本日ご紹介するのは、神楽坂・矢来町の邸宅街に佇むカフェ「ギャラリーシロップ」。
穏やかで落ち着いた雰囲気の中、絶品の自家製ケーキを味わえます。
ギャラリーシロップは、レンタルギャラリー(画家への作品展示の場所貸し)を兼ねています。
半分カフェ、半分画廊という空間なので、店内はとても落ち着いた雰囲気です。
展示期間に行けば、美術作品を鑑賞することもできます。
ケーキのお味、空間ともに素晴らしいので、ギャラリーシロップなら優雅な時間を過ごせること間違いなし。
また、ギャラリーシロップのケーキは小さめサイズが特徴です。
食後のデザートにはぴったりですし、いろいろ食べ比べるのも楽しいかと思います。
この記事では、ギャラリーシロップへの行き方、お店の雰囲気、メニュー、私が食べたもの等を詳しくお伝えしていきます。
ギャラリーシロップはこんな方におすすめ
・ケーキの味、お店の空間ともに「質」を重視したい
・神楽坂で、食後のデザートにぴったりの軽いスイーツを探している
ギャラリーシロップへの行き方
最寄は東京メトロ東西線・神楽坂駅。1番出口から徒歩3分ほどで到着します。
住宅街の中にあり、やや分かりづらい場所なので、初めて行く場合は地図アプリ必須です。
ギャラリーシロップの外観はこんな感じです。
青い屋根と白いタイルが特徴。
店内の様子
店内は、2名用テーブルが4卓、カウンターが4席です。
座席の間隔が広く、カウンターにはパーテーションがあるため、ソーシャルディスタンスも安心です。
※写真撮影時、カウンターにはパーテーションがありませんでしたが、2022年6月現在は設置されています。
ケーキメニュー
ショーケースには、やや小さめの可愛いケーキがずらりと並びます。価格は185~480円と手頃。
ケーキは12種類くらいで、季節もの、定番ものがあります。
季節ものはショートケーキ、タルト、モンブランです。
たとえばショートケーキは、春にはメロンのショートケーキ、夏には桃、秋はピオーネ(ぶどう)、シャインマスカットなどが登場します。
※いちごのショートケーキも時期限定です。
モンブランは、基本的には一般的な茶色いものですが、春には桜モンブランや抹茶モンブランに変わります。
タルトも、季節ごとにフルーツが変わります。
春にはグレープフルーツのタルト、夏にはマンゴー、ブルーベリー、秋にはシャインマスカット、洋ナシなどが登場しました。
写真右は、2021年秋に訪問時のシャインマスカットタルトです。
写真左のカシスムースは、通年メニューですが、雨の平日12:50に行った時は完売していたので注意。
通年メニューは、上記カシスムース以外にも、紅茶ショート、ガトーショコラ、ベイクドチーズケーキ、レアチーズケーキ、ラムレーズンショコラ、シュークリーム、ティラミスがあります。
これらは季節を問わず食べられますよ。
さらに、一口サイズのガトーショコラ、ベイクドチーズケーキもあります(各200円)。
ミニチュアのように小さくて可愛いです。
一口サイズのケーキなら、ダイエット中でも気持ちよく食べられますね。
ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュース、ジンジャーエール、ミルクがあります。
価格は税抜400円~420円ですが、ケーキと一緒に頼むと50円引きになります。
食べたもの
ここからは、私がギャラリーシロップで食べたケーキをご紹介します。
モンブラン
イートインで、モンブランを頂きました。税抜480円。
コーヒーは400円ですが、ケーキセットで50円引きになりました。
モンブランは小さめではありますが、栗のクリームが縦に長いので贅沢感があります。視覚的にも満足。
栗のクリームが綺麗な渦を巻き、山のようにそびえ立っています。
構成は、(上から順に)モンブランペースト+生クリーム+チョコレート+栗の実+土台となっています。
割ってみると、モンブランの主役ともいえる大きな栗の実がゴロっとお目見え。
モンブランペーストも分厚いので、モンブラン食べたい欲が満たされました。
土台部分は、ビスキュイのようなサクッとした生地になっています。軽くて良い!
モンブランのねっとりした食感や、(後述する)チョコレートのパリパリ食感とのコントラストを楽しめました。
一般的なモンブランと違うのは、パリパリ食感のチョコレートが入っていたこと。
このチョコレート部分が、一番甘いです。
しかし、他の部分(生クリームやモンブランペースト)が甘さ控えめなので、全体的にはスッキリとした甘さのモンブランでした。
レアチーズケーキ
税抜380円。テイクアウトで、レアチーズケーキを食べました。
このレアチーズケーキ、強烈に美味しいのでぜひおすすめです。
構成は、ビスケット生地、レアチーズ、ホイップクリーム+紅茶の茶葉。
そう、紅茶の茶葉がポイントです。
バターの風味豊かなビスケット、濃密なレアチーズを味わった後に、紅茶の爽やかな風味が全体を締めてくれます。
レアチーズには、北海道産生乳100%のクリームチーズを使用。
そのためか、チーズ独特のクセはなく、ミルクの純粋な味わいが生きていました。
レアチーズは濃密だけれども、すっきりとした甘さです。
小さめサイズということもあり、感覚的にはヨーグルトを食べるのと同じくらいの軽さでした。
メロンのショートケーキ
2022年6月に登場。テイクアウトで、メロンのショートケーキを購入(税抜450円)。
3層のスポンジ生地に、生クリームとメロンを挟んだ、初夏の爽やかなケーキです。
スポンジがふわっふわです!
今まで食べたショートケーキの中でも、トップクラスの軽い口溶け。
口に運ぶと、スポンジが舌の上でシュワーッと溶けていきました。
メロンは大きくて存在感があり、ジューシーな食感です。
そのため、(ケーキ自体は小さめですが)しっかりと満足感を得られます。
砂糖はかなり少量のようで、メロンの甘みや爽快感を楽しめました。
年齢的に胃が小さくなってきた私には、砂糖がこれくらい少量なのは嬉しいですw
小さめサイズなので、お昼をがっつり食べた後でも、最後の一口まで美味しく頂けました。
以上、ギャラリーシロップで食べたケーキのご紹介でした。
混雑具合
最近はインスタグラムなどで人気が広がっているため、土日は混雑する可能性があります。
お店に行った方の投稿からも、閉店間際でも満席、テラスだけ空席などと混雑の状況が伺えます。
私が行った時は運よく空いていましたが、特に土日は混雑を覚悟して行くのが良いかもしれません。
以下、私が今まで行った時の混雑状況を記しています。
・平日13:10、先客ゼロ。退店13:35までにテイクアウトのお客さん1名
・土曜13:00、先客ゼロ。
・雨の平日12:50、先客ゼロ。
まとめ
ギャラリーシロップは、ケーキのお味がとにかく素晴らしいです。
ケーキが小さめでも、心から満足できるのは、クオリティが高いからだと思います。
お店は静か、店員さんも親切なので、とても居心地良いです。
ケーキは小さめサイズですが、量より質派の私にはそれが嬉しかったりします。
私は少しだけ甘いものが食べたい時や、せっかくスイーツを食べるのだから上質なものがいいという時に、ギャラリーシロップを重宝しています。
ケーキの味も、食べる空間にも「上質」を求める方は、ぜひ行かれてみてください。
ギャラリーシロップなら、きっと優雅なスイーツタイムを過ごせることでしょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ギャラリーシロップ基本情報
住所:東京都新宿区矢来町102-7 蒼鷹社ビル1階
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜、木曜
電話番号:03-6265-3185
※営業スケジュールは、お店のインスタグラムをチェック。