飯田橋「ワインバー蓮」は、欧風家庭料理とワインを楽しめる大人の隠れ家。
オフィス街の喧騒を忘れて、しっぽりと優雅な食事を満喫できます。
ワインバーですが、料理も抜群に美味しいのが特長です。
料理はフレンチやイタリアンを基本とする幅広いメニューで、真心を感じる丁寧な味わい。
ワイン好きの方だけでなく、一食を大切にしたいグルメな方も、きっと大満足できる美食が待っています。
お店はまさに大人の隠れ家。飯田橋の大通りとは思えないほど落ち着いた空間で、女性一人でも居心地よく過ごせます。
この記事では、ワインバー蓮への行き方、メニュー、ランチで食べたもの等を詳しくご紹介します。
ワインバー蓮はこんな方におすすめ
・飯田橋で、女性一人でも入りやすいワインバーを探している
・大人の隠れ家で、真心こもった欧風料理とサービスに心癒されたい
・お酒だけでなく、料理のクオリティも重視
ワインバー蓮とは
ワインバー蓮は2017年開店。 「大人のための遊び場」をコンセプトとし、落ち着いた雰囲気でゆったりと食事を楽しめるお店です。
オーナーのマダムはこれまでに、懐石料理店、ウェディングレストランなど、さまざまな飲食業で経験を積んだ方。
ワインバー蓮では、食事のジャンルとして欧風家庭料理を掲げています。
これには「家であまり作らない、手間のかかる料理を気軽に食べてほしい」という思いがあるそうです。※参考:開店ポータル
ワインバー蓮では、マダムの経験やセンスが光る、丁寧で上質な欧風家庭料理を楽しめます。
ワインバー蓮への行き方、営業時間
ワインバー蓮の最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。A5出口から徒歩2分です。
お店は大通り(目白通り)沿いにありますが、ビルの2階かつ大きな看板もないため、通り過ぎないように注意しましょう。
1階の「LUPIN」という赤い屋根のスナックが目印になります。
LUPINに向かって左手に、エル千代田ビルの階段があります。
この赤い階段で2階へ上ると、右手にワインバー蓮があります。
ワインバー蓮の入口は、マンションの一室といった印象で、かなりの隠れ家感があります。
黒い扉が閉まっており、ミステリアスな雰囲気。
住所 | 東京都千代田区飯田橋4-5-16 エル千代田2F |
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営業時間 | 昼 12:00~13:30(LO13:00) |
夜 18:00~22:00(LO21:00) | |
定休日 | 土日祝、月曜ランチ+不定休 |
電話番号 | 03-6261-6090 |
※ランチについては、月曜以外でも休む日があります。ランチ営業をしない日は、Instagramで発表されるので要チェック。
店内の様子
お店に入ると、おしゃれなワイングラスがズラリと並びます。
普段バーに行かない私は緊張しましたが、マダムが笑顔で迎えてくださり、ホッと一安心。
店内は縦に長いレイアウトで、カウンターが5席、テーブルは6名分(4名用・2名用が1卓ずつ)あります。
お店は黒とボルドーを基調とした、まさに大人のための空間。
テーブル席でもキッチンとの距離が近く、マダムに声をかけやすいです。
メニュー
ランチでは、季節替わりのメイン(2022年11月は具だくさんスープ)、ラザニア、パスタ、サラダなどがあります。
一応「ランチのおすすめ」と書かれていますが、マダム曰くランチとディナーの区別しておらず、ランチでもディナーメニューの注文が可能です。
ディナーメニューはこちらです。
前菜は600円~1,500円と、手軽に注文できる価格が嬉しい。
定番系もありますが、オリジナリティあふれる料理が多い点にも注目です。
特に「蝦夷鹿とプルーンのテリーヌ」「パテ最中」「クジラのタルタル」「マッシュパンプ金時」には大変興味をそそられます。
