お昼はオフィスワーカーで賑わう街・飯田橋。
お腹の空いた昼休みに、コシの強いうどんをズズッ!と啜りたくなる時、ありますよね。
そこでお腹と舌を満たしてくれるのが「東京サンフラワー」。
立ち食いスタイルのお店ながら、その美味しさから平日はサラリーマンやOLで賑わいます。中には、遠方から足を運ぶうどんマニアの方も!
その最大の魅力は、毎日お店で製麺する本格的なうどんを安価で楽しめること。
製粉会社にオリジナルで特注したうどん粉を使用した一杯は、一度味わえばヤミツキの美味しさ。
もちもちとした食感、強いコシ、噛むたびに感じる小麦の風味や甘みは、立ち食いうどんの概念が変わるほどのクオリティ。
予算はたったの500円程度で、まるでお高めのランチを堪能したかのような最高の満足感が得られます。安さやスピード感を求める方だけでなく、絶品のうどんを心ゆくまで楽しみたい方にもおすすめです。
この記事では、東京サンフラワーへのアクセス、メニュー、店内の様子、食べたもの、混雑具合などを詳しくお伝えしていきます。
東京サンフラワーはこんな方におすすめ
・飯田橋で、自家製にこだわった自家製の美味しいうどんを心ゆくまで楽しみたい
・ランチ予算は500~700円
※記事の内容は執筆時点の情報であり、価格や営業時間などは今後変更の可能性があります。訪店の際は食べログ等の最新情報をご確認ください。
東京サンフラワーへの行き方
東京サンフラワーの最寄駅は、JR中央線・飯田橋駅。西口から徒歩2分ほどで到着します。
飯田橋駅西口を出たら、まずは左に進みましょう!すると、早稲田通りという大通りに出ます。
この早稲田通りを進み、交番を通過し、青森県アンテナショップを過ぎたあたりで、左手に東京サンフラワーが見えてきます。
立ち食いうどんのお店といえば、なんとなく渋いイメージがあるかもしれませんが、東京サンフラワーはポップで明るい雰囲気!ですので、女性でも割と入りやすく、実際女性客もよくお見受けします。
店内の様子
店内は16名ほど入るキャパシティで、立ち食いカウンターが約12名分と、実はイス付きの席もあるんです!
イス付きの席なら、ご年配の方や小さなお子様でも安心して食べられますね。
お水は各席に常備されています。食券機でチケットを購入したら、その横に設置されている紙コップも持っていきましょう。
東京サンフラワーのメニュー
1.まずは店頭メニューをチェックしよう
ベースとなるうどんは3種類で、しょうゆ・ぶっかけ・かけがあります。
※ぶっかけうどん=濃いつゆを麺にかけたもの、かけ=すっきり系のつゆを麺にかけたもの。
店頭には、分かりやすいメニューリストが掲示されています。これをチェックし、食べるものを決めてから券売機で購入するとスムーズです。
しょうゆ・ぶっかけ・かけの3種をベースに、"鶏天&ちくわ天しょうゆ"、"なす揚げびたしぶっかけ"など、さまざまなメニューがラインナップ。さらに、きまぐれS.F.うどんという日替わりメニューも必食の内容です!
国産食材にこだわった天ぷらも充実しており、まさに無限級のアレンジが楽しめます。
2.券売機で購入しよう
入店後は手を洗い、券売機で食券を購入しましょう。券売機は、しょうゆ・ぶっかけ・かけの種類ごとに、縦2列ずつ分かれています。
購入すると自動的に厨房へオーダーが通るため、食券を店員さんに渡す必要はありません。
購入後しばらくすると、生姜と天かすを入れるか店員さんに聞かれます。なお、うどんは標準240gだそうです。
ご参考までに、券売機の「しょうゆうどん」のボタンを文字に起こしました(笑)
※執筆時点の価格であり、現在変動しています。
うどんを実食!立ち食いの概念が覆るウマさ
東京サンフラワーでは、今までさまざまなメニューを楽しみました!
