コロナ禍でランチを始めたお店は多いですが、神楽坂のビストロ「レ・ピコロ」もその一つ。
平日ランチでは、ディナーで頂くような豪華なビストロ料理を、税込1000円から楽しめます。
ランチのお得感は神楽坂の中でも群を抜いており、お近くの方はぜひ行くべき内容です。
またディナーもコスパが良く、女性一人でも入りやすいので何度もリピートしています。
この記事では、レピコロへの行き方、ランチメニュー、食べたもの(ランチ&ディナー)、混雑具合などを詳しくご紹介します。
レピコロはこんな方におすすめ
・神楽坂で、女性一人でも入りやすい、おしゃれなビストロ料理を探している
・目でも楽しめる豪華なビストロ料理を、お昼から楽しみたい
・ランチ予算は1000円
レピコロへの行き方
レ・ピコロの最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。B3またはB4b出口から徒歩4分で到着します。
飯田橋駅を降りたら、神楽坂通りに入り、右手の本多横丁に入りましょう。
本田横丁を進むと、左手に赤い看板の焼鳥店があり、それを超えて少し奥に入ったところにレ・ピコロがあります。
店内の様子
外観はこじんまりとしていますが、店内は35席もあり、想像よりも奥行きが感じられる造りになっています。
コンクリート調の壁面には、ワインボトルや瓶がおしゃれにディスプレイされ、なんともスタイリッシュな空間です。女子会やデートにはぴったりの雰囲気となっています。
カウンター席は8席ほどあり、一人飲みもしやすい雰囲気です。カウンター越しにはシェフの調理ライブが楽しめて、一人でも退屈せずに過ごせます。
ランチメニュー
2024年2月現在、平日ランチは基本的に税込1,480円で、前菜+パン+選べるメイン料理が付きます。
一つ一つが特別感のあるメニューで、特に鴨肉のパイ包みや鶏肉のポルチーニソースは期待が高まる一品です。
他にも単品で注文できる料理やデザートもあり、昼飲みや女子会にも重宝できるランチメニューとなっています。
レ・ピコロの贅沢ランチに感激
ここからは、私が今まで頂いた平日ランチをご紹介します。前菜からパン、メイン料理まで至れり付くせりの美味しさで、そのコスパにすっかり虜になりました。
淡路産玉ねぎのプリン
ランチでは、お店の名物「玉葱のプリン」がデフォルトで付いてくるのが嬉しい。
玉葱を低温でじっくり炒めた甘みと香ばしさ、そして程よい塩気が見事に調和し、その甘塩っぱさが絶妙です。
食感はトロトロなめらかで、一口ごとにその絶妙な甘みと塩気が広がります。この前菜を食べるだけで、ディナーのお味も体験したくなるほどハイレベル!
自家製パン
レ・ピコロの自家製パンは、日によって異なる食材や配合で作られており、パン好きとしては毎回が楽しみです。この日はイタリア粉を使ったはっさくのパンが登場。
イタリア粉特有の香ばしさ、はっさくの甘酸っぱさが混ざり合い、食事パンと甘いパンの良いとこどり。しっとりモチモチしていて、持ち帰りたくなる美味しさです。
パンは1人1個のようで、もっと食べたいなと思っていたところw、店員さんから「おかわりいかがですか?」と勧めてくださり嬉しかったです。
牛ハラミのステーキ
この日はちょっと贅沢に、追加料金(+200円)で牛ハラミステーキを注文しました。その甲斐あって、目にも美しい彩り豊かな姿で登場。もう、心うっとり。
牛ハラミのステーキは弾力があり、歯がスッと入る感触が心地よく、一口ごとにその柔らかさとジューシーさを楽しめます。
噛むたびに赤身の濃い風味が広がり、ステーキに添えられたターメリックのクスクス(黄色い粒)が爽やかなアクセント。
ソースはほんのり醤油を感じる和風テイストで、付け合わせの野菜とも相性抜群です!
メイン料理だけでなく、普段あまり目にすることのない旬の野菜も楽しめるのが、レ・ピコロの魅力です。
一見、パイナップルのような独特な形状を持つこの野菜は、実はそうめんかぼちゃで、夏の旬野菜として知られています。
格安ランチでありながら、旬の味覚を存分に味わえるこのお店は本当に太っ腹!
