赤城神社は、神楽坂の有名な観光スポットの一つです。
そのスタイリッシュなデザインから、巷では東京で一番おしゃれな神社とも言われています。
実は、神楽坂界隈に赤城神社は2つあるのをご存知ですか?
Googlemapで赤城神社を検索すると、まず出てくるのが神楽坂駅前の赤城神社です。
しかし、赤城神社はもう一つあります。
神楽坂駅前の赤城神社と、もう一つは早稲田の元赤城神社です。
赤城神社のホームページによると、赤城神社はもともと早稲田の鶴巻町にあったそうです。
しかしその赤城神社は、1555年に神楽坂駅前に移されました。
この経緯から、鶴巻町の赤城神社を「元赤城神社」と呼ぶそうです。
現在も早稲田の元赤城神社は残っており、神楽坂の赤城神社から徒歩15分の所にあります。
神楽坂観光の楽しみ方として、神楽坂&早稲田で赤城神社巡りなどいかがでしょうか。
この記事では、それぞれの赤城神社の様子や、両社周辺のおすすめグルメもご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
・神楽坂観光を楽しみたい
・神楽坂の赤城神社と元赤城神社について知りたい
赤城神社(神楽坂)
まずは、神楽坂駅1a出口のそばにある赤城神社をご紹介します。
神社のマナーとして、鳥居の前で一礼し、右か左のどちらか端に寄って歩くことが推奨されています。(参照:知っておきたい!正しい神社の参拝マナー)
晴れた日の赤城神社は、よりいっそう美しいです。
赤城神社に入ると、神社を守る狛犬(こまいぬ)様が出迎えてくださいます。
下の写真は、赤城神社の夜のライトアップです。
幻想的な雰囲気です。特に夜は、境内を散歩するカップルをよくお見掛けします。
赤城神社の御利益
赤城神社のご利益は、商業繁栄・耳の治療・学業成就などがあるそうです。
境内は、赤城出世稲荷神社・八耳神社・葵神社の3つに分かれています。
赤城神社おすすめグルメ
赤城神社での一休みには、敷地内にある「あかぎカフェ」がおすすめです。
あかぎカフェでは、パスタやスイーツなどを楽しめます。
私は抹茶のロールケーキやミルクレープを頂きました。
カフェですが、ケーキ専門店のような上質な味で、とても美味しかったです。
ちなみにあかぎカフェは、神楽坂の人気イタリアン「ソプラアクア」のオーナーシェフが監修しています。
元赤城神社(早稲田)
赤城神社の前身である「元赤城神社」は、鶴巻町の住宅街に突然現れます。
下の写真は、狛犬様です。神楽坂の赤城神社の狛犬様とは違った表情をしていますね。
地域文化財「田島森碑」
元赤城神社の境内には「田島森碑(たじまのもりひ)」という碑文があり、新宿区の地域文化財にも指定されています。
よく見ると、縦書きで碑文が書かれているのです。
この碑文の内容は、1300年に、現在の群馬県にあたる地域から有力武士が、当時「田島の森」と呼ばれていたこの鶴巻町に移住し、故郷の赤城明神を祭ったという歴史が記されています。(参照:新宿観光振興協会)
その後1931年に、この「田島森碑」が作られたそうです。
神崎の牛牧
元赤城神社の敷地内には、「神崎の牛牧」という説明板もありました。
これによると、かつて鶴巻町は牛が飼われていたことから「牛込」という地名だったそうです。
元赤城神社おすすめグルメ
元赤城神社の近辺で食事をするなら、「鮨 笹屋」がおすすめです。元赤城神社から徒歩1分の場所にあります。
鮨笹屋は戦前から続くお寿司屋さんです。
私はちらし(並、1500円)を頂きました。
マグロが分厚くて美味しかったです。
メニューはタッチパネルです。老舗でありながら、近代的なシステムです。
ちなみに鶴巻町周辺は、昔ながらの雰囲気がのこる町並みです。
鶴巻町のお散歩もぜひ楽しまれてみてください。
赤城神社めぐりをしよう!
同じ「赤城神社」ですが、神楽坂の赤城神社、早稲田の元赤城神社では違う雰囲気があります。
歴史を感じつつ、ご利益をたくさん頂きましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
少しでも、みなさんの神楽坂満喫ライフのお役に立てれば幸いです。