神楽坂の「とんかつおかむら」で、ランチをしてきました!
個人店ならではの昔懐かしい雰囲気と、リーズナブルで美味しいとんかつが魅力です。
さて、神楽坂はとんかつ激戦区です。
ミシュラン獲得店やチェーン店など、さまざまなとんかつ屋さんがあります。
その中でおかむらは、個人店ならではのアットホームな趣きや路地裏の穴場感を味わえるのがポイント。
神楽坂では貴重な、町のとんかつ屋さんです。
この記事では、おかむらへの行き方、メニュー、私が食べたもの、混雑具合などを詳しくご紹介していきます。
おかむらはこんな方におすすめ
・神楽坂で、リーズナブルな値段で美味しいとんかつを食べたい
・個人店、穴場っぽくて渋い店に惹かれる
おかむらへの行き方、基本情報
おかむらの最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。B3出口から徒歩4分です。
B3出口を出たら、右に進みましょう(神楽坂通りを上る)。
雑貨店MIYASAKAの手前で左折し、路地に入ると、左手にとんかつおかむらがあります。
おかむらの外観は、まさに民家!
古民家好き、渋いお店が好きな方(私)には、たまらない店構えです。
●おかむら基本情報
住所 | 東京都新宿区神楽坂3-6-89 |
---|---|
営業時間 | 平日:11:30~14:00、17:30~21:00 |
日:17:00~21:00 | |
定休日 | 土曜、祝日 |
電話番号 | 03-3235-9196 |
店内の様子
席数はカウンターが6席ほど、テーブルが3卓ほど、座敷が2卓あります。
木造の店内、大将と女将の楽しそうな会話に下町情緒を感じます(おそらくご夫婦と思われます)。
座敷も個人店ならではのレトロな雰囲気です。
畳っぽい床に、木のローテーブルと座布団。
4名用が1卓、2名用が1卓なので、6~8名くらい座れそうな広さです。
メニュー
まずはランチメニューをご紹介します(2022年6月30日時点)。
ランチは1000円前後で、とんかつ、ヒレかつ、メンチかつ定食などがあります。
揚げ物気分でない時には、生姜焼き、味噌漬けが良さそうですね。
全ての定食に、ご飯、味噌汁、小鉢、漬物が付きます。
三元豚の定食 | 税込 |
三元豚とんかつ | 1050円 |
ミックスフライ (三元豚メンチ、エビ、アジ) |
1050円 |
三元豚メンチかつ | 970円 |
三元豚以外 | |
とんかつ | 950円 |
ヒレかつ | 1050円 |
生姜焼き | 1000円 |
味噌漬け焼き | 1000円 |
オプション | |
ご飯大盛り | 50円 |
ご飯おかわり半分 | 50円 |
ご飯おかわり | 100円 |
テイクアウトメニューはこちらです。
ヒレかつ、三元豚かつ、ミックスフライはイートインより50円安くなっています。
生姜焼き弁当は、イートインと同価格。
弁当 | 税込 |
ヒレかつ | 1000円 |
三元豚かつ | 1000円 |
ミックスフライ | 1000円 |
生姜焼き | 1000円 |
メニュー写真を見る限りでは、(イートインでは付く)味噌汁やお惣菜は付かないようです。
ディナーメニューでは、ランチにはないカツ重やカツカレーなどが登場します。
ディナーの予算は大体2000円ほど。
定食の全てに、味噌汁、漬物、小鉢、ご飯が付きます。
ロースの定食 | 税込 |
特上ロースかつ | 2300円 |
上ロースかつ | 1800円 |
ロースかつ | 1550円 |
ロース串かつ | 1500円 |
ロースカツカレー | 1500円 |
ロースかつ重 | 1450円 |
ヒレの定食 | |
特上ヒレかつ | 2300円 |
ヒレ一口かつ | 1850円 |
ヒレかつ | 1800円 |
その他の定食 | |
ミックスフライ | 1950円 |
海老フライ | 1900円 |
ポークソテー | 1850円 |
豚味噌漬け | 1450円 |
生姜焼き | 1450円 |
カレーライス | 1050円 |
牡蠣フライ(11~3月) | 未記載 |
食べたもの
ここからは、私がおかむらで食べたものをご紹介します。
三元豚とんかつ定食
税込1050円。店内ほぼ満席だったので、時間がかかるかなと思いきや、注文後8分で提供して頂きました。
