飯田橋の「東京サンフラワー」は、2020年11月7日にオープンしたうどん専門店。
うどんは約400円にも関わらず、その安さからは考えられないほどクオリティが高いです。
特注のうどん粉を使用し、毎日店内で製麺しているため、確実に美味しいうどんを味わえます(市ヶ谷経済新聞)。
一度行けばリピート必至、超おすすめのうどん屋さんです。
この記事では、東京サンフラワーの行き方、各種メニュー、食べたもの、混雑具合などを詳しくお伝えしていきます。
この記事はこんな方におすすめ
・飯田橋で、コシの強い絶品うどんと天ぷらをお腹いっぱい食べたい
・ランチ予算は500~700円
東京サンフラワーへの行き方
JR中央線「飯田橋駅」西口から徒歩2分。
早稲田通りを九段下方面に進むと、左手に東京サンフラワーが見えます。
水色のポップな外観が特徴です。
社長さんがサーフィン&ひまわり好きとのことで、その要素が垣間見えますw
店内の様子
店内は立ち食いカウンターが12席と、イス付きが4席あります。
カウンター席は調理場前と、壁側に分かれています。
調理場前の席は、音が結構ダイレクトに聞こえるので、壁側の席がおすすめです。
お水は各席に常備。
紙コップは食券機の横またはイス席の横にあります。
入店後の流れ
①入店後、まずは手を洗うルールです。手洗い場はお店に入ってすぐ左にあります。
②その後、券売機で食券購入。自動的に厨房にオーダーが通るため、食券を店員さんに渡す必要はありません。
③購入後、席を確保し、提供コーナーでうどんを受け取ります。その際、生姜と天かすを入れるか聞かれますので決めておきましょう!
メニュー
うどんは主に4種類で、しょうゆ・ぶっかけ・かけ・日替わり。
2022年7月現在、しょうゆうどんは350円、ぶっかけうどん、かけうどんは390円。
天ぷらセットはどれも630円以下と、リーズナブル。
単品の天ぷらも充実しています。
※下の価格表は、2022年7月時点です。
鶏天、ちくわ天、えび天、味玉天、野菜3種、じゃこ天、揚げなす、阿波尾鶏ささみ天などがあります。
券売機はこんな感じです。
※写真は2022年4月時点。8月現在、20円~値上げしています。
各メニューごと(しょうゆ・ぶっかけ・かけ・日替わり)、縦2列ずつに分かれています。
券売機の一番左「しょうゆうどん」の列が見づらいので、文字に起こしましたw↓
うどんは標準240gとのこと。
クラワカ.comによると、生うどん240gは241kcalだそうなので、ダイエット中でも安心して食べられますね。
ちなみに市販の冷凍うどんは200gなので、それより少し多いくらいのボリュームです。
食べたもの
醤油うどん(冷)
醤油うどん(税込350円)に、大根おろしを追加(40円)。ねぎと生姜はもともと付きます。
うどん本来の風味や甘みがあり、衝撃的にクオリティが高いです。
コシが強く、うどん一本一本がしっかりしていて、持ち上げた時に重みを感じました。
固茹でとかではなく、ちゃんとコシがあるのです。
この醤油うどんはツユがないので、コシや風味をより強く感じられたのかもしれません。
喉にツルツルと入っていき、噛む時はモチモチした弾力があります。
喉に入ってから飲みこむまで、その一瞬一瞬が最高でした。
卓上の醤油がまた美味しいので、ぜひ使ってみてください。ほんのり甘くて、尖ってないんです。
この醤油は、丸尾醸造所の「マルオうま味醤油こいくち」だそうです。
1Lで1020円と、結構良いやつ!これをセルフで使えるのは嬉しいですね。

- 価格: 1020 円
- 楽天で詳細を見る
ちくわ天&アスパラ天
ちくわ天は税込120円。さらにサービスでアスパラ天を頂きましたw
ちくわ天の正式メニュー名は「観音寺ちくわ天」なので、もしかしたら香川県観音寺市から取り寄せたものかもしれません。
ちくわは1本のハーフサイズなので、ボリュームはそこまで感じませんでした。
このお店では、普通にお腹空いてるなら、天ぷら2個(+サービスで1個)くらいがちょうど良い気がします。
他のお客さんも天ぷらをサービスされていたので、天ぷら1個無料は基本体制っぽいです。サービス分を逆算して天ぷらを買うのが良さそうですねw
東京サンフラワー様、気前良すぎます
醤油うどん(温)+揚げなす
醤油うどんを「温」で注文(350円)。
火が通っているため、前回食べた「冷」よりも麺が細く、柔らかめです。
太麺の食感や、より強いコシを味わいたい時は「冷」のほうが良いかもしれません。
別途、揚げなす(160円)&大根おろし(40円)を追加。さらにサービスでれんこん天を頂きました!
