神楽坂は和食とフレンチが栄えるエリアとして知られていますが、実は蕎麦の激戦区でもあるんです。町の蕎麦屋さんからミシュランの星を誇る有名店まで、神楽坂には数え切れないほどの蕎麦店があります。
その中でも、今回ご紹介する「soba dining 和み」は特におすすめ。神楽坂らしい上品な雰囲気の中、美味しい蕎麦をコスパよく味わえます。
オーナーの故郷・福島県会津産のそば粉を使用した蕎麦は、十割や二八、シルク入りなどさまざまな種類があり、どれも絶品。
お店のおしゃれな空間と相まって、上質なランチタイムが楽しめ、大切な人との食事やデートにもぴったりです。
本記事では、soba dining和みへのアクセス、ランチメニュー、実食レポートなどを詳しくご紹介。神楽坂ならではの上品な空間で、素材の贅沢あふれる蕎麦を楽しみ、お腹も心も和むひとときを過ごしましょう。
soba dining和みはこんな方におすすめ
・神楽坂で、素材にこだわった絶品の蕎麦をコスパよく味わいたい
・十割や二八、シルクなど、素材や配合によって異なるさまざまな風味を楽しみたい
・デートにもぴったりの、おしゃれで落ち着いた雰囲気の蕎麦店を知りたい
※記事の内容は執筆時点の情報です。価格やメニュー、営業時間など今後変更の可能性があります。訪店の際は、お店の公式サイト等をご確認ください。
soba dining和みへのアクセス
soba dining和みの最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。B3出口より徒歩4分です。
飯田橋駅B3出口を出たら右に進み、ロイヤルホストの手前で右折し、神楽坂仲通りに入りましょう。
神楽坂仲通りを進むと、程なくして左手に石畳の階段が広がります。この階段を上り(芸者新道に入る)、そのまま直進すると、左手にsoba dining和みが現れます。
お店はビルの2階で、階段を上れば到着です。
やや年季の入った階段から、このお店が2010年に創業されてから長らく愛されてきた歴史がうかがえます。
階段を上ると、高級感あふれる旅館のような雰囲気の入り口がお出迎え。この上品な砂利道を通るだけで、大人の雰囲気を感じられます。
住所 | 東京都新宿区神楽坂3-2-31 2階 |
---|---|
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 03-3267-5666 |
店内の様子
席数はカウンターが6席、4名用テーブルが2卓。右奥には、カップル用のような横並びテーブルもあります。
店内は茶色やベージュを基調とした、シックで大人な雰囲気です。
BGMにはヒーリング音楽が流れ、一人でもリラックスして過ごせる空間。
系列店にリラクゼーションサロンがあるため、その雰囲気を引き継いでいるのかもしれません。
ランチメニュー
ランチのお蕎麦は8種ほどあり、ざるそば、天ざる、鴨つけなど一通りあります。
soba dining和みの特徴は、なんといっても蕎麦の種類を選べること。
お蕎麦は十割・二八・シルク・赤米入りから選べるので、毎回異なる風味を楽しめます。
蕎麦の種類によって価格は異なりますが、単品は800円~1,500円、ミニ天丼付は+350円。
soba dining和みでは、店主の出身地である福島県会津産の手打ち蕎麦を使用。
お店オリジナルの「シルク蕎麦」は、そば粉に京都産の食用シルクをブレンド。
シルク(絹)により、アミノ酸を吸収でき、皮膚のツヤなど美容効果が期待できるとのこと。
「赤米入り」は、石川産の赤米(玄米の部分が赤い米)をブレンドすることで、コレステロールや血糖値の改善作用があるそうです。
soba dining和みでは、季節限定メニューもあるので、旬の味覚も堪能できます。
私のお気に入りは、毎年10~11月に登場する「きのこ蕎麦」「芝海老天と磯のりトロロ」。
ヘルシー気分の時に、「きのこ蕎麦」のような天ぷら以外のメニューがあるのはとても嬉しいです。
食べたもの
ここからは、私が今までsoba dining和みで食べた物をご紹介します。
ざる蕎麦
税込1250円。蕎麦の種類は「十割」をチョイス(900円)。
追加でミニ天丼もオーダーしました(350円)。
風味豊かな手打ち蕎麦は、喉ごしが良く、ツルツルと口に入っていきます。
とても美味しくて、初めて食べた時「あ、また来よう」と直感的に思いました。
十割蕎麦といえば、ゴツゴツしているイメージがありましたが、一本一本が丁寧で繊細な食感。
このクオリティは、神楽坂の地で2010年から続いていることを裏付けているように感じます。
ミニ天丼
ミニ天丼は+350円ですが、「ミニ」という名前以上に豪華な天ぷらが付いてきます。
天ぷらは4種で、エビ、かぼちゃ、ししとう、舞茸。
もちろん揚げたてで、外はサクサク、中はふわっふわ。
タレの甘さがまた絶妙で、タレが染みた部分のご飯もたまらなく美味。
ダイエット中の方も、この日だけはぜひ食べて頂きたい!
