごいです。

そば自体が美味しいので、あまりツユに漬けずに食べたくなりますが、ツユがまたGood!

甘みと塩味がちょうど良く、そばとの相乗効果でいくらでも食べられそう。

神楽坂山せみ 蕎麦

コシと風味をしっかり感じます

サクッと揚がった天ぷらは、不思議と軽くてパクパク食べられます。

野菜天のネタは、毎年やや異なりますが、えびとイカは固定のようです。

2022年大晦日の天ぷらは、えび・イカ・シシトウ・椎茸・さつまいもでした。

特筆すべきは、イカの天ぷら。トロットロで最高に美味でした。

ちなみに2018年の天ぷらは、えび・イカ・シシトウ・茄子・かぼちゃでした。

神楽坂山せみ 天せいろ 天ぷら

かけそば

かけそば(温)は税込869円。甘さが上品なつゆを存分に楽しめました。

今回初めてかけそばに挑戦しましたが、同店ではせいろ(冷たい蕎麦)がベストかなと思いました。

山せみでは麺のコシと風味が特長なので、それをダイレクトに味わえるのはせいろだと思います。

神楽坂 山せみ かけそば

鴨ロース

山せみでは一品料理も秀逸なので、ぜひ頼んでみてください。

鴨ロースはしっとりと柔らかく、旨味が全て閉じこめられていたように思います。

やや甘いタレと、さっぱりとした白髪ネギで、一人で一皿食べたくなる美味しさです。

※2022年の大晦日は提供なし。

神楽坂 山せみ 鴨ロース

板わさ

税込550円。そばの前菜にぴったりの板わさ。山せみでは、2種のかまぼこが登場します。

特に焼き色のあるほうが風味豊かで、しっとりと柔らかい食感が印象的でした。

神楽坂 山せみ 大晦日 板わさ

焼きみそ

税込550円。焼きみそとは、杉板に塗ったみそを焼き、炙った料理のこと。

そばの実が入っているようで、みそだけではない深い味わいを感じます。

炙りの風味もよく、白いご飯に合わせたい一品でした。

神楽坂 山せみ ディナー(大晦日の年越しそば) 焼きみそ

以上、山せみで大晦日に頂いたそば(2018~2022年)のご紹介でした。

ディナータイムはドリンク必須ではないようで、そばだけを食べて帰る方も多数です。

また、ディナーでも席料がかからないのが良心的だなと感じます。

 

大晦日の待ち時間

ディナータイム

2022年の大晦日では、並んだ時間は5分。晴天の18:25に到着し、4~5組が並んでいました。

18:30に着席後も回転はスムーズで、お客さんが常に入れ替わっていました。

山せみは大晦日は予約不可ですが、少し待っていれば入店できるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ちなみに店員さん曰く、最も混雑するのは開店17:30直後で、すぐ満席になるそうです。

ランチタイム

2018年の大晦日は、11:15(開店15分前)に着いたところ、既に10人ほど並んでいました。

それを教訓に、2019年は11:10に伺い、並びゼロで一番乗りをゲット。11:20には、後ろに10人ほどの列が発生していました。

混雑を考慮してか、この日は11:23にオープンし、11:30には無事にそばを食べていましたw

2018~2019年の経験から、開店同時の入店を狙う場合は、11:15までに待機しておくと安全と言えそうです。

 

まとめ

神楽坂の山せみでは、一年の締めくくりにふさわしい、美味しいそばを味わえます。

天ぷらや一品料理もレベルが高く、年の最後にグルメな思い出ができるので、大晦日は山せみで過ごしたくなります。

 

また、お店のカジュアルで明るい空間は、家族や仲間とワイワイ楽しむにはぴったりです。

一年を振り返りながら、風味豊かでコシのある手打ちそばを頂けば、幸せな年末ディナーになるでしょう。

お近くの方はぜひ行かれてみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。