パスタは8種類。ポモドーロ、ペペロンチーノ、アマトリチャーナ、ゴルゴンゾーラのクリームソース、ラザニアなどがあります。
個人的には「ワイン屋のミートソース」「黒いミートソース」が気になります。ワインバーならではの味が楽しめそうですね。
お肉料理は鶏バーグ、鴨肉のソテー、ポルケッタ。
特に「鶏バーグ」は、パン粉などの繋ぎを使わず、鶏モモ肉を100%使用。醤油ベースのさっぱりとした味つけだそうです。
食べたもの
ここからは、私がランチタイムで頂いたものをご紹介します。
ミートボールの白ワインクリームスープ
ランチメニューから、「ミートボールの白ワインクリームスープ」を注文。
自家製パン付、税込1,500円です。
注文して10分後、おしゃれな黒い土鍋で登場。
マダムが目の前でフタを開けてくれる、素敵なパフォーマンスにも心躍ります。
フタが開いた瞬間、ふわっと湯気がたち、クリームスープの芳醇な香りが漂いました。
クリームスープは野菜たっぷり!表面から底まで、野菜がぎっしりと入っています。
具材は白菜、まいたけ、にんじん、ブロッコリー、プチトマト、しめじなど。
一つ一つがゴロッと大きめサイズで、野菜だけでもお腹いっぱいになります。
白菜をフォークとナイフで切って食べたり、大きな舞茸をスプーンで豪快に食べたりと、さまざまな食べ方で楽しみました。
お店が「欧風家庭料理」と謳うように、クリームスープは丁寧で優しい味つけ。
しかし、ただの家庭料理ではなく、洗練された奥深い味わいが光ります。
そして野菜のこんがりとした焼き色には、食欲をそそられました。
焼くことにより引き立つ野菜の旨味や香ばしさが、ミルクスープの上品な味に溶け込み、今まで食べたスープの中でもトップ級の絶品でした。
野菜だけでも大満足ですが、ミートボールのボリュームがすごい!
豚挽肉のミートボールは、一口では食べきれないほどの大きさで、4個も入っています。
挽肉の粒にクリームスープが馴染み、噛んだ瞬間にジュワッと広がるミルク感、豚の旨味がたまりません。
マダム曰く「熱いので、カップによそいながら食べるといいですよ」とのことで、取り分け用のカップを出してくださいました。
細やかな気配りにキュンキュンしながら、ミニスープにして堪能。
自家製・全粒粉パン
クリームスープに付いてくる、自家製の全粒粉パンも本当に美味しいです。
こんもりとした丸い姿が可愛い。背が高く、縦にも横にもふっくらと伸びています。
手で割ってみるとホカホカとした感触があり、食べる前から期待値が上がります。
口に入れると、小麦の甘さがきちんとあり、全粒粉の香ばしさも感じられました。おそらく、小麦と全粒粉のバランスが絶妙なのだと思います。
しっとり柔らかな食感で、このパンをお腹いっぱい食べたくなるほど美味しい。
ほおずき
お口直しのサービスで、ほおずきを頂きました。
ほおずきというチョイスや、和風の素敵なお皿に、懐石料理店で経験を積んだマダムのセンスを感じます。
以上、ワインバー蓮のご紹介でした。
混雑具合
平日12:50に入店し、先客ゼロ。ラストオーダーは13:00のため、退店までお客さんは私のみ。
まとめ
ワインバー蓮では、大人の隠れ家な空間で、真心こもった丁寧な欧風料理を味わえます。
ワインだけでなく料理を重視したいグルメな方も、きっと大満足の美食があります。
料理は丁寧な味つけで、まさに「家庭料理」のような心に染み渡る美味しさがあります。
優しい味の中にも、どこか洗練されたテイストがあり、マダムの懐石料理店やホテルでの修行が垣間見えます。
通いたくなるポイントとしては、大人の落ち着いた空間、美味しい料理、そしてマダムのお人柄。
優しさあふれる対応に、終始幸せな気持ちになりました。
飯田橋の喧騒を離れて、しっぽりと大人の美食時間を楽しめる、唯一無二のワインバーです。
最初は緊張するかもしれませんが、アットホームで心温まる空間がそこにあります。
お近くの方はぜひ。最後までお読み頂き、ありがとうございました。