余談ですが、隣の席でミニ天丼を食べていた方は「こんなに美味しい天丼、十年ぶりだわ」と仰っていました。はい、私もそう思いますw
きのこ蕎麦
私は毎年秋になると「あぁ、そろそろこの時期だな...」とソワソワします。毎年10~11月に登場する"きのこ蕎麦"が非常に美味しいからです。
2023年もきのこ蕎麦を頂き、蕎麦の種類は"十割"を選択(税込1350円)。
豊かな風味の十割蕎麦は、舞茸やひらたけ、しめじ、きくらげでさらに贅沢な香りに包まれていて、まさに秋の味覚!
これら4種のきのこは、なめこはツルンと、きくらげはコリッととした食感で、一つ一つの食材にこだわりを感じさせる一品です。
和みのそばつゆは、醤油のキリッとした風味がありつつも、カドの立たない絶妙なバランスが素晴らしいです。このお店では、ついそば湯が進んでしまいます!
芝海老天と磯のりトロロ蕎麦
2022年11月末に再訪。秋冬限定メニュー「芝海老天と磯のりトロロ蕎麦」を頂きました。
蕎麦の種類は「赤米入り」をチョイス(税込1,450円)。
トップには愛媛産の磯のり、たっぷりのトロロがオン。
蕎麦の上には山口県産の芝海老天が8個、整然と並べられています。
揚げ物ですがサクッと軽い食感なので、重たくありません。
適度に油分をとれて、ちょうど良いお腹具合になります。
赤米入りの蕎麦はもちっとした食感。
噛むたびに蕎麦の風味、玄米のような香ばしさが広がります。
また、soba dining和みの基本である喉ごしの良さ、ツルツルとすすれる食感も健在。かなり好きな味でした!
以上、soba dining和みのご紹介でした。
混雑具合
ランチ訪問時はピークタイムを外しているため、並んだことはありません。
以下の記録をみると、確実に入るなら、開店同時または13:00頃が良いのかなと思います。
・コロナ前の土日11:00(当時の開店時刻)に行き、7分後に満席。
・平日12:55に行き、先客1名。退店時13:10までに後客2名。
・晴れの日曜13:00に行き、先客1組。退店13:15までに後客1組。
まとめ
soba dining和みは、神楽坂随一のオシャレ蕎麦屋でありながら、繊細で風味豊かな手打ち蕎麦を味わえます。
蕎麦の種類もさまざまで、十割・二八・シルク・赤米から選べるのも、soba dining和みならでは。
しっぽりと落ち着いた雰囲気の中、美味しい蕎麦を手頃価格で味わえるので、リピート必至の満足感があります。
蕎麦の味、お店の空間、接客など全てが素晴らしいので、大切な人との食事にも安心して利用できます。
ぜひ行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。