神楽坂で週3日だけ営業するカレー店「CraftCurryGANDEN」をご存知ですか?
夜はバーNaoraiとして営む傍ら、お昼はカレー屋さんというユニークなお店です。
本体のバーは2007年にオープン。その後2020年にカレーランチが始まりました。
GANDENのカレーは、たっぷりの野菜とフルーツをワインで煮込むという、バーのオリジナリティあふれる一品。
油をなるべく使わず、旨味だけがギュッと詰まったカレーを味わえます。
さらに旬の野菜を使ったスパイス惣菜も魅力。
カレー=重たい、太るというイメージが覆る、体に優しいランチを楽しめますよ。
この記事では、CraftCurryGANDENへの行き方、メニュー、食べたもの、混雑具合などを詳しくご紹介します。
CraftCurry GANDENはこんな方におすすめ
・神楽坂駅周辺で、スパイスカレーの専門店を探している
・大人のおしゃれなBarで、絶品カレーを頂くという特別感を体験したい
※情報は2023年4月時点。最新の内容は公式Twitterをご確認ください。
CraftCurry GANDENへの行き方
CraftCurryGANDENの最寄駅は、東京メトロ東西線・神楽坂駅。1a出口より徒歩2分。
神楽坂通りはカレー屋さん不毛地帯なので、GANDENの場所はぜひ覚えておきたいところ。
神楽坂駅1a出口を出たら、神楽坂通り(商店街)を下り、スーパーKIMURAYA、よしやを通過。
右手に見える「宝生堂ビル」の4階に、CraftCurryGANDENが入っています。
宝生堂ビルに入ると、一番奥にエレベーターがあります。4階に行けば到着です。
夜はバーNaoraiとして営業するため、表札はNaoraiとなっています。
住所 | 東京都新宿区神楽坂6-66 宝生堂ビル4F |
---|---|
営業時間 | 12:00~14:30(完売次第閉店) |
定休日 | 月・水・金・日 |
電話番号 | 03-5229-8840 |
店内の様子
店内は大人のBar。実際、夜は「Naorai」というバーとして営業しています。壁にはおしゃれなリキュールがずらり。
ここでカレーを食べるとは思えないほど、しっぽりとロマンチックな空間です。
メニュー
ランチのカレーは4種+木曜限定が1種。テイクアウトもできます。
カレーには21種ものスパイスを調合し、丸2日煮込むという手間のかかったもの。
お値段は税込1,000円~と、神楽坂の一等地とは思えないほどリーズナブル。
バターチキン | 1,100円 |
チキン | 1,000円 |
ポーク | 1,100円 |
キーマ | 1,050円 |
トッピングキーマ | 250円 |
※カレー全種の盛り合せは不可。
常連さんを飽きさせないのが、木曜限定・魚介ベースの出汁カレー。
この日は「地鶏と煮干しの出汁カレー」が登場。
過去には「ホッケと焼きあご出汁」といった、店主さんの創作性あふれるメニューも出ています。
スパイス惣菜も、GANDENの楽しみの一つ。
スパイス惣菜は月替わりで、旬の野菜をベースにしているのが嬉しい。
家ではマネできない凝ったメニューで、食べる前からワクワクします。
食べたもの
ここからは、私がCraftCurryGANDENで食べたものをご紹介します。
贅沢ポークのクラフトカレー
初訪問では、「贅沢ポークのクラフトカレー」にキーマをトッピング(税込1,350円)。注文して20分後、運ばれてきました。
彩り豊かなワンプレートに、疲れていた目がぱぁっと明るくなります。
色とりどりのお野菜と、ツヤツヤで見るからに美味しいカレー。
豚肉は「三元豚・白王」という千葉のブランド肉というこだわり。
これだけでも旨いのが約束されますが、さらに美味しく仕上げるのがGANDEN。
特製のタレとスパイスに漬けた豚バラは、咀嚼せずとも舌に馴染むほど柔らか。
提供前、バーナーで炙る音が聞こえてきました。炙りの効果か、焼きチャーシューのように香ばしく、空腹にはたまらない美味しさ。
スパイス香る熟成キーマカレー
合いがけで、キーマカレーをトッピング(+250円)。
キーマカレーはなんと小麦粉不使用!化学調味料も使っていません。
ココナッツミルクが入っていることにより、コクがありまろやかな味わい。
またCraftCurryGANDENでは、スパイス惣菜も見逃せません。
この日のスパイス惣菜は、蓮根とゴーヤのアチャール、インゲンとココナッツのスパイス炒め、紫キャベツのピクルス。
野菜はシャキシャキと活きがよく、ほんのりスパイスのきいた優しい味。
GANDENでは、食後もゆっくり寛げます。イートインではコーヒー無料。
Barの落ち着いた雰囲気の中、カレーの余韻に浸れますよ。
ごろごろチキンのクラフトカレー
テイクアウトで「ごろごろチキンのクラフトカレー」を頂きました(税込1,000円)。
驚いたのが、カレーの濃密さとコク。
カレーはどろっと濃密なのに、少しももたれません。その秘密は「最小限の油で、大量の野菜とフルーツをワインで煮込む」点にありそう。
鶏もも肉はふっくら柔らかく、肉汁がしっかり閉じこめられ、ジューシーで贅沢感あり。
辛さは控えめで、お腹がチクチクしない絶妙なマイルド加減。
スパイス惣菜は、互いが混ざらないようカップで分けられているのが嬉しい。
・春キャベツのコンソメスパイス |
・柑橘のキャロットラペ |
・じゃがいもとシラスのスパイス炒め |
・大根のピクルス |
あくまでも主役は野菜。スパイスは野菜を引き立たせる絶妙な加減で、体に優しい美味しさです。
バターチキンカレー
ナッツやココナッツミルクを贅沢に使ったルゥは、さまざまなコクが織りなす芳醇な風味がたまりません。
じっくり煮詰めたトマト、赤ワインソースで、すっきりとした果実感が広がります。
中毒的とはまたちょっと違う、考え抜かれた美味しさ。
途中でスプーンを置くことはできません!
以上、CraftCurryGANDENのご紹介でした。
行く前にチェック
◆オープン時間を確認
基本は12:00開店ですが、仕込みの関係でオープンが遅れることもあります。
開店が遅れる場合はTwitterでお知らせがあるため、行く前に要チェック。
※売り切れ次第閉店なので、遅い時間に行くのはおすすめできません。
◆目当てのカレーは取り置き
目当てのカレーがあるなら、取り置きをお願いすると安全です。
(私は一人目の客でポークカレーを注文しましたが、すぐ完売になったため)
Twitterからも分かりますが、シェフは美味しいカレーを提供するため、こだわりをもって作っています。状況によっては、通常メニューでも提供できない日もあります。
そのためTwitterでメニューを確認のうえ、目当てのカレーを取り置きしてもらうと安心。
混雑具合
(2020年のオープン当初)12:07に入店し、退店12:55までに後客4名。
2023年現在、SNSでも美味しさが広まり「神楽坂×カレーといえば」的な人気店となっています。13:30には完売閉店する日も。
先述したように、開店時間と同時に行くか予約(取り置き)が安全です。
まとめ
CraftCurryGANDENでは、食材や調理へのこだわりがつまった絶品カレーを頂けます。
大人のおしゃれなBarで、お昼からカレーを頂くのも特別感があります。
店主さんも大変丁寧な対応で、お店を出てからもしばらくHappyな気分でした。
神楽坂駅周辺で、こだわりのつまった絶品カレーをゆっくり楽しみたい時は、ぜひ行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。