神楽坂の「プティトモ(Petit Tomo)」は、白銀町にたたずむケーキ屋さん。
贅沢な素材をふんだんに使った、目にも美しい絶品ケーキを楽しめます。
プティトモは、かつては横寺町にありましたが、2020年12月に白銀町に移転オープン。
移転後も、季節のフルーツをたっぷり使った、贅沢なスイーツが目白押し。
フルーツだけでなく、チーズや生クリームなど食材の一つ一つが上質で、大満足のスイーツタイムを過ごせます。
この記事では、プティトモへの行き方、ケーキのラインナップ、食べたもの、混雑具合などを詳しくお伝えしていきます。
プティトモはこんな方におすすめ
・贅沢な素材をふんだんに使った、絶品ケーキを楽しみたい
・目にも美しいビジュアルで、五感で満足できるスイーツを味わいたい
・神楽坂で、イートインできるケーキ屋さんを探している
※情報は2023年1月時点の内容です。最新の情報はインスタグラムをご参照ください。
プティトモへの行き方、営業時間
プティトモの最寄駅は、東京メトロ東西線・神楽坂駅。1aまたは1b出口から徒歩2分ほどで到着します。
神楽坂駅を出たら左に進み(飯田橋方面に進む)、ちよだ鮨の前で左折しましょう。
すると、このような小道に入ります。
小道に入ると、左手に青いビル(田南ビル)が見えます。この青いビルの1階に、プティトモが入っています。
目印として、プティトモの向かいにはチーズ専門店「アルパージュ」、小道の突き当たりに和食店「季彩やひで」があります。
住所 | 東京都新宿区神楽坂6-22 田南ビル神楽坂1F |
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営業時間 | 11:00~19:30 |
定休日 | 月、火 |
電話番号 | 03-5579-2450 |
支払 | 現金またはPayPayのみ(2023年1月時点) |
レジ袋 | 4円~ ※以下参照 |
店内の様子
お店に入ると、右手に焼菓子コーナー、正面にケーキ、奥にイートインスペースが広がります。
カウンターは6席。石窟のような天井が、幻想的な雰囲気を演出しています。
大人向けの落ち着いた空間なので、一人で寛ぎたい時やデートにもぴったりでしょう。
ケーキのラインナップ
プティトモでは豊富なラインナップが魅力です。
季節のフルーツを使ったケーキやタルト、ガトーショコラなどの定番モノ、焼菓子が並びます。
ケーキの価格は大体500~600円で、クオリティに対してリーズナブルな印象です。
下の写真は2022年2月のラインナップで、季節の栗チーズケーキや洋梨プリンがありました。
ショーケースでは、目にも美しいケーキたちが出迎えてくれます。
下の写真では、苺とバニラのムース、キャラメルと夏みかんのムース、ショコラフランボワーズ、柑橘のタルト、ピスタチオとフランボワーズのムース、洋梨のシブーストが並んでいます。
下の写真は、2022年12月のラインナップです。
左から順に、タルトタタン、ミックスベリーとピスタチオのムース、洋梨とチョコのムースケーキ、苺のタルトとなっています。
焼菓子は1~2個ずつの販売です。価格は大体200~300円。
小腹が空いた時や、値段的にも気軽に買えるのが嬉しいですね。
ドリンクメニューはこちらです。
イートインの場合は、ドリンク注文が必須です。ケーキまたはドリンクのみの利用はできません。
コーヒー、カフェラテ、カプチーノ、紅茶、自家製梅シロップのソーダ、ワインなどもあります。
食べたもの
ここからは、私がプティトモで食べたものをご紹介します。
栗のチーズケーキ
2020年12月に購入、税込455円。
箱から出した瞬間、チーズのフレッシュな香り、ビスケットの芳醇な匂いが鼻を直撃。
一口頂いてみると、チーズそのものが新鮮な味で驚きました!