大将の「お待ちどうさま!」と素敵な笑顔とともに登場。
とんかつには、平田牧場の三元豚(ロース)が使われています。
平田牧場は「いちばん丁寧なブランド」をコンセプトに、1964年から続く山形県の畜産会社です。
三元豚とは、3つの品種を掛け合わせた豚のことで、柔らかい肉質と上質な脂肪が特徴だそうです。(参考:平田牧場公式サイト)
とんかつは平たく横に長いタイプで、厚みは1~1.5cmほど。
一般的なとんかつよりは薄いですが、それでもジュワッとした肉汁を感じられます。
食感はしっとりと柔らかく、さすがブランド豚は違うなと思いました。
おかむらでは、分厚い衣も私のお気に入りポイントですw
衣はザクザクした食感で、たっぷり付いているため、揚げ物食べたい欲が満たされます。
卓上のとんかつソースは、つい使い過ぎてしまうほど美味しい。
甘さ控えめ、醤油も強すぎない絶妙なバランス。サラサラとした軽い食感です。
ご飯のおかわりを注文したところ、大将が「たくさん食べてくださいね~!」と、ダイナミックにご飯をよそってくださいました。
嬉しそうにご飯を盛ってくれる大将の姿、未だ忘れられませんw
このやり取りも、個人店おかむらの醍醐味かと思います。
ヒレかつ定食
税込1050円。注文して10分後、運ばれてきました。
定食の内容はヒレかつ、キャベツ、味噌汁、ご飯、大根サラダ、かぼちゃ煮。
ヒレかつは2口サイズで小さめ。それが3つ入っているので、合計6口分くらいです。
キャベツがタワー状に山盛りで驚きましたw
ヒレかつはしっとり柔らかく、噛むたびに弾力を感じます。
火がしっかり通っていますが、決して揚げすぎていない絶妙なライン。
とんかつソースを付けなくても美味しいですが、やはりおかむらのソースは甘さ控えめで良い。
以上、おかむらのご紹介でした。
覚えておくべきこと
おかむらに初めて行く方は、以下の点を覚えておくと良いでしょう。
自分の備忘録としても記しておきます。
①女性にはご飯少なめ
女性の場合、ご飯は少なめで提供されます。
感覚的には、ご飯は120~130gぐらいかと思います(私は毎晩150gの米を食べますが、それより少ないです)。
女将さん曰く、「女性にはご飯を少なくしているので、足りなければおかわりしてください」とのこと。
しかし、120gほどのお米+おかわりをすると、私には多いのです(;´Д`)正直なところ、最初から基準量(男性と同じ量)を食べたいw
そのため、お腹が空いている時は「ご飯は男性と同じ量で」などと女将さんに伝えたほうが良いかもしれません。
※メニューには、ご飯おかわりは+50円と書かれていますが、女性のご飯少なめからの→おかわり(普通量との差分)は無料です。
②冷房はかなり弱め
エアコンは設備されていますが、かなりの弱モードです。
私は猛暑の日に行ったので、汗だくになりながら食べましたw
冷房がたまたま壊れていたのかな?とも思いましたが、2回とも店内が猛暑だったので、冷房弱はデフォルトかもしれません。
③支払いは現金のみ
ディナーは未確認ですが、ランチでは現金のみの支払いです。
混雑具合
ランチはピークタイム(12:00~12:30)を外せば、普通に入れると思います。
私が平日12:05に行った時は、空席はカウンター2席。12:10には満席。
お客さんの入れ替わりのタイミングか、12:30頃から空き始めました。
《2022年6月30日追記》
猛暑の平日12:40に行き、先客は2組。13:00過ぎに店を出るまで、他にお客さんは4組。
滞在時間の12:40~13:00過ぎまで、店内は終始落ち着いていました。
まとめ
とんかつおかむらの魅力は、なんといっても個人店ならではの昔懐かしい雰囲気。
のんびりと心を休ませながら、美味しいとんかつを食べられます。
ランチは約1000円とリーズナブル、さらに日曜営業しているのも嬉しいポイント。
私は個人店が好き&コスパ重視なので、おかむらは重宝しています。
Googleではさまざまな意見がありますが、私はおかむらの味わい(料理、雰囲気含め)が好きです。
有名店やチェーンにはない、昔懐かしくほのぼのした空間が、おかむらにはあります。
神楽坂でとんかつが食べたい時、地域に根ざした個人店の味を楽しみたい時には、ぜひ行かれてみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。