まんぷく神楽坂

神楽坂を拠点とするWebライターたぬきが、自信をもっておすすめしたい素敵なお店を特集します。

飯田橋L'albaでイタリアンランチ!大人の隠れ家で絶品料理に酔いしれる

飯田橋L'alba(ラルバ)

飯田橋L'alba(ラルバ)は、2022年3月にオープンしたイタリアンバル。

大人向けのモダンな空間で、フレンチ要素を取り入れた絶品イタリアンを楽しめます。

料理は創作性だけでなく、食材にもこだわりあり。

鮮魚は五島列島から直接仕入れ、鎌倉野菜を使用するなど、食材の一つ一つに感動体験を見出せます。

 

上質な食材をベースに、歴18年のシェフが仕上げる料理は格別の美味しさです。

大人の隠れ家で、しっぽりと落ち着いて食事を楽しめますよ。

この記事では、L'albaへの行き方、ランチメニュー、食べたもの、混雑具合などを詳しくご紹介していきます。

L'albaはこんな方におすすめ

・神楽坂にひっそり佇む大人の隠れ家で、絶品料理を楽しみたい

・フレンチ要素を取り入れた、おしゃれな創作イタリアンを食べてみたい

・ランチ予算は2000円

 

L'albaへの行き方、営業時間

L'albaの最寄駅は、東京メトロ各線・飯田橋駅。B4aまたはC1出口から徒歩4分です。

お店は駅近エリア(揚場町)にあるので、どの出口からでも5分ほどで着きます。

L'albaはかなりの隠れ家なので、初めて行く場合は注意が必要です。

まずは本多横丁(三年坂)に入り、新潟料理店「むすび」に向かって右横の細道に入りましょう。

飯田橋 L'alba 行き方

「むすび」右横の細道を突き進むと、左手に木目調のビル(独特な外観)が見えます。このビルの地下1階に、L’albaはあります。

飯田橋 L'alba 行き方

L'albaのビル外観

飯田橋 L'alba 行き方

ビルの入口

飯田橋 L'alba 行き方

階段で地下1階へ

ビルの地下1階に到着すると、左にL’alba、右に別店のBarがあります。

扉は常に閉まっていますが、しっかり営業しているので安心してドアを開けて大丈夫。

L'alba基本情報
住所 東京都新宿区津久戸町3-19 DeLCCS神楽坂津久戸町B1F
営業時間 11:30~15:00(LO14:00)
17:30~23:00
定休日 日曜
電話番号 050-5890-7490

L’albaオーナーシェフは、カフェラボエムやモンスーンカフェなどを運営する「グローバルダイニング」のご出身。

もともと池尻大橋で「大衆イタリア酒場ダビンチ」を経営していましたが、2022年1月に閉店。

新店舗としてオープンしたのが、飯田橋L'albaになります。

 

