飯田橋でスパイスカレーを食べたい時、断然おすすめなのが「カリービト(咖喱人)」。
スパイス同士の掛け合いが素晴らしく、極上に美味しいカレーを楽しめます。
カレーの種類によっては目が覚めるほどスパイシーで、体がスパイスを欲している時にもおすすめです。
さらに小麦粉不使用、無添加なのも嬉しいポイント。
油っこさもなく胃もたれしない、でも美味しさは最高峰という至極のスパイスカレーです。
この記事では、カリービトへの行き方、メニュー、今まで食べたもの、混雑具合などを詳しくお伝えしていきます。
カリービトはこんな方におすすめ
・飯田橋で、極上に美味しいスパイスカレーを探している
・小麦粉や添加物を使用せず、胃もたれしない絶品カレーを食べてみたい
カリービトの行き方、営業時間など
飯田橋駅(A5出口)から徒歩1分の場所にあります。
飯田橋A5出口を出たら、目の前にあるアパホテルの角を右折。そのまま直進すると、左手にカリービトがあります。
住所 | 東京都千代田区飯田橋3-2-6 |
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営業時間 | 11:30~14:30 |
17:30~22:00 | |
定休日 | 土日祝 |
電話番号 | 03-6265-6960 |
店内の様子
店内はカウンター9席なので、なるべく少人数で行くのが吉。
コロナ禍において、食事中以外はマスク着用のルールがあります。
卓上には、カレー作りの説明書きがあります。これを読めばカレーをより奥深く感じることができます。
メニュー
ランチカレーは4種類で、チキン、豆、粗挽キーマ、時期限定。
時期限定カレーは公式Instagramで確認できます。
カレー1種(単品)は900円、2種は980円、3種は1200円。それぞれ好きなカレーを選べます。ルー増しは+200円。
テイクアウトの際は行列を通過して、店内のスタッフさんに声をかけます。
ディナータイムでは、カレードリア、タンドリーチキン、ポテトフライ、前菜盛り合わせが登場します。
カレーについては、ディナーでもランチと同価格なのが嬉しいですね。
入店~注文までの流れ
ランチでは、①券売機で購入→②店員さんに渡す&カレーの種類、ご飯量を選ぶという流れです。
支払いは現金のみ。5000円札は両替が必要ですので、小銭か1000円札を用意しておきましょう。
ご飯の量は細かくグラム指定できます。
「少なめ」は170gですが、私には多く感じるので、いつも150gでお願いしています。
食べたもの
ここからは、私が今まで食べたものを一部ご紹介します。
チキン&粗挽キーマ
税込980円の「2種カレー」を頂きました。好きなカレーを2つ選べます。
カリービトの代表メニューであるチキンカレー、粗挽キーマを選択。
粗挽キーマは挽肉が大きな塊状でゴロゴロ入っていて、しっかりと肉を食べている実感があります。
本当に美味しくて、次回も必ずキーマを食べたいと思いました。
チキンカレーはかなりスパイシーです。単に辛いのではなく、スパイスの掛け合いが絶妙。
アツアツなのに、鶏肉がほわっと柔らかいのも最高です。
豆腐ときくらげの中華風キーマ
2020年9月に再訪。この日も2種カレー(税込980円)を注文しました。
カレーは粗挽キーマ、時期限定「豆腐ときくらげの中華風キーマ」を選択。
豆腐とキクラゲの中華風キーマは、まず見た目の赤さに驚きました!
花椒やラー油が入っていて、シビれる辛さです。
きくらげのコリコリした食感が楽しい。
豆腐は崩れることなく形が残っていて、マスターの丁寧な調理がうかがえます。
ジャスミンライスもすごく美味しいので、たくさん食べられる方は「多め(240g)」でお願いすると良いかもしれません。※240gまでは無料。
説明によると、お米にジャスミン米をブレンドし、ターメリック、クミンなどのスパイスで味つけしているとのこと。
ご飯は硬炊きで、サラサラのスパイスカレーと非常によく合います。
根菜豆乳チキン
2020年11月に再訪。カリービトで最も豪華な「3種カレー」を注文しました(税込1200円)。
カレーは粗挽キーマ、チキン、時期限定「根菜豆乳チキン」を選択。
根菜豆乳チキンは、豆乳が入ることでコクがあり、ややマイルドな味わい。かと思えば、後からしっかりスパイスが追いかけてきます。
優しい口当たりと、スパイスのしびれが見事に共存していました。
牛肉サグ
2020年12月に訪問。2種カレー(税込980円)を注文。
選んだカレーは、粗挽キーマ、時期限定「牛肉サグ」。
牛肉サグはキリッとしたスパイスと、ほうれん草のマイルドな甘さが絶妙に合います。
牛肉のしっかりした食べ応えがあり、空腹がフルに充電されました。
年末ミールス
カリービトは平日のみの営業ですが、年末に特別営業しています。普段平日に行けない方も、この年末営業はチャンスです!
※2020年、21年ともに12月30日に営業。
年末営業では、一年の締めくくりにふさわしい、スペシャルプレートを楽しめます。
私は2020年の年末営業に行き、「令和2年カリービト海物語ミールス」(税込2500円)を頂きました。
内容は、渡り蟹タマリンドカレー、帆立クリーミーカレー、かぶのダール、牡蠣アチャール、りんごアチャール、キャベツ、ちぢみほうれん草。
帆立クリーミーカレーは、マイルドの中にも痺れる辛さあり!