チーズはクセのあるタイプではなく、スッキリした味わいです。きっと上質なチーズを使っているのだろうと推測。
上質そのもののチーズが、みっちり濃密につまっているので、これは贅沢です。
栗のペーストはなめらかな食感で、チーズケーキによく馴染んでいます。
上品な見ためとは裏腹に、全体的にはズッシリとやや硬めの生地。食べ応え満点です。
フォークでしっかりと押し切って頂きましょう。
ビスケット生地は、焼きたてのような良い匂いが未だ忘れられません。
使っているバターが良質なのか、かなり芳醇な香りを感じました。
ビスケットは(ザクザクというよりは)しっとりした食感で、この生地だけでも毎日食べたいほど美味。
チーズケーキのサイズは、直径14cmのお皿より一回り小さく、小腹満たしにはちょうど良いサイズです。
しっかりめのランチの後だと、ややボリューミーだと思います。
カマンベール&ベイクドチーズケーキ
カマンベールチーズケーキは、程よい塩気と甘みのバランスが特徴です。
私はこのケーキが大好きで、過去にはクリスマスケーキとして頂いたことがあります。
ベイクドチーズケーキも合わせて購入したので、詳しくは2020年12月18日公開の記事をご参照ください。
レアチーズケーキ
2022年12月に購入、税込545円。
ただのレアチーズケーキではなく、ブルーベリーとラズベリー、さらに食用のお花も添えられています。
ずっと見ていたい可愛いビジュアルに、プティトモさんのセンスを感じます。
プティトモで毎回思うのは、贅沢な素材がふんだんに使われているということです。
今回もチーズが非常にフレッシュで、まるで搾りたての生乳を頂いているかのような味わいでした。
ビスケット生地は、(おそらくシロップか酒に漬けたような)水分を含んでいるのが特徴的です。
しっとり&ホロホロ食感のビスケットが、なめらかなレアチーズと溶け合う瞬間は、口の中で無くなるのが切ないほど美味。
ガトーショコラ
2022年2月に購入、税込465円。
すっきりした甘さの中に、カカオのほんのり渋い風味が広がり、大人の舌にあうガトーショコラです。
先述のチーズケーキと同様に、ガトーショコラもチョコレートが濃密。
素材がギュッと詰まっているのは、プティトモの特長ですね。
生地はズッシリとしたタイプで、食べ応えのあるガトーショコラでした。
苺のタルト
税込560円。大晦日の14:00過ぎに行き、ラスト1個でした。
タルトの上には苺!苺!苺!背高く積み重なり、まさにオンパレードです。
苺そのものがフレッシュで、ケーキに合う甘すぎないタイプです。噛むたびにジューシーで、苺だけでも満足してしまいます。
コーティングの甘酸っぱいジャムが、苺をさらに引き立てていました。
タルトから漂うバターのたまらなく良い香りは、もはやプティトモの代名詞とも言えそうです。
サックリとしたタルトとジューシーな苺を繋ぐように、その間にはカスタードクリームが入っています。
主役の苺だけでなく、カスタードのコクと満足感、タルトの芳醇さも相まって、噛むたびに恍惚となる美味しさでした。
干支スイーツ
2023年の干支であるうさぎのフィナンシェを購入しました(税込300円)。
干支フィナンシェは、前年の最終営業日(2022年は12月31日)に販売されます。
チョコペンとクリームで、可愛いうさぎちゃんのお顔が見事に描かれています。
ヒゲの形、ミミ穴の綺麗なカーブ…すごくないですか?
背中にはチョコチップが埋め込まれており、細部まで手のこんだフィナンシェです。
可愛い見ためとは裏腹に、大人の心を満たすリッチなテイスト。
チョコレートを練り込んだフィナンシェは、驚くほどしっとりしています。
ココアではなくチョコレートなので、チョコ菓子としての満足感がすごい。
ヘーゼルナッツやピスタチオも入っているため、チョコだけでない奥深い甘さ、ホロホロした食感を楽しめます。
賞味期限は購入日から2週間。日持ちするので、帰省土産にもおすすめです。
干支マカロンは税込400円。愛くるしい表情のうさちゃんですが、お味は超一流でした。
いちご風味のマカロンは、表面はさっくり、中はスフレケーキのようなしっとりした食感になっています。
2つのマカロンでクリームをサンドしているため、なかなかボリューミーなうさちゃんです。
ふんわりと柔らかいクリームには、ラズベリーの果肉まで入っています。
甘酢っぱく、優しい口どけのマカロンは、可愛いうさちゃんの表情にぴったりなお味でした。
モンブラン
税込605円。イートインで、モンブランを頂きました。ドリンク注文が必須なので、コーヒーをオーダー(550円)。
着席後すぐに登場したモンブランは、高くそびえ立つ圧巻のビジュアル。
まさに、ヨーロッパ最高峰のアルプス「モンブラン」を体現しているかのようです。
トップはマロングラッセ、土台はメレンゲとなっています。
ねっとりした食感は、これぞモンブランと言うべき食べ応え。
モンブランのこっくりした甘みが口の中に残り、いつまでも感じていたくなります。
中を割ってみると、ふわふわの生クリームがたっぷり。
モンブランのコク、パリパリのメレンゲとの三重奏を楽しめました。
洋梨プリン
税込465円。プリンに洋梨の果肉、生クリームを添えた一品です。
こちらのプリンは、洋梨を味わえる国に生まれて良かったと思うほど、心から絶品でした。
プリンの頂点には、舌の上でトロける滑らかな生クリームがオン。
この生クリームがまた、フレッシュで良い!
プリンや生クリームは甘さ控えめなので、洋梨の濃厚な甘さが際立ちます。
以上、プティトモのご紹介でした。
まとめ
プティトモでは贅沢な素材をふんだんに使った、目にも美しい絶品ケーキを楽しめます。
有名パティスリーがひしめく神楽坂の中でも、プティトモは特にお気に入りのお店です。
リニューアルオープン初日もたくさんのお客さんがいらっしゃり、地域の人に根強く愛されているのだなと思いました。
気になる方はぜひ行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。