うどんは小麦そのものの風味と甘みがあり、箸で持ち上げると重みを感じるほど、一本一本にしっかりとしたコシがあります。
自家製でコシの強いうどんをベースに、その日の気分でさまざまなアレンジを楽しみましょう。
しょうゆうどん
うどん本来のコシや風味をダイレクトに堪能するなら、しょうゆうどんがおすすめ。
こちらは、つゆの掛かっていないうどんに卓上の醤油をお好みでかけて頂くスタイルです。
特に「冷」のしょうゆうどんなら、香りやコシをかなりの直球で楽しめます。
うどんは噛むたびに面白いほどモチモチとした食感があり、決して固茹でではないきちんとしたコシを感じられます。
特に「今日はどうしても麺を啜りたい」という気分の時、喉に入ってから飲み込むまでの一瞬一瞬はまさに至福の味わい。
ちなみに、しょうゆうどんの「温」は当然温かく熱を含みますので、「冷」より麺は柔らかめ(それでもコシはすごい)。
この日トッピングした揚げなす(当時160円)は、細かい切り込みからその旨味がジュワッと広がって、重たくないのも嬉しいポイントでした。
ちなみに、卓上の醤油がまたウマいんです(丸尾醸造所の"うま味醤油こいくち")。
ほんのりとした甘みがあり、この醤油を使うのが密かな楽しみでもあります。
卓上の醤油にさえこだわっているので、天ぷらなどのトッピングも一つ一つが当然美味しいです。
観音寺ちくわ、鶏天など多彩な天ぷら
うどんのボリュームが凄いので、なるべくカロリーを抑えたい時は、観音寺ちくわ天を頼むのがマイルール。
香川県観音寺市から取り寄せたと思われるちくわ天は、ゴツゴツと力強い衣に包まれて、食べ応え抜群!
ちくわ1本を半分に切ったサイズで、心地よい満足感があります。
鶏天はもも肉を使用しているため、非常に食べ応えがあります。
黒胡椒の効いたややスパイシーな味わいは、和食よりも洋食寄りで、フライドチキンのような独特の天ぷらとなっていました。
日替わり!きまぐれS.F.うどん
東京サンフラワーに来たら、日替わりの豪華な食材を乗せた"きまぐれS.F.うどん”も必食です。
2022年5月8日に訪問時、この日頂いたのは「しょうゆうどん+合挽そぼろ+サラダ」(630円)。
合挽そぼろはしっかりと甘辛くて、うどんとの相性抜群。ふだんは登場しない生野菜もシャキシャキとみずみずしく、食材へのこだわりが垣間見えました。
ぶっかけうどん
東京サンフラワーのぶっかけうどんは、たっぷりの濃いめのつゆと一緒に味わう一品。
黄金色にきらめくつゆは、いりこの出汁がガツンときいて、しっかりとした味わいです。
魚介の深い風味がうどんに絶妙な風味を与え、食べるたびに満足感が広がります。
ふだんは濃い味を避けがちな方でも、旨味豊かなこのつゆは、きっとその美味しさを楽しめるでしょう。
かけうどん
ぶっかけうどんに対し、スッキリと淡麗な味わいを楽しめるのが「かけうどん」。
いりこだしを使ったつゆを一口頂くと、その清涼感ある風味が口いっぱいに広がり、フレッシュな味わいを楽しめます。
つゆだけでも食べたくなる心地よい味わいは、料理の奥深さを感じさせてくれる一品です。
以上、東京サンフラワーで頂いたうどんのご紹介でした。
混雑具合
曜日を問わず、特にランチタイムは混雑覚悟での訪問をおすすめします。
特に真夏のランチタイムはかなりの行列ができますが、立ち食いなので回転は早め。
これまでの訪問時の混雑状況を記録していますので、ぜひ参考に、タイミングを見計らってみてください。
●4月、晴れの土曜12:50に行き、先客7名。13:05には店内5名。
●晴れの日曜13:30もかなり混雑
●晴れの平日13:00、空席ちらほら。13:15には満席、外でウェイティング発生。
●晴れの平日11:00過ぎ、半分ほどの埋まり。11:20には半数以上の埋まり。
まとめ
東京サンフラワーでは、毎日お店で製麺される絶品のうどんを安価で楽しめるのが魅力。
毎日お店で製麺されるうどんはコシが強く、小麦本来の風味や甘みを存分に感じられ、立ち食いうどんの概念が覆る美味しさです。
国産食材にこだわった天ぷらやトッピングも美味しく、しかも予算は500円程度とリーズナブル。お財布的にも毎日行けて、並んででも食べたい満足度があります。
立ち食いスタイルのお店ではありますが、間違いなく"味"で勝負していると感じます。ポップで明るい雰囲気なので、立ち食い初心者の方にもおすすめです。
なお、本郷三丁目にある本店「東京ライトブルー」は食べログ百名店に選ばれていることからも、その実力がうかがえます。2号店の東京サンフラワーも、今後ますます人気に火がつきそうですね。
飯田橋で、とびきり美味しいうどんをズズッ!と啜りたい時は、東京サンフラワーで最高の一杯を楽しみましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。