飯田橋・新小川町の「いちげベーカリー」は1950年創業、地域にねざしたパン屋さん。
いわゆる「町のパン屋さん」であり、クリームパンやコロッケパンなど、私達に馴染み深いパンがずらりと並びます。
いちげベーカリーは毎日行っても楽しめるほど、パンの種類が豊富で、価格が手頃なのも魅力。
手作りのパンはふんわりと柔らかく、お子様からご年配の方まで幅広い世代に愛されるベーカリーです。
この記事では、いちげベーカリーへの行き方、パンのラインナップ、私が今まで買ったものなどを詳しくご紹介します。
いちげベーカリーはこんな方におすすめ
・飯田橋~神楽坂エリアで、「町のパン屋さん」を探している
・あんぱんやコロッケパンなど、親しみのあるパンを食べたい
いちげベーカリーへの行き方、基本情報
いちげベーカリーは、飯田橋の新小川町にあります。
東京メトロ各線・飯田橋駅C1出口から徒歩6分で到着します。後楽園からも徒歩圏内です。
外観が特徴的なので、初めてでも見つけやすいでしょう。
緑色の屋根に、ショッキングピンクの可愛い扉が特徴です。
住所 | 東京都新宿区新小川町8-3 |
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営業時間 | 月~金 8:30~19:30 |
第2,4土曜 8:30~14:00 | |
定休日 | 第1,3,5土曜、日祝 |
電話番号 | 03-3260-1634 |
支払方法 | 現金のみ |
※土曜の営業については、公式Instagramを要確認。
パンのラインナップ
いちげベーカリーでは、パンの種類がとにかく豊富!
お店に入ると、惣菜パン、菓子パン、サンドイッチなど、たくさんのパンがお出迎えしてくれます。
特に惣菜パンは、空腹には嬉しいガッツリ系のラインナップ。
この日はあらびきフランク、竜田チキン、コロッケ、えびグラタン、フィレオフィッシュ、メンチカツサンドなどがありました。
他にもカニクリームコロッケ、豚肉とチーズのカツ、プルドポークのサンドなど、どれも魅力的。
冷蔵ケースにはサンドイッチがズラリと並びます。
ツナサンド、ハムサンド、たまごサンドなど、定番モノが一通り揃います。
菓子パンもさまざまで、馴染みのあるメニューが揃います。
メロンパン、さつまいもパン、レモンパン、あんパン、チョコクロワッサンなど。
特にピーナッツクリームやジャムパンなど、昔懐かし系の菓子パンがあるのは、神楽坂エリアのベーカリーでは貴重でしょう。
焼きたてを狙うなら、店頭の「パン焼きあがりのタイムテーブル」をチェックしましょう!
タイムテーブルを見れば、何時にどんなパンが焼きあがるか分かります。
これによると、サンドイッチは朝イチ、菓子パンは午前中、惣菜パンは正午、食パンなどのシンプル系は午後に焼きあがるようです。
※2022年9月より、価格は改定されています。
食べたもの
ここからは、私が今まで買ったパンをご紹介します。
チリ・メキシカンフランク
税込220円。パンはふわっふわの優しい食感!
これは小さい頃に好んで食べていた、昔懐かしいタイプのパンです。
ハード系のパン屋が多い神楽坂エリアにおいて、昔ながらの柔らかいパンを買えるのは嬉しい限り。
ピリッとしたチリトマトソースが、パンの隅までたっぷり入っています。
パンの中には、大きくてジューシーなソーセージがお目見え。
表面にはこんがり焼けたチーズ。その香ばしさにも食欲がそそられます。
夕方に小腹が空いた時にぴったりの、食べ応えあるパンでした。
ポテサラ・たまごサンド
税込170円。たまごサラダは優しい味で、ほんのりした塩気が卵サラダの味を引き締めています。
ポテトサラダは、マヨネーズの酸味が結構きいていました。じゃがいもの甘みというよりは、マヨ感を楽しみたい時に良いかと思います。
そして具材以上に、食パンのレベルの高さに驚きました!
食パンはふわんふわんな食感で、小麦の甘みをしっかり感じられます。今度、食パン単品でも買ってみたいと思うほど美味しかったです。
クリームパン
税込150円。クリームパンもふわっふわの生地で、まるでケーキのような柔らかさ。
手で強く持つと、跡がつくほど柔らかいので、お買い上げ後も慎重に扱いましょう!
自家製カスタードクリームは優しい甘さが特徴です。
いちげベーカリーでは小さなお子様もよく来店するので、カスタードは結構甘いのかなと思っていましたが、大人の舌にも合う甘さでした。
また、カスタードはサラッとした軽い食感です。
そのため食後のデザートとしても活躍します。私はランチの後でも、シュークリームのような感覚でペロリと食べられました。
ベイクドきんとき
2022年9月購入、税込160円。
サツマイモのペースト(あん)とダイスカットがWで入ったパンです。
パンはぐるぐるの渦巻き状。割ってみると、たっぷりのサツマイモが入っています。
サツマイモの素朴な甘さ、ほっこりとした秋の味覚を感じられる、サツマイモ好きのためのパン。
先述のパンと同様、ふわっふわに柔らかい食感。
また、手触りが優しいこの感じはマシュマロを彷彿とさせます。
パン生地はミルク感たっぷりの味わいです。
おそらく、水分(牛乳)をたっぷり含んでいて、それが柔らかさにも繋がっているのかなと思いました。
りんごちゃん
2022年9月購入、税込160円。
か、かわいい・・・!!
まんまるとした姿は、まさに「りんごちゃん」と呼びたくなるフォルム。この愛らしさ、買わずにはいられません。
リンゴの枝に見立てた部分は、サクサクとしたクッキー生地。工夫が素晴らしいです。
パンの中にはシナモンと白ワインで煮たリンゴ、さらに自家製カスタードクリームが入っています。
甘さ控えめのカスタードを味わうと、シナモンのややスパイシーな風味があり、まるでアップルパイのような味わい。
リンゴのジューシーな果肉を味わうたびに、贅沢なパンを食べているという幸福感に包まれます。これが160円は、本当に良心価格。
くるみパン
2022年9月に購入。定価は200円ですが、値引コーナーにて110円でゲット!
トースターで焼くと、くるみの香ばしさがより引き立ちました。
パン生地は全粒粉ですが、その香ばしさだけでなく、ほんのりとした甘さも感じられます。
私はくるみパンは食事と一緒に食べることが多いですが、いちげベーカリーのくるみパンは、おやつとしてもパクパク食べられます。
以上、いちげベーカリーで買ったパンのご紹介でした。
まとめ
いちげベーカリーでは、毎日たくさんのパンがお出迎えしてくれます。
たとえばクリームパンやメロンパンなど、私達に馴染み深いパンが多く、お値段もリーズナブル。
ハード系のパン屋が多いこの地域で、昔ながらの柔らかいパンを買える、貴重な個人店です。
パンのサイズはやや小ぶりなので、小腹が空いた時や、いろいろなパンを食べ比べたい時にもおすすめです。
ランチとして買うなら、2~3個でちょうど良いと思います。
地域の方に愛される、素敵な町のパン屋さんです。
神楽坂商店街からも徒歩10分程度で行けますので、パン好きの方はぜひ行かれてみてください。