普段のカリービト以上にゴージャスな内容で、大満足の年越しになりました。
和風バターチキン
2022年3月に訪問。1種カレー(900円)を注文、時期限定「和風バターチキン」を選択。
インドカレー店のバターチキンは、甘くてコッテリしていることが多いですが、カリービトのはあっさりと軽いタイプ。
まさに大人向けのバターチキンで、胃もたれもしません。
私史上、最高に美味しいバターチキンと言っても過言ではありません。
バターチキンと和風出汁、相性抜群!
説明によると、どんこ、鰹節、麺つゆなどで和風にアレンジし、スターアニス、フェヌグリークなどのスパイスで甘い香りを付けているそう。
バターチキンのこっくりしたコクや甘み、その中に鰹出汁の風味をほんのり感じました。
菜の花ポークアチャーリー
2020年4月の時期限定。大きな豚挽肉がたっぷりで、食べ応え満点!
菜の花はトロトロに煮込まれ、春の訪れを感じます。
最初は辛さを感じますが、フルーツピクルスにより、後からスッキリ爽やかな味わいに変化。
他のカレーとは違い、アロマのような独特な香辛料を感じました。
かぼちゃのフムス
200円。フムスとは、ひよこ豆をペーストにした中東料理。
他の方はカレーに混ぜて召し上がっていましたが、かぼちゃフムス自体が美味しくて、そのままパクパク食べてしまいました。
フムスは12:40時点でラスト2個だったので、狙うなら早い時間に行くのが吉。
かぼちゃとインゲンのココナッツ
テイクアウトは格安で、2種カレーは税込800円。ジャスミンライス、半熟卵、柴漬けも付きます。
今回はチキンカレーと、2022年9月の時期限定「カボチャとインゲンのココナッツカレー」を選びました。
かぼちゃインゲンココナッツは、お肉や魚の入らないベジカレーです。
スプーンを入れてみると、ゴロッと大きなかぼちゃが入っています。
ねっとりとホクホクした食感は、かぼちゃ好きにはたまらない。
カシューナッツやココナッツミルクのコクが、かぼちゃの甘さとベストマッチ。
ひよこ豆や赤インゲン豆も入っていて、たんぱく質もしっかり補給。
カリービトファンとしては、かぼちゃとインゲンのココナッツカレーは新感覚の食感でした!
カリービトといえば、シャバシャバ系のカレーが基本かと思います。
しかしこちらは、かぼちゃの一部がルゥに溶け、ぽってりとした食感のカレーになっていました。
カレーに使われている「メース」というスパイスは、甘い香りと上品な風味が特徴です。
メースの効果か、カレーは全体的に辛さ控えめで、素材のナチュラルな甘さが主体となっていました。
以上、カリービトのご紹介でした。
ボリュームはどれくらい?
店内版のボリューム感については、私の感覚では以下の通りです。
そんなにお腹すいてない時
→カレー1種、ご飯100~130gでOK
普通にお腹すいてる時(私のベスト)
→カレー2種、ご飯150gで腹八分目
空腹度MAX
→ カレー3種、ご飯150gで腹八分目
もちろん、カレーの個数やご飯量によりボリュームは変わるので、空腹具合で調整したり、フムスなどの小鉢を追加したりすると良いでしょう。
テイクアウトについては、店内版よりもボリュームは控えめです。
そのため、空腹なら「カレー3種」がおすすめ。
店内版には付くアチャールが無いのと、カレーの容器が小さめなので、あまり空腹でなくても、カレー2種ペロリと食べられました。
混雑具合、提供時間
一巡目で入りたいなら、遅くても開店10分前(11:20)には待機しましょう。
オープンの11:30に行っても、一巡目で入れないこともあります。
また、お客さんが回転し始める12:30前後や、大雨の日はすぐ入れることがあります。
以下、私が行った時の混雑状況です。
●開店時刻11:30に到着、一巡目で入れず。10分待って入店。
●開店5分前に到着、前に3名。開店と同時に満席。
●12:40(晴れ&雨天)、待ちなしで入店。空席2席。
●13:00(晴れ)、前に7名。15分待って入店。退店13:37には4名の並び。
●14:10(晴れ)、店内に1名のみ。
カレーの提供時間は、その時の状況によって異なり、大体5分~15分です。
カウンターから見たところ、3皿ずつ調理しているようです。そのため、タイミングによっては(自分がちょうど4皿目のタイミングだと)15分ほど待つことがあります。
まとめ
カリービトでは絶対的に美味しいスパイスカレーを味わえます。
そのため、私は飯田橋でスパイスカレーを食べる時、カリービトを最優先にしています。
毎年食べログ百名店に選ばれるほどの実力店であり、全国からカレーファンも来るそうです。
遅い時間でも常に行列していますが、カレー好きなら並んででも食べるべき逸品です。
また、小麦粉不使用、無添加であり、胃もたれしないのも嬉しいポイント。
他のカレー屋さんでは、胃もたれしてしまうことが多いのですが、カリービトではありません。
お値段もリーズナブルで、非の打ち所がないスパイスカレー店です。ぜひ行かれてみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。