揚げなすには細かい切り込みが入っています。
その切り込みから、ジュワッとした食感が広がります。
なすは油を吸いがちですが、重たくなくて良かったです。
気まぐれ(合挽そぼろ+サラダ)
2022年5月8日。この日の気まぐれ(日替わり)は、醤油うどんに合挽そぼろ、サラダ菜、トマト、きゅうり、生卵が入ったものでした。
価格は税込630円。
私が同店でいつも食べるのは、330円の醤油うどん。それより300円高級wですが、その理由も納得のボリューム。
今回初めて気まぐれうどんを食べましたが、うどん以外の食材も、きちんと作っているのが分かりました。
合挽そぼろはしっかりと甘辛くて、うどんによく合う。箸が加速!w
野菜もみずみずしくて良かったです。
ぶっかけうどん+鶏天
2022年6月に再訪。
ぶっかけうどん(390円)に、鶏天(120円)を追加。
サービスで頂いたかぼちゃ天は、天ぷら単品メニューには載っていないので、レア感あります。
お出汁は少々濃いめで、いりこの風味を強く感じます。とても美味しい!
これくらい出汁がきいていると、淡泊なうどんでも、空腹が満たされるものだなと思いました。
鶏天の部位は、もも肉。
胡椒がきいていて、ややスパイシーです。
和食の天ぷらというよりは、洋のフライドチキンに近いなと思いました。
かけうどん等
先述の「ぶっかけうどん」とは異なる、「かけうどん」をオーダー。
名前が似ているので迷いがちですが、「ぶっかけ」は濃口だし、「かけ」はスッキリと淡麗な味です。
醤油うどん・かけうどんの比較
ここからは、醤油うどん・かけうどんの違いを、麺の太さ、ボリューム感の観点で記録していきます。
醤油うどんは出汁がない分、麺が太くてコシが非常に強いです。
一方、かけうどんは出汁がかかっているので、麺が水分を吸い、醤油うどんよりは細めです。
より強いコシと太麺を味わいたい時は、醤油うどんがおすすめ
また、醤油うどんは「本当に標準量240gなのか⁉」と思うほど、かなり多く感じます。
しかし、かけうどんを食べた時は標準量だなと思いました。
おそらく、醤油うどん(出汁なし)は、すするというよりは咀嚼するため、また麺が水分を吸っていないので、標準量以上に感じるのかなと分析。
そのため、あまり空腹でない時に醤油うどんを食べる場合は、小盛で注文しようと思います。
混雑具合
平日休日、また時間帯問わず、混雑前提で行きましょう。
特に暑い時期は、うどん需要がより高まるので、ピークタイムを避けるなどの対策が必要かと思います。
ただし、立ち食いなので回転は早いです。
これまでの訪問日時と混雑具合を、下記のとおり記録しています。
●2022年4月、晴れの土曜12:50に行き、先客7名。13:05には店内5名。
●晴れの日曜13:30もかなり混雑
●晴れの平日13:00、空席ちらほら。13:15には満席、外でウェイティング発生。
●晴れの平日11:00過ぎ、半分ほどの埋まり。11:20には半数以上の埋まり。
まとめ
東京サンフラワーでは、コシの強い絶品うどんを最安330円で食べられるので、奇跡のコスパと言っても過言ではないでしょう。
立ち食いなのでファストフードのように見えるかもしれませんが(その要素もありますが)、東京サンフラワーは「味」で勝負していると思います。
「うどん好きだけど、立ち食いは気が引ける」という方にも、ぜひ味わって頂きたいです。
なお、本店は本郷三丁目にある「東京ライトブルー」で、こちら「東京サンフラワー」はその2号店になります。
本店が2022年食べログ百名店に選ばれているため、東京サンフラワーも今後ますます人気に火がつきそうな予感です。
一度行けばきっとハマる美味しさですので、気になる方はぜひ。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。