店内の様子

店内は全席カウンター。9席のこじんまりとした空間です。

目の前にはオープンキッチンが広がり、店員さんにも声をかけやすい距離感。

パーテーションはなく、座席間は狭めなので、気の知れた仲間との食事会やデートにぴったりでしょう。

ランチメニュー

ランチは3種類で、税込1650円・2200円・3850円のコースがあります。

特に平日限定Aコース(1650円)のコスパが素晴らしく、前菜・パスタ・自家製パン・小菓子・ドリンク付という盛り沢山の内容です。

飯田橋 L'alba ランチメニュー

ランチコースの前菜、パスタ、メイン料理は好きなものを選べます。

訪問時の前菜は4種類で、サラダ、カルパッチョ、パテ、ローストポークがありました。

パスタはトマトベース、クリームソース、アーリオオーリオの3種。

メイン料理は松坂ポーク、鴨の炭火焼き、ヤガラのソテー、黒毛和牛の4種。

飯田橋 L'alba ランチメニュー

ランチを実食

私が頂いたのは、税込1650円のAランチ(平日限定)。

選べる前菜、パン、パスタ、小菓子とコーヒーが付きます。

りんごとゴルゴンゾーラのサラダ

前菜は「りんごとアンディーブ、ゴルゴンゾーラのサラダ」を選択。

フレンチビストロで出てくるような、目にも美しい一皿です。

ランチの前菜とは思えないほど、ゴルゴンゾーラがたっぷりゴロゴロお目見え。

りんごやハチミツの甘みと絶妙に絡み合い、たまらない甘塩っぱさ。

飯田橋 L'alba ランチ 前菜

アンディーブとは、別名チコリとも呼ばれるキク科の野菜。

ふわっと柔らかい歯応えで、りんごやゴルゴンゾーラと見事に調和していました。

アンディーブは生ですが、苦みなどは一切なく、このお店は食材そのものにこだわっているのだなと実感。

飯田橋 L'alba ランチ 前菜 りんごとゴルゴンゾーラのサラダ

自家製フォカッチャ

フォカッチャにはローズマリーが練り込まれ、香り高く上品なテイストです。

ふっくらホカホカで、程よくジューシー。

自家製の燻製バター、オリーブオイルとともに頂きます。

飯田橋 L'alba ランチ 自家製フォカッチャと燻製バター

フォカッチャと「燻製バター」のセット

飯田橋 L'alba ランチ 自家製フォカッチャと燻製バター

ローズマリーで上品な香り

他店でたまに、フォカッチャに使われるオイルが多くて油っこいことがありますが、L’albaのフォカッチャは絶妙なオイル量で、重たくありません。

そのため、自家製の燻製バターとも相性抜群。

燻製バターは、鼻腔を刺激するスモーキーな香りが特徴で、これはワインが進みそう。

飯田橋 L'alba ランチ 自家製フォカッチャと燻製バター

 

ひらめとマッシュルームのアーリオオーリオ

パスタは「ひらめとマッシュルームのアーリオオーリオ」を選択。

ツヤツヤのパスタに、五島列島直送のひらめ、マッシュルーム、パプリカ、玉ねぎ等が入っています。

頂部には葉野菜がこんもりと盛られ、うっとりと眺めてしまう美しいビジュアル。

飯田橋 L'alba ランチ パスタのアーリオオーリオ

パスタは理想的なアルデンテ。コシがあり、麺が弾けるようにプリプリしています。

ボリュームも十分で、感覚的には麺100gはありそうです。

具材も贅沢すぎるほどたっぷり入っているので、仮にパスタだけで1650円でも納得の内容。

飯田橋 L'alba ランチ パスタのアーリオオーリオ

食材の一つ一つが美味しく、それを引き出すシェフの調理も素晴らしい。

ひらめはふっくらと柔らかく、舌の上で溶けるような上品な味わいです。

臭みも一切なく、ランチで上質な魚を頂けることに贅沢を感じます。

マッシュルームはこんがりと焼け、ジューシーな食感。噛むたびに、きのこの深い味わいを感じます。

玉ねぎはじっくりとソテーされ、食材の甘みが最大限に引き出されています。

秋野菜のさまざまな旨味、異なる食感のハーモニーがパスタにたっぷり絡みつき、口の中は幸せでいっぱいになります。

飯田橋 L'alba ランチ パスタのアーリオオーリオ

 

パウンドケーキとチョコレート

食後には小菓子とコーヒーが付きます。この日はパウンドケーキとチョコレート。

パウンドケーキは王道の硬さで、しっとりとした食感です。

パウンドケーキといえば重ための焼菓子ですが、一口サイズでの提供なので、食後でも美味しく頂けました。

飯田橋 L'alba ランチ 小菓子

チョコレートは、甘さとほろ苦さが共存するビターテイスト。

一口目はチョコの濃厚な風味を感じますが、甘さが口の中に残らない上品なチョコでした。

飯田橋 L'alba ランチ 小菓子

以上、L'albaのランチコースのご紹介でした。

 

混雑具合、サービスなど

私は予約なしで開店と同時に入れましたが、席数が限られているため予約が安全です。

晴れの平日11:30に行き、同時に予約の方が2組入店。

退店12:00過ぎまで、カウンター9席のうち5席が埋まっていました。

 

お店はオーナーシェフと接客担当の方、お二人で切り盛りされています。

私が予約せず、またラフな格好で行ったせいもありw、スタッフさんからは食材についての説明はありませんでした(同じランチコースでも予約の方には詳しい説明あり)。

他のお客様への説明を又聞きしたところw、特に葉野菜にこだわりがあり、契約農家さんへの思い入れも強いそう。

個人的には、料理の成り立ちを理解して食べたい派なので、次回はきちんと予約をして食材についてのお話を伺えたらいいなと思いました。

 

まとめ

L'albaでは、大人の隠れ家な空間で、絶品創作イタリアンをしみじみと堪能できます。

産地直送のお魚や鎌倉野菜など、食材そのものが上質で、一口頂くたびに幸せな気持ちになります。

 

歴18年のシェフの調理も素晴らしく、たとえばキノコのジューシー感や、ひらめの柔らかい口溶けは、恍惚としてしまう美味しさ。

これら絶品料理の数々を、全席カウンターの大人な空間で、ゆったりと味わえるのがL'albaの魅力です。

 

隠れ家なので最初は緊張するかもしれませんが、扉をあければ絶品の感動体験が待っています。お近くの方はぜひ行かれてみてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。