鹿とピスタチオのパイ包み
レ・ピコロでぜひ一度体験して頂きたいのが「鹿とピスタチオのパイ包み」。13時前に売り切れる日もある大人気のメニューです。
バターの芳香がたまらない自家製のパイ生地には、鹿肉とピスタチオがたっぷりと入っていて、一口食べれば濃い旨味で口の中は幸せに。
この日の付け合わせ野菜には、マッシュポテトと大根のマリネ、ビーツと炊いたクスクスが登場。マッシュポテトはなめらかで優しい甘みがあり、これぞ王道の付け合わせと言える美味しさが際立ちます。
思わずディナーにも訪れたくなる、創作的で細部まで抜かりないプレートでした。
なお、鹿とピスタチオのパイ包みは、13時前に売り切れることもあるため、お目当ての際はなるべく早めに行きましょう。
(ちなみに、この日は平日12:00の時点で、ホール2台が用意されていました)
以上、レ・ピコロで味わえるランチのご紹介でした。
レ・ピコロはディナーも凄かった
ランチのクオリティも素晴らしいですが、やはり本領発揮はディナータイム。
店名の「ピコロ」=イタリア語で小さいを意味する通り、基本的には小さめのポーションでさまざまな料理を味わえます。ハーフサイズで注文できる料理もあるため、一人飲みでも気軽に利用できますよ。
サンマのクリームコロッケ
サンマ×さつまいもの組み合わせは、普段なかなか味わえないコンビですが(初めて食べたかも)、意外にも相性抜群!
サンマの深い味わいとさつまいもの甘みが絶妙に調和して、食べてみると「なるほど」と唸ってしまう味わいです。秋の味覚が凝縮された、贅沢なクリームコロッケでした。
パテ・アン・クルート
ディナーでは、ランチでお馴染みのあのパイ包みをフルサイズで楽しめるのが醍醐味です。
この日は鴨、豚、フォアグラ、そしてピスタチオが絶妙に組み合わさり、どこをかじっても贅沢な味わいを楽しめました。
ボリューミーで帽子のような形をしたこのパイ包みは、家族4人でシェアするにはちょうど良いサイズ感。
まるでお祝い事のような特別感あふれるこの料理は、大切な人との食事にもぜひおすすめです。
以上、レ・ピコロで味わえるディナーのご紹介でした。
混雑具合
ランチは12:00前に満席になることもあります。
ディナーについても、平日でも予約で一杯のことがあるため、ランチ&ディナーともに予約がおすすめです。
●ランチ
・平日13:00に入店し、先客ゼロ。退店13:22までに後客2組。
・平日11:45に行き、空席はカウンター1席のみ(この時点で満席)。その後も常に満席でした。
●ディナー
土曜は行くたびに満席で、平日でも半分くらいの埋まり。
まとめ
レピコロはランチもディナーもコスパが素晴らしく、価格以上の美味しさがあります。
特に平日の1000円ランチは、神楽坂の中でもお得感はトップクラスです。
接客も良く、友人や家族との食事でも安心して利用できます。
ランチの付け合わせについても、一つ一つ丁寧に説明してくださったり、目を合わせて挨拶してくれたりと、お客さんに対する真摯な姿勢も、リピーターが多い理由かと思います。
ちなみに、私は数回ディナーで行った後、ランチに初めて伺いました。
もし、ランチが初訪問だったら「夜も来てみたい!」と感じていたことでしょう。
神楽坂で、お得にビストロランチを楽しみたい時や、一人ディナーでもいろいろな料理を味わいたい時は、ぜひ行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
少しでも、みなさんの神楽坂ライフのお役に立てれば幸いです。
レピコロ基本情報
最寄駅:飯田橋駅B3またはB4b出口から徒歩4分
住所:東京都新宿区神楽坂4-3-11 神楽坂つなしょうビル1階
営業時間
月~土:11:30~14:00(LO13:30)、18:00~02:00(LO 01:00)
日:11:30~14:00(LO13:30)、17:00~00:00(LO23:00)
定休日:無休
電話番号:050-5593-6770