ブラッスリークルールは、牛込神楽坂の住宅街に佇むフレンチビストロ。
隠れ家の落ち着いた空間で、野菜やフルーツをたっぷり使ったフレンチを味わえます。
2020年オープン当時の店名は「野菜&果実バル クルール」でしたが、2021年に「ブラッスリークルール」に屋号を変更。
今もなお、季節の野菜やフルーツをふんだんに使った、彩り豊かなフレンチが魅力です。
ブラッスリークルールのもう一つのポイントは、(知る人ぞ知る)隠れた立地であること。
牛込の大通りから一歩入った路地にあり、客層は地元民らしき方が多いです。
神楽坂商店街からも離れているため、落ち着いた空間でのんびりと過ごせます。
お値段もリーズナブルなので、高くつきがちな土曜ランチにも重宝できるでしょう。
この記事では、ブラッスリークルールへの行き方、メニュー、食べたもの、混雑具合などをお伝えしていきます。
ブラッスリークルールはこんな方におすすめ
・牛込神楽坂で、季節の野菜やフルーツをたっぷり使ったフレンチを食べてみたい
・神楽坂の喧騒を離れて、一人でのんびりとランチしたい
・ランチ予算は1000円
ブラッスリークルールへの行き方
ブラッスリークルールの最寄駅は、都営大江戸線・牛込神楽坂駅。A1出口から徒歩4分です。
A1出口を出たら右に進み、牛込北町の交差点で左折し、牛込中央通りに出ましょう。
牛込中央通りを市ヶ谷方面に進み、スーパーの三徳やカルミネを通過。
フルーツサンド店MorningFellowを過ぎたところで右折し、そのまま直進すると、左手にブラッスリークルールがあります。
自転車はビルの脇(向かって左手)に停めてOKです(店員さんに確認)。
住所 | 東京都新宿区納戸町15-9 |
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営業時間 | 11:45~14:30、18:00~22:00 |
定休日 | 日曜+不定休 |
電話番号 | 050-5456-7227 |
店内の様子
店内は茶色をベースにした大人なインテリア。
席数は18席とコンパクトな造りですが、広々と感じられるレイアウトです。
カウンターは無いので、一人でもテーブル席で寛げます。
メニュー
ランチ、ディナー両方のメニューをご紹介します。
まずはランチメニューから!
ランチは主に2パターンで、肉料理のランチセットまたはオムライスがあります。
肉料理のランチセットは税込1200円で、たっぷり葉野菜とキャロットラペのサラダ、パン、選べるメイン、自家製デザートが付きます。
選べるメインは日替わりで、この日は豚ロースのロティ香草ソース、鶏もも肉のソテー野菜マリネソースがありました。
もう一つのランチはオムライス。たっぷりのサラダ付きで、税込1000円です。
※オムライスは数量限定ですが、土曜12:50の時点でまだありました!
続きまして、ディナーメニュー。
季節の野菜やフルーツを使った料理が多く、どのメニューも魅力的です。
たとえばアジとオレンジのマリネ、イチジクとビーツのサラダ、フルーツトマトとパパイヤのカプレーゼは、夏ならではの食材を楽しめますね。
価格帯は、前菜650円~1200円、パスタ1200円、メイン1400~2480円と、全体的にリーズナブル。
上記以外にも、本日のおすすめメニューが店内に掲示されています。なお、メイン料理はお肉のみ(お魚のメインなし)です。
ランチを実食
私が頂いたのは、オムライス&サラダのセット(税込1000円)。
一つずつご紹介していきます。
たっぷり葉野菜とキャロットラペのサラダ
まずはサラダが運ばれてきます。
サラダは1000円のランチセットとは思えないほど豪華で、思わず目を見張りました。
ブラッスリークルールは、以前の店名が「野菜&果実バル クルール」です。
野菜に力を入れているのは、おそらく旧店名の時から引き継いでいるのでしょう。
サラダの具材はサニーレタスや紅芯大根、トマト、にんじんなど。
野菜にはツヤがあり、みずみずしくて新鮮そのもの。
これをサラダボウルで食べたいほど、野菜自体のレベルが高いです。
野菜好きの方、大満足間違いなし
ドレッシングはやや酸味のある、フルーティーなタイプ。野菜全体に絡まっていて、量が結構多いです。
私は野菜はなるべくそのまま食べたい派(ドレッシング少なめ派)なので、ややオイリーに感じられたのが正直なところ。
何より野菜自体が素晴らしいので、次回はドレッシングを別添にしてもらおうと思います。
オムライス
注文して5分後、オムライスが運ばれてきました!
ブラッスリークルールのオムライスは、ケチャップライスではなく、昆布だしとバターで炊いたチキンライスです。
ご飯を一口頂くと、昆布の風味が香る上品なお味。かと思えば、鶏肉とバターの洋風テイストが後から追いかけてきます。
まさに和洋折衷なオムライスです。
グルメ情報サイトのヒトサラによると、シェフはこれまでイタリアンやフレンチ、寿司など多領域で活躍された方だそう。
昆布だしとバターのオムライスは、同店シェフならではの創作料理だと思います。
バター炊きのご飯なので、食べる前は重たいかな?と思っていましたが、これが全く重たくない!
昆布だしが入っていることにより、あっさりと上品なお味で、最後まで飽きずに美味しく食べられました。
ご飯はしっとりふわふわで、軽やかに食べられます。お米がギュッと詰まってないのが良いなと思いました。
卵は薄焼きですが、トロッとした部分もあります。薄焼きと半熟の、ちょうど良い塩梅です。
チキンライスには、鶏もも肉やパセリ、にんじんなどが入っています。
鶏もも肉はふっくらとジューシー。
細かく刻んだニンジンにも、シェフの丁寧な調理を感じました。
ご飯を少なめにしてもらいましたが、それでも私には十分な量でした。
よほど空腹でない限り、ご飯半分でちょうど良さそうです。
なお、店頭の看板には「自家製ソースのオムライス」と書いてあるので、おそらくケチャップも自家製かと思います。
公式サイトにも、自家製ソースへのこだわりを記載しているので、ケチャップソースも見どころです。
以上、ブラッスリークルールのランチのご紹介でした。
混雑具合
晴れの土曜12:50に入店し、先客は1名。退店13:00過ぎまでに、後客1名。
私を含めて、お客さんは3組でした(いずれも一人客)。
他のお客さんも地元民と思われる方で、店内は落ち着いた静かな空間でした。
一人または少人数で、静かに食事したい時にぴったりなお店です。
まとめ
ブラッスリークルールでは、季節の野菜やフルーツを使った創作的なフレンチを味わえます。
手頃なランチでも、お店自慢のフレッシュな野菜をたっぷりと味わえるのが嬉しいポイント。
ドレッシングやソースも自家製と、細部にまでシェフのこだわりを感じられます。
住宅街という立地柄、お店は大人向けの落ち着いた空間です。
一人でゆっくりと美味しいフレンチを堪能したい時、ブラッスリークルールはぜひおすすめ。
特に土曜は神楽坂の喧騒から離れて、優雅なランチを過ごせますよ。
オーナーの接客も丁寧で、気持ちよく食事できました。
まさに地域民に重宝される、素敵なフレンチビストロだと思います。気になる方は行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
時節柄、皆様もお体には気を付けてお過ごしください。